Rスズキの毎日が大食い

おいしいものと食べることが好き。マンガもね。

スティール・ボール・ラン#7感想

2005年10月19日 | マンガ
ウルジャン11月号発売。

「スティール・ボール・ラン#7」今回は恐竜ディオ様を操る黒幕の登場。ちょっと顔が荒木先生ご本人を思わせるんですが、関係ないですか。キリストの遺体を集め「真の力(パワー)と『永遠の王国』を手にすることができるッ!」のが目的だそうである。そんなやつに遺体を渡すわけにはいきません!自ら恐竜化することでジャンプするジョニィ、身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ。おかげでジャイロが助かりました。目玉が一個シュルシュルシュと顔に入っていきましたぞ。しかし二個の目玉のうち一個だけでもレントゲンさながらの透視能力を得ているんですから、二個揃ったらどんなものが見えるのか。恐竜の骨も美しいですね。とか何とか言ってたら、フェルディナンド博士ここでクーガーに食われてあっけなく遺体争奪戦脱落。
遺体集めにうつつを抜かしているのかと思ったら、ラストにはちゃんとレースに戻っていました。そういえば順位どうなってるんだ。

少女漫画家の末次由紀さんのトレース疑惑がニュースになっていて、講談社は早々に絶版を決めたそうだ。そんなことしてたらほかにもいっぱい出てきて収拾つかないんじゃないだろうか。この方の場合、HPで「締め切りに追われてスラムダンクそのまま写して描いちゃいました。すみません」と告白しているのがだめだったんでしょうな。もともとあまり絵がうまくなさそうだし、実力のないのをカバーしようと易きに走ったとそしられても、可哀想ではありますがしょうがない。
まるっきり何も見ないで描くのも難しいはなしで、多少アレンジして描けばOK?
荒木先生にしても昔はヴォーグのポーズやデザインをそのまま描いてたりしてたんだけどね。スタンドにフランスの漫画のキャラぱくったりもしてます。井上雄彦氏の「スラムダンク」にしたって何も見ずに書いていたんじゃあるまいし、NBAの写真を見て書いてるのかトレースしたのか参考にしてるのかとにかくよく似てます。かつて不肖宮嶋も自分の写真がまんま「月下の棋士」の背景になっていた!と憤慨したりしてました。写真も使うんなら断らなきゃいけない時代ですよね。
漫画家・末次由紀氏 盗用(盗作)検証

週刊プレイボーイの本の紹介ページ、今週は空知英秋にインタビューしている。
主役の銀さんは「自分がウジウジした性格なので、いい加減に生きられたらいいなあと思って。今の時代あんなのが求められてるんじゃないかと」、セリフが面白いと言う意見に対して「普段からあんな感じでしゃべっているのであんまり意識していないです。学生時代はいつもみんなで面白いことを言ってやろうとしていた。今思うとバカでした。ギャグもシリアスも締め切りぎりぎりまで真剣に考えてます」、プレイボーイは読んでますか「しばらく離れてたんですが、このインタビューをうけるにあたって、担当から幾つかもらいました。でも袋とじがみんな開けられていたんで、ちょっとイラッときました」最後に「エロはないけど下ネタはあるんで、皆さん読んでください」(立ち読みにつきうろおぼえ)