先週自転車を走らせていたところ、曲がり角で小学生の目の前で すってんころりん致しました、福が無い1年の有福が本日の刺客でございます。この場合は福が無いのではなく単なる注意不足であることをAIより早く学習したいです。
雨がしとしと降り今一つ元気のない天気の中、本日も元気に全体練習が行われました。
先々週の土曜日と同じく、50m×4、IMOのタイムトライアルが行われました。折角ですので、全員の結果を一挙大公開!
今回も2年の坂本康輔さんが全種目1位を獲得いたしました。僕個人と致しましては、専門のBrくらいは勝ちたかったので無念です。またの機会があればあと2秒速く泳いで圧勝します。他種目は知らん
サークルが伸びたこともあり、前回と比較して記録が向上した選手が大半でした。しかし、問題は、前回に比べてよいパフォーマンスができたかどうかです。
前回から今回まで2週間期間がありました。泳ぎを理想の形に変化できたか?ピッチを早くできたか?ストローク数を減らせたか?前回は苦しかった局面で粘ることができたか?
過去と同じ練習を行う時ほど自分の成長を実感できる機会はありません。もし何も変わらなかったように感じたのであれば、それは2週間ただ漠然と泳いでいただけかもしれません。また、自分のタイムだけを見て泳ぎの良し悪しを判断するのは、その原因が分かっていないため、いわゆる「試合でのタイムと感覚のずれ」の原因になりやすいです。
これらを防ぐために、練習を行った日は、例え調子が悪くても、フォーム面や精神面、何か1つだけ、些細な事でもいいので、前回よりどこが良かったのか、またなぜ良くなったのか、を言うことができるようにするといいでしょう。ちなみに僕は一昨日も自転車をこいでいて、高校生の目の前で すってんころりん致したのですが、転んだ僕を見ていた人物の年齢が上がっていた為メンタルが前回よりも非常に強くなりました。嘘です消えたいです。反省無き者に明日は無い。福も無い。
他の部員の方が自身の目標について書いていらっしゃるので、それに倣い僕の個人的なお話が続きますが、気が向きましたらそのまま下にスクロールお願いします。1回でぶち込みすぎです。僕の作るメニューのようです。構わず続けますが。
※最後まで書き上げた後に自分で見返してみたら、やや重すぎました。練習前の捕食ぐらい軽めに読むか飛ばすかお願いします。てへ
結論から申し上げますと、僕は「自分より遥かに強い人に勝ちたい」です。
これはラーメン好きな某先輩とお話したことと、10/4の徳原陸先輩のブログを読んだことに起因しています。
陸先輩のブログには、東部決勝進出という目標と共に、「大学から力をつけても、十分に戦えるということを示したい‼」と力強く記されていました。
(り、陸先輩ー!)
陸先輩は、自分では東部決勝はまだ遠いと言いつつも、その舞台に手が届くよう頑張りたいと宣言していました。100mで8秒、200mで18秒を埋める。水泳選手なら、誰でもこれがすごく難しいことは百も承知だと思います。それを、埋める。自分より強い東部決勝という舞台に果敢に挑もうとしています。
それに対して、自分は一体どうなんだ?と思いました。
無謀だと思える目標に、1度でも挑んだことがあったか?
有難いことに、こんな僕でも、ほかの方が僕の泳ぎを見て、頑張ったね、凄いね、と評価してもらうことがあります。とてもうれしいです。
でも、僕の中では、できる範囲のレベルを目標に立てて、それを達成したに過ぎないのです。
全国公での200mBrの0.2秒のベストも、大ベストを出すために必死に必死に必死に考えて泳ぎを変えて出したタイムではなく、実力を落とさないように最小限練習をやって出たタイムに過ぎないのです。言うならば無難。現状維持。なんなら努力らしくないです。
今までの水泳人生も、自己ベストが殆ど一緒の相手には勝つことができるし、決勝進出を狙って達成することができたこともあるけど、自分より何秒も速いライバルを打ち倒そうだとか、表彰台の真ん中に乗ろうだとか、そんな気概が少しでも自分にあったかと問われれば、正直答えはNOです。Oh…
(16人リレー楽しかったなぁ)
今まで人並みにそこそこ練習を続けてはいたので、今のままでそこそこに現状維持していれば、一部の大会で決勝に残れたり、同じレベルのライバルに競り勝ったりして、先輩や同期に恵まれ普通のスイマーにしてはそこそこ充実している水泳人生をおそらく送れるとは思います。
でも、今の自分に必要なのは、自分より遥かに強いものに勝つ気概です。
自分より遥かに高い壁に挑むこと、今の僕はとても怖いです。
死に物狂いでやってもベストは出ないかもしれない。
思い通りに伸びなくて余計に苦しみ悩むかもしれない。
才能と努力の差を目の前に突き付けられ絶望するかもしれない。
失敗して、自分の手には何も残らないかもしれない。
でも、さり気なく避け続けてきた壁とか人との差とか努力とかに、そろそろ向き合います。
インカレに出ます。今まで1度も勝てなかった相手に圧勝します。
自分はやればできる子なんだって認めてあげられる人間になります。
自分より強い人に勝つためには、その人より積み重ねる必要があります。並では勝てません。つまり並を超えた強い人間にならなければなりません。勝ちたい人。勝ちたいもの。今まで努力から逃げ続けてきたのでいきなりできるかどうか定かではありませんが、限界だなんて言わないで、それらのことを頭にいつもいつも思い浮かべながら、自分より遥かに高い壁に向かって挑み続けます。
半年後、1年後に、水泳を頑張っている人以外の皆にも認めてもらえるように。
(最高の舞台で、みんなの前で活躍したい!)
陸先輩だけでなく、デカい目標に向かって努力している部員が千葉大水泳部にはたくさんいます。
僕は難しいことがあまり出来ないですが、練習の心構えや態度という面で、皆を引っ張っていきます。練習係もまだまだ慣れていませんが、みんなが練習の後に「きついけど楽しかったな!」って言ってもらえるようなメニューを考えていきたい所存です。たくさん迷惑をかけてますが、よろしくお願いいたします。
柄になく長くなりましたので、最後に1つおやじギャグ。
「有福は、自分に福が無いことに不服がない!」
…うーん,今度は読者の前で すってんころりん。