いつも、割合、ヘーゼンとしていると言われたりするさとうですが、
じつは、けっこう、ドーテンするのです。
昨夜は、カンタンに揺らぐ、小心の自分の傷心を経験したのです。
一昨日、たくさんの野菜を近所の農家から買ったと、この記事でも書きました。
ご主人が無農薬野菜を作っておられるために、
「蝶追う人」となって頑張っておられるのです。
ミニ白菜として売られていた白菜は、真っ白で、とても美しいのです。
さて、何を作りましょう、と私は、もみ手をして眺めました。
鍋?、八宝菜? ゆずと合わせた即席漬け?
まず、一番簡単な鍋から始めました。
豚肉とアジの切り身を入れて、簡素だけれど、おいしい!にちがいない!と。
アツアツの土鍋をテーブルに運んで、ベン・ハーを見ながら、機嫌よく箸を運んでいました。
魚を入れたので、多少小骨があって用心深く具材をつまみ上げるひと箸、ひと箸。
とつぜん、魚の「部分」にしては見慣れぬ形が・・・。
なんと、れっきと節がある青虫! しっかりと茹で上がっていますが、
口から尾(肛門?)までちゃんと残っています。
三センチほどもあるのですから、生のときはもう少し大きかったはず。
ヒスイ細工に見るようなきれいな白菜。
どこにもアナなんか開いていなかったあの白菜。
それを一枚一枚はがして切ったのに、どうして気がつかなかったのだろう。
多分、私の顔も白菜と同じような色になっていたかも。
すっかり、食欲を失って、ベン・ハーの画面を見つめていたのでした。
幸い、映画は素晴らしかったのですが、!!!