12月8日木曜日、市川のSYUN-ICHI MIYOSHI Galleryへ。武蔵野線、乗り慣れてはいる。がやはり液晶または電光表示がないのには慣れない。何回乗っても次の駅がわからず、うっかり車内アナウンスを聞き損ねると不安で仕方ない。ましてやいつも降りない駅だし。
客席と演奏者がとても近く、アットホームで生音が気持ちいい。お目当ては紅さんのヴィオラ。文さんは初めてだが、いまどき珍しくきれいな日本語で丁寧に歌う。伊藤さんのギターは言わずもがなだし。ヴィオラと歌がとてもよく合っている。フィドルじゃだめだな。フェアリードクターのときも思ったけど、ヴィオラはどんな楽器とでも合うような気がする。やっぱりいいなー、ヴィオラ。誰かやってよ~。フィドラーはやたらいるのに。でもこれって音楽を勉強したこともないクラシックも知らない私だから平気で言えちゃうんだろうな、きっと。
1部が終わるとお茶タイム。みんなでお菓子付き休憩。これも初めて。まさにホームコンサート。
レコーディング裏話も面白い。歌なしでギターとヴィオラ、ギターソロも。デリケートな生音なので、シャッター音が気になってどうしても写真撮るのを遠慮してしまう。失敗しても2度3度撮り直せない。自分でもうるさいと思うし。慎重に一発勝負と思って撮ってもうまくいかないとがっかりする。まだまだだなぁ。
最後のあじさいは文さんのオリジナル。涙出そうになった。
3人の演奏を聴いて基礎というかちゃんと音楽を勉強した人の強みを感じた。 トライトニカ、名前通り3人がそれぞれちゃんと存在感を出しながら、人の邪魔はしない。どれも主張しすぎることはない絶妙なアンサンブル。歌もギターもヴィオラもほんとに気持ちいいなー。いつかこんな演奏できるかな…。
余談。帰りの電車で聴きに来ていた紅さんの生徒さんと一緒になり、カメラマンだと思ったと言われた。確かに最近カメラはよく持ち歩くけど、ただ撮るだけなので職業には向かない。もっといろんな機能を使いこなせたら胸張れるのに。