「乙女の教室」
美輪明宏著書
「MORE」2006/1~2008/5まで連載されたエッセイを単行本にまとめた本です。
素敵なレディーになるためのバイブルのような、思わずうなずいてしまう本。
読み易くて、いつでも気になる箇所を読み直して自己啓発できる。
思いやりにあふれた内容です。
今の日本に忘れられようとしている日本女性の「奥ゆかしさ」が心にしみる思いです。
謙虚で遠慮深く、相手を思いやる優しい心が「奥ゆかしさ」であり
気品ある淑女を思わせる日本女性の最上の美意識かも知れません。
そんな奥ゆかしい素敵な女性は、希少価値になってしまいましたね。
奥ゆかしさが死語になってしまわぬように…と著書の中にありました。
恋愛って?
好きになれば「あばたもえくぼ」ですね。。。(^。^)y-.。o○
恋は自分本意な想い。
愛は相手本位の想い。
最初は恋する思いから、恋が進むと、愛になり、愛が進むと、無償の愛に変わっていきます。
何となく分かる感覚があります。
心から本当に好きになった人、お互いが志を高くもって、相手の幸せを願える自分になれる時。
相手から、何も望まない与えるだけの愛が無償の愛。
親が子供を思うような大きな愛のようなもの。
「あーん。。。あの人に逢いたいなぁ~」と想うのは恋ですね (#^.^#)
無償の愛は私にとって目標ですが、
やっぱり恋していたいなぁ~と思う私です。
そして、人は、生まれも育った環境も すべて違う。
例えば、タンポポ!
野原で自由に雨風に耐えながらたくましく、優しく可愛い花。
素朴、健気、明るい、陽気、可愛い、親しみを感じます。
バラは!
温室育ちで、肥料を与えられて、至れり尽くせり、優雅な気品に満ちたゴージャスな花。
華奢、わがまま、優雅、高貴な香り、贅沢、美しい花。
人それぞれ、人もその人の身の丈に合う育て方をしないと、育たないのですよね。
色々な経験を積みながら、失敗しながら、
何でもいいから、誰にも負けない自分だけの特技のようなもの。
これを身に付けていくことが知的な人になれるとあります。
私も自分の好きなこと、得意なこと、それを引き出してくれる救世主に巡り合うまで
相当の時間が掛かりました。
多分、30代半ば~40代半ばに人生の分岐点があったと思います。
後になってみると、自分の人生の秘密が良く分かるようになります。
素直に自分の人生を受け入れる勇気と覚悟があれば、運は味方しますよ(^。^)
耳を澄まして自分の中にあるものと会話する。
そうすると必ず何かの形で、きっかけがあり、目の前に答えが届きます。
それをキャッチできるかできないかは、素直な気持ちでいるかどうかなのですよ…
人と人との出会いには必ず意味があって、偶然ではなく必然なんですよね。
江原さんや美輪さんが良くおっしゃっていますが…(^-^)
5,6年前に、私がとても疲れ切った顔で、体を引きずるように歩いていると…
目の前に友達が!
「チャコちゃんじゃないのかと思った」「だめだよ!そんなに疲れた顔してちゃ!」
と言われたことがあり、またその時のショップで一緒に働いているスタッフからも
「店長を見てると、とても大変そう!」「だから店長にはなりたくないなぁ。。。」と
「ハッとしました」目から鱗が落ちる瞬間でした。
そうなんです。
「店長みたいな店長になりたい!」と言われるようにならなければ…
と気づきました。
それより以前の会社では本当に楽しくてみんなと仲良く頑張れていたのに…
会社が変わったり、環境が変わったり、自分が変わってしまったり、
色々場面は違っても、結局は自分の課題をクリアーしていないから、
何度も同じ試練が巡っていたのです。
違うようで同じ試練、そんな経験の繰り返しの中で気づきました。
そして今やっと、目標は!
私のような店長、人になりたい!
と言って頂けるようになりました。
ANNALUNA、PROUDOFのスタッフに感謝です(^^)/
ありがとう。
ゆっくり味わって思い起こすと、ジーンと熱いものが湧きあがってきます。
自分で言うのは簡単ですが、他人から私への尊敬の言葉を聞けるのは本当に嬉しいことです。
40代後半になって、やっと一つ、自分の思いを叶えられました。
もっと早くそうならなければいけないのですが、早くても遅くても
人生諦めないで頑張っていれば、必ず分かってくれる時が来ますよね。