ノアの小窓から

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クリスマス曲 もろびとこぞりて 

2020年12月16日 | クリスマス

クリスマス賛美歌 

 お詫び昨日の記事の初出の時、クリスマス行事の日程の日付が書かれていませんでした。気づいてすぐに書きたしましたが、お詫びを申し上げます。

 

「もろびとこぞりて」

 

 私が生まれて初めて聞いた賛美歌です。四歳くらいだったか。近所の集会所にキリスト教の日曜学校ができました。昭和20年代半ば、神戸とはいえ、西の端っこ垂水区の田舎町でした。近くに幼稚園もなく、どこの家にもテレビもない時代です。子どもたちがおおぜい集まっていました。

 何か月か経ってクリスマスになり、生まれて初めてクリスマスツリーを見ました。オルガンの伴奏に合わせて賛美歌を歌い、神様のお話を聞きました。多分、イエス様のご降誕の話だったのでしょう。マリア様、イエス様、飼い葉おけ、羊飼いといった言葉が記憶に残っています。

 話して下さったのは灰色の服を着た女性たちですが、それがカトリックの修道女だなんて、もちろん知りませんでした。まもなく、集会所は取り壊され、日曜学校もなくなりました。

 その後も、「もろびとこぞりて」「きよしこの夜」は、よく歌っていました。「しゅはきませり」のリズムが面白かったのでしょう。

 

 その意味の重さを知ったのは、それからはるか、半世紀も経てからでした。

 

 

クリスマス曲 もろびとこぞりて 歌 歌詞付き

 

 

もろびとこぞりて(男声四重唱)

 

 

🔱 🔱 🔱

 

 

 

 

フリー百科事典Wikipediaより

もろびとこぞりて歌詞

日本基督教団讃美歌委員会編 「讃美歌」(1954年刊)112番に準拠、一部漢字化。

諸人(もろびと)こぞりて 迎えまつれ
久しく待ちにし 主は来ませり
主は来ませり 主は、主は来ませり
悪魔のひとやを 打ち砕きて
捕虜(とりこ)をはなつと 主は来ませり
主は来ませり 主は、主は来ませり
この世の闇路(やみじ)を 照らしたもう
妙なる光の 主は来ませり
主は来ませり 主は、主は来ませり
萎(しぼ)める心の 花を咲かせ
恵みの露(つゆ)置く 主は来ませり
主は来ませり 主は、主は来ませり
平和の君なる 御子を迎え
救いの主とぞ 誉め称えよ
誉め称えよ 誉め、誉め称えよ

 

「あくまのひとや」

第2節前半は「悪魔のひとや」はかなで書いた事が災いし、後に「一夜」「一矢」など、誤った解釈がなされることも多いが、正しい漢字は「人牢」である。この歌詞は1954年の改訂版で、1931年版までは「鉄(くろがね)の扉 打ち砕きて、捕虜(とりこ)を放てる…」であった。

 

 

原詞 Hark the glad sound!

Hark, the glad sound! the Savior comes,
the Savior promised long;
let every heart prepare a throne,
and every voice a song.
On Him the Spirit, largely poured,
exerts His sacred fire;
wisdom and might, and zeal and love,
his holy breast inspire.
He comes the prisoners to release,
in Satan's bondage held;
the gates of brass before Him burst,
the iron fetters yield.
He comes, from thickest films of vice
to clear the mental ray,
and on the eyes oppressed with night
to pour celestial day.
He comes the broken heart to bind,
the bleeding soul to cure;
and with the treasures of His grace
to enrich the humble poor.
His silver trumpets publish loud
the jubelee of the Lord
our debts are all remitted now
our heritage restored.
Our glad hosannas, Prince of Peace,
thy welcome shall proclaim;
and Heaven's eternal arches ring
with Thy belovèd Name.