Rスズキの毎日が大食い

おいしいものと食べることが好き。マンガもね。

ビッグコミックオリジナル9号感想

2007年04月21日 | マンガ
「岳」大学の新入生が父親の好きだった山登りを通して自らの非力を知るといったところ。すでに岳がスタンバイしているので、雪渓を滑落しても大丈夫だろうねえ。

「弁護士のくず」長編の割りにあまり盛り上がりがなかったみたい。むかし実母が死に、今になって父が自殺、それを追うように祖父が死亡、残されたヨメは小夜ちゃんを迎え入れてお家を相続・・・という難しいシチュエーションがなければ成り立たない遺産相続話なのでした。これ難しいって。

「蔵人」いよいよ酒造りです。しかしアル添の酒を大幅に減らしたので社長はお怒りモードです。せっちゃんが社長においしい純米酒を飲ませて説得にかかります。そころが酒の味より、せっちゃんがヨメに欲しいと言い出す社長さんでした。クロードも「モチロン」なんていってないではっきりしないか。

「アレルヤ」女を出してはいけないとか大仰に言うのでどんな音かと思えば体をくねくねさせて引くだけなのかと拍子抜けでした。なんじゃいな。そして有馬の演奏の前には心を乱すようなヤジが飛ぶのでした。

「あんどーなつ」この漫画のひとたちは有名な「饅頭怖い」の落語を知らないということになってます。それはまたビックリな・・・。最後にチョウチョですよ、虫が止まった饅頭はまずそうな気がしますが、この漫画にはそんな常識は通用しないのかもしれません。モンシロチョウはシロツメクサなどの花の蜜を吸い、幼虫はキャベツなどアブラナ科を食草にしております。キャベツ畑にモンシロチョウがいるのは卵を産み付けるためです。いくら満月堂の饅頭がうまいからと言って饅頭に寄ってくるものでしょうか。