ノアの小窓から

日々の思いを祈りとともに語りたい

鶏頭

2015年10月09日 | 季節




       

       初めて鶏頭と出会ったころ、
       鶏頭は「毛糸」と理解していた。

       寒くなってくるころで、花も毛糸の服で包まれるんだ
       と思った。

       あったかいだろうな。
       赤い毛糸の服

       ほっぺたをすりつけたりして、
       いつまでも、見つめていた。

       むかし、むかしの思い出





        
                












謙遜

2015年10月06日 | 聖書




        主よ。私の心は誇らず、
        私の目は高ぶりません。
        及びもつかない大きなことや、くすしいことに、
        私は深入りしません。

        まことに私は
        自分のたましいを和らげ、静めました。
        乳離れした子が母親の前にいるように、
        私のたましいは乳離れした子のように、
        私の前におります。    (詩編131篇1節2節)




       この詩はダビデが書いたと推測されています。
       ダビデは古代イスラエルの王でした。

       まだ、少年と呼べるような若い時に、
       神はダビデを王として召されたのです。
       じっさいのデビューは、
       ペリシテ、イスラエル戦争で祖国が苦戦しているときに、

       ペリシテ人の戦士ゴリヤテを小石一つで打ち負かし、一躍
       イスラエルの英雄になるという華々しさでした。
       彼の治世の間に、古代イスラエルは王国として盤石になるのですが、
       ダビデ自身は苦労と試練の人生を送りました。

       苦労の中で、ダビデは謙遜を学び、
       ますます、神の前にひざまずく神のしもべとなって行ったようです。

       興味のある方は、
       ダビデの生涯にシフトした旧約聖書・サムエル記Ⅰ,Ⅱをぜひお読みください。    











   
       
 


         
        

柿の季節

2015年10月03日 | 季節の味



        ついに、野菜スタンドに柿が現れました!



        なんでも一年中ある時代に、柿だけは秋の果実ですね。

       毎日食べたいようなものではないのに、懐かしい食べ物ですね。


       時期外れになるからか、
       お中元やお歳暮などに使われることもなさそうです。
       
       晩さん会のデザートとして用いられることがあるのでしょうか。


       さて、私はブランチのあとに頂きましょう。









                     


               

食パン

2015年10月02日 | 食べ物



       散歩のついでに、自家製パンを作って販売している店に立ち寄った。
       もう夕やみ迫るころで、ウリの菓子パンや調理パンはかなり少なくなっていた。

       棚の高いところにある食パンが目に入った。
       ビニールの袋の口を開けたまま陳列している。
       焼きあがった後の湿気を飛ばしているらしい。

       「ホヤホヤよ」という感じに惹かれて、買ってしまった。



              

       

           帰宅して、トーストもしないで一枚を食べた。
           やわらかすぎて、パンではない物を食べている感じ。

           ほんのりとした甘さと切なさが口に広がる。

           高校生の時、
           木炭デッサンするためにパンを一斤買ったっけ。

           真ん中をごっそりとちぎって、半分食べて、半分を手の中で丸めて
           イーゼルに架かったデッサンに向かう。
    


              


               ハンサムな石膏たちを見つめて息をのむ。、
               暗くて静かな美術室の壁際で、
               どこか遠くを見つめている

               遠い国の、遠い昔の
               英雄たち、

               その視線の先が見えなくて、
               もどかしく、ちょっとさびしかった午後。

               あのときの味!
                    食パンの味!!

  

       







               

帽子

2015年10月01日 | Goods




          トレジャーファクトリーで、帽子を見つけた。
          くちゃくちゃになった変形トーク帽、
          何故か、欲しくて欲しくて、買ってしまった。


          


          何度も洗濯したみたいに色あせていて、
          ちょっと変形していて、

          小さいのに重さがあって、
          頭に載せてみると、

          威張っているのが気に入ったのです。


           

          さっそく、出かけたいけれど、

          あいにくの雨と風。

          じっくりいじって、写真にとって、


           
      
            
      
          すると、帽子が言うのです。

          「ちゃんと合う服を選んでよね。あたしが生きるも死ぬもあなた次第よ。」


          「・・・・・・・・」