Rスズキの毎日が大食い

おいしいものと食べることが好き。マンガもね。

少年ジャンプ19号感想

2007年04月11日 | マンガ
「銀魂」沖田が副長の座を狙っているというのは本当だった?!そう見せておいてじつは土方副長の復権を手助けしたりするんじゃなかろうか。副長があんたでないと倒す気がしねえとかいって。
土方さんの過激なオタクッぷりはお見事ですが、これは元々持っていた素質というものかもしれません。あの妖刀のせいで明るみに出ただけではないかと思うのですがどうでしょう。きっと後々まで後遺症が出てきてこまるんでしょうなあ。いまからその姿が目に浮かびます。そして山崎は死んでしまうのか?

「リボーン」こりゃまたリボーン新章突入ですね。今度は散り散りになった仲間を集めるんだそうです。てっきりイタリアかと思った舞台が並盛中学の地下だったというのにびっくりしました。

「アイシールド21」いままで足が速いだけだったセナがバンプのガードも覚えましたよ。今頃気がついたのかよって気もしないではないですが。

「アスクレピオス」内水先生の読みきりです。おはなしはいつものパターンどおりというか、流れ者が村にやってきて不幸な娘を救って立ち去るというものでした。
アスクレピオスはギリシア神話に登場する人物で死んだ人も生き返らせることが出来る名医だそうです。死後は神となり、医術の象徴として知られています。
16世紀に解剖学者ヴェルサリウスが自らの手で死体を解剖し、精緻な絵で表すまで人間の体の中がどうなっているのか知られていなかったのでした。死体の解剖ができてもなお外科手術はまだできなかったのでございます。手術をしたら患者は痛みでショック死するか、うまくいったとしても傷が化膿して敗血症などで死ぬのが普通でした。19世紀半ば麻酔法と消毒法が確立するまで、手術することはバクチだったといってもいいでしょう。そのころ医者は手を洗うこともしなかったんだから病院で感染するのも当然で、昔はお産はおうちでするほうが安全だったのです。
中世の医療に現代の要素を持ち込んだらまるでタイムスリップしたかのような具合で、主人公のアスクレピオスは奇跡のメスをふるって患者を救うのでした。反則のような「神の眼」の業によりブラックジャック並みの活躍が期待できます。もう連載前提のアンケートの内容が書かれていたので近いうちに本誌登場かもしれませんね。

「サムライうさぎ」ナナ菜を使ってお酒を造るというアイデアで村を救うということで万事解決です。ただ、アルコール発酵するには糖分ないし澱粉質が必要なはずで、根っこや種子でもないと蓄えていないと思われます。葉っぱでアルコール発酵は難しいだろうなあと思うのでした。で、今週は元気な志乃ちゃんがでてきたのでよかったです。

「とらぶる」ララパパ登場。なぜか子供の姿です。何か呪われてるのではあるまいか。いや、スカートめくりと乳もみをするのにさすがに大人の姿では出来ないから変身してやりたい放題なのか。テニスでとんでもない力を発揮するのですが、毎週それをはるかに上回るスーパーなテニス漫画が連載されているので、これくらいのことでは驚かないのでした。

「ネウロ」犯人は「七光りが足りないよぉ」と叫ぶゴローちゃんでした。七光りがあればこそ映画の監督も出来たんだろうに。最後の見開きが「絶望先生」チックでした。長嶋一茂、夏目房之介、山村紅葉、君島明(十和子)、北野井子、林家正蔵、高橋真麻であってる?笑えない二代目の落語家なんて一杯いるからちょっとわかりませんね~。
今週のヤコちゃんの好物は「宇宙日本食」。ディスカバリーで野口さんが食べたカップヌードルは有名ですが、あれって入手できるのでしょか?

「バレーボール使い郷田剛」漫画の中に自分の漫画が出てくるメタなつくりは持ち味ですかね。なんだか判らないけど漫画に出てくる風紀委員というのは異常な権力を持ってますね。結局前園君も仲間になっちゃったみたいで楽しく読めます。