引きこもっている日、
それは、人生のたそがれに、
いろいろな喜びを見つける日、
外に出れば、目に麗しく、いかにもおいしそうな果実はいくらでもあって、
手を伸ばして採るのも喜びだと、ささやきかけてくる。
人と会い、ドトールで一杯のコーヒーをいただきながら、
よもやま話をするのも、決して悪くない。
でも、
ものうさな自我が、
「何もしたくない!!」とむくれるとき、
自分の部屋は、蓑虫の殻のよう。
狭くて小さな殻の中で、冬を過ごす虫になって、
終日、パソコンと聖書ととめどない空想、
食事と、あと、こまごました雑用とに、
小さく動き、
気がつくと、
陽射しが傾き、暗くなってきた部屋の壁に、窓の影。


さて、夜ご飯の支度・・と、卵を割ると、
なんと、二個の卵に、黄身が三つ。
なにもしなかったのに、なんにもしなかったのに、
とても楽しい一日だった!!

感謝!!