釣れた瞬間「サバ折り」を実行。
ハラワタも取り除いてもって帰ってきたので超新鮮。
きれいに3枚におろしましたが、とにかく臭みも臭いも全然しない!
1匹分はその夜に塩焼きでいただきました。
よく口にするノルウェー産のメタボサバに比べて、アッサリした食感。
でも、「ザ・日本の魚」という感じで、実に美味しいのです!
そして、残りは な が「〆鯖」に挑戦!!!
これがちょっと曲者で、作り方は千差万別。
普通は塩で〆て水分を取り、そのあと酢で〆ます。
WEBで探すと、中には「砂糖」で〆る人もいてました。
なんでも、砂糖の分子が塩より大きいので、身にはしみこまず甘くもならないそう。
とにかく、あるサイトでの紹介にしたがって、塩をてんこ盛り。
3時間くらい冷蔵庫で〆ます。
・・・
そろそろ酢に移ろうかとしたときに、ほとんど酢が無い事が発覚。
とりあえず、サバの塩を水で洗い流し、ちょっと味見してみる・・・・
う”、辛っ!”
そうです、浸透しないと思ってたのに、すんげぇ塩っからい!!!!
それでも、タッパに入れて少ない酢をかけ、砂糖をたっぷり入れて、
また冷蔵庫へ。
・・・・
どのくらいたったでしょうか。一度取り出して味見・・・・
んんんんんんぅんん。。。
しょっぱい。。。
多分、酢の絶対量が足りないのでは、と夜11時閉店間際のコープに駆け込み、酢を調達。
さて、ここから な 寝ずの番。
***
翌朝、気になったのでWEBでいろいろ見てると・・・でてきました。。。。
「アニサキス」
そうです。サバやサンマなどの魚についてる、き、寄生虫です。
通常は腸などに寄生してるらしく、釣った後鮮度が落ちてくると、
この寄生虫、宿主の内臓から、身のほうへ移動するらしい・・
一応、釣ったときすぐにサバ折り&内臓エラ出ししたのだが、、、、
ちょっと心配。
塩や酢では死なないらしい。
・焼いたり、煮たり火を入れれば死ぬ。60度ぐらいで死ぬ。
・凍らしても死ぬ。でも家庭の冷凍庫あたりでは死なない -20度ぐらいで死ぬ。
・食べるときようく咀嚼して物理的に殺すのもあり。
・捌く時にタタキなどにして物理的に殺す。
・お酢や胃液、塩では死なない。
な は一生懸命に「鯖寿司」を作って、只今冷蔵庫でラップに包まってる状態。
むげにすることもできず、かといってこの情報を無視することもできず・・・
***
でも結局、夜にいただきました。
それが、なんと!!!!!!
超絶に美味しいのですっ!!!!!!
もう、今まで釣ってきた魚の中で、一番の美味しさといっても過言ではありません。
もう、寄生虫、どうでもいいやぁ・・と内心ビビリつつも、モグモグ食べました。
いやぁ、心配してた塩辛さとかもなくて、上質な、
お寿司屋さんでもなかなか出せない!?くらいのいい塩梅に仕上がってました。
半身の一部を炙りにしていただくと、これもまた絶妙な美味しさがお口の中にひろがーるよー。
とにかく、淡路(明石海峡のそば)のサバ。
まことに、美味しくいただきました。
***
明け方に釣れたタチウオは、翌日のお昼のパスタに、
そして、ウルメイワシ達は自家製のオイルサーディーンに。