クリスマス賛美歌
お詫び、昨日の記事の初出の時、クリスマス行事の日程の日付が書かれていませんでした。気づいてすぐに書きたしましたが、お詫びを申し上げます。
「もろびとこぞりて」
私が生まれて初めて聞いた賛美歌です。四歳くらいだったか。近所の集会所にキリスト教の日曜学校ができました。昭和20年代半ば、神戸とはいえ、西の端っこ垂水区の田舎町でした。近くに幼稚園もなく、どこの家にもテレビもない時代です。子どもたちがおおぜい集まっていました。
何か月か経ってクリスマスになり、生まれて初めてクリスマスツリーを見ました。オルガンの伴奏に合わせて賛美歌を歌い、神様のお話を聞きました。多分、イエス様のご降誕の話だったのでしょう。マリア様、イエス様、飼い葉おけ、羊飼いといった言葉が記憶に残っています。
話して下さったのは灰色の服を着た女性たちですが、それがカトリックの修道女だなんて、もちろん知りませんでした。まもなく、集会所は取り壊され、日曜学校もなくなりました。
その後も、「もろびとこぞりて」「きよしこの夜」は、よく歌っていました。「しゅはきませり」のリズムが面白かったのでしょう。
その意味の重さを知ったのは、それからはるか、半世紀も経てからでした。
クリスマス曲 もろびとこぞりて 歌 歌詞付き
もろびとこぞりて(男声四重唱)
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フリー百科事典Wikipediaより
もろびとこぞりて歌詞
日本基督教団讃美歌委員会編 「讃美歌」(1954年刊)112番に準拠、一部漢字化。
- 諸人(もろびと)こぞりて 迎えまつれ
- 久しく待ちにし 主は来ませり
- 主は来ませり 主は、主は来ませり
- 悪魔のひとやを 打ち砕きて
- 捕虜(とりこ)をはなつと 主は来ませり
- 主は来ませり 主は、主は来ませり
- この世の闇路(やみじ)を 照らしたもう
- 妙なる光の 主は来ませり
- 主は来ませり 主は、主は来ませり
- 萎(しぼ)める心の 花を咲かせ
- 恵みの露(つゆ)置く 主は来ませり
- 主は来ませり 主は、主は来ませり
- 平和の君なる 御子を迎え
- 救いの主とぞ 誉め称えよ
- 誉め称えよ 誉め、誉め称えよ
「あくまのひとや」
第2節前半は「悪魔のひとや」はかなで書いた事が災いし、後に「一夜」「一矢」など、誤った解釈がなされることも多いが、正しい漢字は「人牢」である。この歌詞は1954年の改訂版で、1931年版までは「鉄(くろがね)の扉 打ち砕きて、捕虜(とりこ)を放てる…」であった。
原詞 Hark the glad sound!
- Hark, the glad sound! the Savior comes,
- the Savior promised long;
- let every heart prepare a throne,
- and every voice a song.
- On Him the Spirit, largely poured,
- exerts His sacred fire;
- wisdom and might, and zeal and love,
- his holy breast inspire.
- He comes the prisoners to release,
- in Satan's bondage held;
- the gates of brass before Him burst,
- the iron fetters yield.
- He comes, from thickest films of vice
- to clear the mental ray,
- and on the eyes oppressed with night
- to pour celestial day.
- He comes the broken heart to bind,
- the bleeding soul to cure;
- and with the treasures of His grace
- to enrich the humble poor.
- His silver trumpets publish loud
- the jubelee of the Lord
- our debts are all remitted now
- our heritage restored.
- Our glad hosannas, Prince of Peace,
- thy welcome shall proclaim;
- and Heaven's eternal arches ring
- with Thy belovèd Name.