植物には年齢がないと、聞いたことがある。
新芽から茎が伸びて、ぐんぐん伸びて、葉が繁茂し、つぼみがついて、
ああ、紫陽花だ。今年も紫陽花が咲いている。こんにちわ。
みずみずしくてきれいね。いいねえ。若い紫陽花!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/67/7c473ca79b4dfaeba3421d6ec03e41dd.jpg)
別に若くないわ。去年も一昨年も咲いていたのよ。
この庭で、もう30年も生きているわ。その前は、
坂道の下にある古い家の門の外にあったのよ。ショウワの中ごろだったかしら。
その前は、鎌倉の近くの裏道の脇にも咲いていた。
ええ!
あなたいくつ?
さあ、そうね。
私たちに、年はないのよ。「死」も、ね。
あります。 私も以前 母の体調が悪くて久し振りに 畑に
いった時 お花や野菜達が お母さんが来なくて 淋しいよ!って 聞こえたのです。 きっと私がそう思っていたから そのように聞こえたと思います。^^
あじさい達のお喋り 楽しそうですね!
まさこさんも本当に お花がお好きなのですね。^^
緑が目にあざやかで、次から次へと花が咲いて、日差しがぎらぎらと照り付けて、その下にいると、自分がとても小さく(実際小さいけれど)感じられ、消えてしまうような気がします。
すみれれもんさんは、花をもう一度手作りされるのですから、すごいです。粘土の花はどのようにしゃべるのでしょう。今度教えてください。
苦しき事のみ
多かりき
なんて詠った詩人・文人もいます。
花の命は、悠久の歴史に生きる。
そう思う人の心の優しさが、花をより美しくするのだと思います。
花に語りかける。
花の囁きを聞く。
素敵な営みですね。
花はふしぎです。ある意味では受粉装置で、繁殖の手段でしょうが、植物は根でも葉でも、殖えることができるんですよね。千年の大木が枯れたその脇に小さな芽が出てきたら、そこからまた千年いきるかもしれないんですよね。
だから、なんだか、「勝てないなあ」と思うのです。
けれども、花を若い自分に見立てた人もいたんですね。