釣り吉が止まりません。
9日(土)は朝2時に出発。意識朦朧の な を連れもって芦有から有馬を抜け、
中国自動車道へ。吉川で舞鶴自動車道に乗って、綾部から京都縦貫の終点、
宮津についたときは、4時30分を少し回っていた。
そのとき会社の先輩からTELがあり、運転手である会社のK山くん、
前回の淡路島に続いて、寝坊。
まだ六甲だということで、僕たちは先を急ぎ、現地集合となった。
地図も持たずに初めての場所。会社の友人の口頭での説明だけを頼りに、
宮津から由良川方向に車を進め、とある場所で左折。そのまま道なりに進み、
また左折。そのうちに道幅が狭くなり、みるみるうちに、車一台通るのが
やっとという山道になる・・・不安がよぎりながらも、真っ暗な野道を進むこと
数分。聞いていた場所らしきところを発見。ヘットランプつけて降りていくと、
たしかに写真で見せてもらった場所だ。。。
とりあえず、必要なものをもって浜に下り、すぐにセッティング。
まだ日の出まえの、かなりいい雰囲気。大潮で爆釣モードの予感が
そこらじゅうにただよっていた。
第一投。
な の仕掛けを作ってあげたところで、自分の竿を上げると、エサ無し。
・・・これはエサトリがいそう・・・
案の定、その後アタリはあるがハリに乗らないか、ミニハゲ、ベラ、ガッチョ、
そしてフグ、フグ、フグ。。。
そうこうしているうちに、な が投げ釣りの第一投。
ボシャ~ッン!!!
というけたたましい音と共に、仕掛けが浜から10mくらいのところに、
超ライナーで突入。ゲラゲラ笑いながら見ていると、な、なんと、
キスがついてるっ!そんなバカなーと思いながらも、連続して な が
投入する超近距離で、ピンギスではあるものの、釣れる、釣れる。
あわてて自分も近投げに切り替えると、ブルッとアタリ。
OK-----と機嫌よくリールを巻き上げると、フグやんけー!
朝は、な が完全勝利。
そいったところに、会社の先輩と同僚が現れた。
先輩は自分でひきちぎったとしか思えないようなVネックの形にひらいた
ボロボロのTシャツに短パン。同僚はへんなストライプTシャツに麦藁帽子。
麦藁帽子は、もくもくと仕掛けを作り、な の横で第一投。
引き釣りあげると20cm越えの立派なキスがついてた。
彼は、これが当然、といったような自信たっぷりな笑みを浮かべながら、
第2投、3投、4投、5投・・・・あれっ。全然あとが続かない。
そして、反対側に位置した先輩は、第一投。根掛かり。苦戦。
ミニガッチョにチャリコ。やっとキスがあがったと思ったら、なんと「エソ」。
愕然としながら釣れないモードに突入。
横目で見ながら遠投したサオにアタリが。ブルルンっ。
これはもしや、とあがってきたのは立派なキス。
しかし、あと続かず・・・
そのうちに、麦藁帽子が、ゴムボートを膨らまし始める。
先輩と一緒に、仕掛けとエサもって出艇。意気揚々としている姿がほほえましい。
浜の端から端まで、何回も往復しながら釣ってる?
彼らがゆらゆらしている間に、ついに「爆釣モード」突入。
岸からほんの2-3mのところにピンギスの嵐。
2本針で、投げると毎回ダブル。ダブル。ダブル。
見る見るうちに、クーラーがキスで埋まっていった。
二人で、たぶん50匹はくだらない。
体長わずか10cmに満たないピンギスくん。
これじゃまるで、幼児虐待だ、といわれながらも、めちゃめちゃ美味しいの
わかってるから全部キープ!!!!
そして昼過ぎに、くたくたになったボートの二人が帰ってきた。
釣果を聞くと、なんと、キスは0匹!!!!! アジ少々。
なんとトホホなボートトリップだったそうだ。。。
その間、僕らの釣果を見せてあげると、ほんとうに悔しそうだった!(^^)
波打ち際で、麦藁帽子とキスを捌き始める。
この日は、想定外の真夏の太陽がサンサンと照りつけてて、
30分くらい捌いていると、だんだん気分が悪くなってきた。
くらーっと来て、ちょっと動くと心臓がバクバク状態。
・・・・ちょっとヤバイ、と思いながら、なんとかキスを捌き終えたころには、
もう立ってることもやっとの状態。
その後、な と麦わらくんがテンプラを作ってくれた。
それはもう、絶品!
めちゃめちゃうまいのに、気分悪くて食べれない・・・これまたトホホだ。
その後、浜にできた木陰でみな昼寝。
しかし、ここの浜は景色が最高にいい。
ただ、打ち上げられたゴミや打ち捨てられたゴミが激しくて、なさけない。
打ち上げられたゴミには、韓国や中国から流れ着いたらしいものもたくさんあった。
それらはしかたないとしても、ごみを打ち捨てる輩は信じられん!!!
せっかくの絶景が台無し。ちょっと歩けば、ちゃんとゴミ箱もあるのにー!
日が傾き始めたころに、再度家に持って帰る用にと、もう少しキスを追加。
夕方5時ごろ、納竿。
さぁ、そのころになると、熱中症の記憶が表層化。
心臓バクバク、フラフラ状態。しゃべるのもキツイ。
嗚呼。という状態で片づけをして、会社の人たちにバイバイし、帰途に着いた。
全編、な に運転をお願いし、途中のPAで「ラーメン」を食べた。
これが、超絶的にウマかった。というか、きっとおなかがすいていたのでしょう。
二人とも、かなり元気が戻ってきた。さすが「味の素」パワーだ。
家についたのは午後9時過ぎ。
フラフラながらも、釣ったキスを捌くだけ捌いて、本日終了。
日本海はやっぱりきれい、で、自分の体力がとても衰えた、
でもキスはおいしひ。と実感した釣りトリップでした。
それでも、またいきたいなぁ。