ノアの小窓から

日々の思いを祈りとともに語りたい

クリスマス礼拝のご報告

2020年12月21日 | クリスマス

 町田クリスチャンセンターのクリスマス礼拝は、

 昨日(12月20日)の日曜日に行われました。

 

讃美歌111番「神のみ子は今宵しも」(パイプオルガン) Hymn: Adeste Fideles Loeti Triumphantes(pipe organ)

 礼拝で歌ったのは、「いざもろとも主を」(聖歌78)です。これは、「神の御子は今宵しも」と同じ曲ですが、歌詞が新しくなっています。

 すでにご紹介しましたので、荘厳なパイプオルガンの音色に変えさせていただきました。

 

 一般的には12月25日がクリスマスですが、日本ではクリスマス祝日の習慣がありませんから、その前の日曜日に行う教会が多いのです。

 例年でしたら、この朝はちょっとおしゃれをしておおぜいの信徒があつまるのです。たがいに「メリー・クリスマス!」とあいさつするときには、自然と笑みがこぼれます。礼拝のために、聖歌隊の賛美があり、全員で、たくさんのクリスマスソングが歌われ、牧師の説教も長めに行われます。

 礼拝後は、一品持ち寄りの食事会となります。

 しかし、今年は、コロナ禍があり、さらに、せまい仮会堂であるため(会堂建築中です)、午前中の礼拝も二回に分けられ、さらにZOOM中継も行って会場に人が集まりすぎない工夫の中でのクリスマス礼拝でした。

 時間を短縮するため、聖歌隊の歌はなし、会衆賛美も短くし、説教も短め、いつもの1時間半バージョンを一時間に短縮しました。

 

  🔱 🔱

 

 さとうは、第二礼拝に参加しました。短め礼拝会でも、うれしさがこみあげてくる時間でした。

 歌われた賛美(歌)をご紹介しておきます。すべて、U‐tubeからお借りしました。

 

聖歌136番 みかむりをもなれは捨てて

 

聖歌138「君なるイエスは今あれましぬ」

 

     

 

 途中、プロのオーボエ奏者(教会員)によるオーボエの演奏がありました。

 澄み切った美しい音色が会堂に響きわたると、

 うっとりと心ときめく中にも、厳粛な気持ちになるのです。

 音を録音できなかったので、これも代わりにU-tubeの歌をどうぞ。

PARADIES - 聖歌129番「みつかいのたたえ歌う」 - What Child Is This? - Greensleeves(グリーンスリーブス)

 

 

 

 

 

 

 


町田クリスチャンセンター・「クリスマスホーリーナイト」のお知らせ

2020年12月19日 | クリスマス

クリスマス賛美歌・ホーリーナイト(さやかに星はきらめき)

 

Celtic Trio and Choir deliver Magical version of O Holy Night #oholynight #celtic '#irish

 

 

           ★ ★ ★ ★ 

         町田クリスチャンセンターでは、

         本日12月19日18時30分から、

       「クリスマスホーリーナイト」を行います。

       会場 町田市民フォーラムホール

         12月19日(土)  18:30~20:00、

  「史上最高のプレゼント」、キャンドルサービス

 

        今年は、思いがけずコロナ禍に見舞われ、

       皆様もいろいろと大変な年だったと拝察いたします。

       私共も、変則的な教会活動の中で、クリスマスの準備もなかなか 

       思うに 任せませんでした。

       しかし、プログラムは、予定通り行えそうです。

           感謝!!

 寒い夜になりそうですが、コロナ対策に万全を期して、皆様のお出でをお待ちしております。

 

 町田市民フォーラム JR町田駅横浜側改札出口から徒歩3分

           (町田市原町田4-9-8)

          ★ ★ ★ ★ 

 

クリスマス礼拝、      町田クリスチャンセンター仮会堂

    12月20日(日)  第一礼拝  10:00~11:00

                第二礼拝  11:30~12:30

 クリスマスイブ礼拝、  町田クリスチャンセンター仮会堂

   12月24日(木) 20:00~21:00

 

    町田クリスチャンセンター仮会堂(会堂建て替え中のため)

         194-0021 町田市中町1-15-11

         U&Eビル地下一階 ℡042-732-8341

 

          ★ ★ ★ ★  

 

 

さやかに星はきらめき

 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』からお借りしました。
 
 
 
さやかに星はきらめき(さやかにほしはきらめき、Minuit, chrétiens O holy night)はフランスの作曲家アドルフ・アダン作曲のクリスマス・キャロル。原題は『クリスマスの賛美歌』(Cantique de Noël)だが、歌詞の冒頭"Minuit, chrétiens, c'est l'heure solennelle,"から仏語圏では"Minuit, chrétiens"とも呼ばれる。

原詩はプラシド・カポーフランス語版英語版によるものだが、英語圏ではジョン・サリバン・ドワイト英語版がかなり自由な英訳した「O Holy Night, the stars are brightly shining」で知られており、日本でも「オー・ホーリーナイト」と呼ばれることがある。ドワイトの詩を由木康が翻訳した曲が、讃美歌第二編に収録されている。中田羽後訳では、聖歌 (総合版)817番清らに星すむ今宵である。 

 

 

 

 

 


クリスマス曲 きよしこの夜

2020年12月18日 | クリスマス

 

 

クリスマス曲 きよしこの夜 歌 歌詞付き

 

 クリスマスの歌と言えば定番中の定番ですね。おそらく、一度も耳にしたことがない人はいないでしょう。

 さとうにとっても、「もろびとこぞりて」ともに、一番最初に覚えた賛美歌でした。まだ、太平洋戦争の敗戦の残骸が都会のそこここに残っている時代であり、音楽は、ラジオ、学校、教会、(その機会がある人は、娯楽の)「お座敷」から得るものでした。

 わが家でも、よく歌番組がかかっていました。「鐘のなる丘」「みかんの花咲く丘」も、物心つく頃には覚えていました。しかし、長く歌い続けていたのは、二日前の記事で書いたように、「主はきませり」「きよしこの夜」です。

 

 ★ ★ 

 

 ある牧師先生のお話です。初めて「きよしこの夜」を聞いた時、「救いの御子」とは、いったい何だろうと思われたそうです。小学校一二年生だったそうですので、その気付きに、さすが牧師になる方は違う!!と感嘆しました。

 これは、もちろん、静かで美しいクリスマスの夜の情景を歌ったものではなくて、救い主のご降誕を賛美した歌です。大切なのは、「救い主が世にお出でになった物語」だということです。

 創世記で、楽園から追放された人間を救うために、預言され続けていた救い主(キリスト、メシア)が、とうとう人間の世にお出でになったのです。

 

 

 ご降誕の話は、あまりにもファンタジーだと感じる方も多いかと思います。処女が身ごもるなんて、そもそもあり得ない! 誰かにレイプされたことを美化しているんだろう。ひどい目に遭って妊娠したけれど、子供は偉人になった!?って! 

 本であれ、うわさであれ、物語を読み替えて悪口を言う人は、今この時代にも、いくらでもいます。人の想像力に枷をかけることはできません。人はとても知能が高いので、一日に五万件くらいのことを想起するそうです。いろんな印象や見聞や体験を次から次へと情報処理しているのですが、もちろん、無意識レベルで処理されていることも多いからこそ、生きていられるのですね。「竹取物語」を読んでも、「鎌倉物語」を見ても。「ととろ」をみても、「ああそうか」と呑み込んでいるのです。

 

 ところが、聖書については、立ち止まって解釈し直さないではいられない人たちが、ノンクリスチャンだけでなく、クリスチャンにもいます。

 例えば、イエス様が十字架上で息を引き取るときに、あたりが暗くなったのを、「日食だった」と解説しているサイトがありました。これに対しては、十字架刑のあった「過ぎ越しの祭り」の時は、満月なので「日食はあり得ない」との解説があり(新実用聖書注解・いのちのことば社)、こちらの方が正しいのは、だれでもすぐにわかるのです。

 聖書については、万巻の書(解説書、批評書、攻撃書)があり、むしろ、そのような「盛り合わせ料理」の方が食べやすいので、それで、知識を得た気分になるので、案外売れるのでしょう。

 でも、聖書本体を読まないで批評書や紹介ばかり読んでいる人は、インスタグラムのレストラン紹介をあさっているようなものです。実際に、「食べて、味わう醍醐味」をスルーしているのです。批評も感想も的外れになります。

 当然、喜びも満腹感もありません。

 聖書は、一見分厚く値段も高いですが、ぜひ、本物を味わっていただきたいのです。

 幸い、今ではインターネット配信の聖書や、「聴くドラマ聖書」のように、聖書記事がそのままドラマになった無料聖書が誰でも、ダウンロードできます。

 

 

 次の音源はとても長いので、ご自分で良いと思うところまでお聴きください。

【クリスマスソング】きよしこの夜 60分間ループ再生

 

★★★★

 

 

以下の解説は、Wikipediaより、お借りしました。

1818年12月25日オーストリアオーベルンドルフ聖ニコラウス教会で初演された。この歌にまつわる逸話として、 "クリスマス・イヴの前日、教会のオルガンが発音できない状態になった(音の出なくなった理由はネズミにかじられた等、諸説あり)。そして、クリスマスに歌う賛美歌伴奏ができなくなり、急遽ヨゼフは“Stille Nacht”の詞を書き上げ、グルーバーに、この詞にギターで伴奏できる讃美歌を作曲してくれるように依頼を行った。グルーバーは最初「教会でギターを弾いても誰も気に入らないのではないか?」と懸念していたが、ヨゼフの説得もあって詞に曲をつけることを了承した。グルーバーは一晩中懸命に考え続け、ついにこの曲を完成させた。曲が完成したのは教会でミサが始まるわずか数時間前のことであった" という逸話があるが、近年の研究では数年前にヨゼフは詩を完成させていたという説が有力である。しかし、グルーバーが短期間で作曲したのは正しいと推測されている。

[1]

歌詞[編集]

「きよしこの夜」の歌詞1番だけを、ドイツ語原詩、最もよく歌われていると思われる英語歌詞、日本語歌詞(カトリック聖歌を含む)を示す。

   

  ドイツ語原詩

Stille Nacht, heilige Nacht,
Alles schläft; einsam wacht
Nur das traute hochheilige Paar.
 (Nur das traute heilige Paar.)
Holder Knabe im lockigen Haar,
Schlaf' in himmlischer Ruh'!
 (Schlafe in himmlischer Ruh'!)
Schlaf' in himmlischer Ruh'!

  英語
 (John Freeman Youngによる訳詞)
Silent night, holy night
All is calm, all is bright
Round yon virgin mother and child.
Holy infant, so tender and mild,
Sleep in heavenly peace,
Sleep in heavenly peace.

きよしこの夜
 (由木康による訳詞)
清しこの夜
星は光り
救いの御子は
馬糟(まぶね)の中に
 (御母の胸に)
眠り給う、
いと安く
 (ゆめやすく)。

  しずけき
 (カトリック聖歌#111)
静けき真夜中
貧し(まず)し 厩
神のひとり子は
御母の胸に
眠り給う
安らかに。

ドイツ語原詩にも、由木康の日本語訳詞にも、現代では難しいと感じる言葉が使われているので、それを修正した歌詞も存在する。

 

 

 


讃美歌103  ♪牧人ひつじを

2020年12月17日 | クリスマス

 

讃美歌103  ♪牧人ひつじを

 

  今日ダビデの町で、

  あなたがたのために救い主がお生まれになりました。

  この方こそ主キリストです。

              (ルカの福音書2章11節)

 

         🔱 🔱 🔱

 

 晩年になって救われたさとうですが、教会に来てから、聖書劇に関わらせていただきました。クリスマスには降誕劇を毎年書くことになりました。救い主のご降誕を、いわば大筋は決まっているストーリーを、いかに印象的にドラマチックに劇にするかは、いつも薄氷を踏む体験でした。

 

 イエスが処女からお生まれになった話、マリア・ヨセフはナザレの人なのに、ベツレヘムまで旅をして、その途中に産気づいたため、マリアは馬小屋でお産をした話。この誕生を、天使が野にいる羊飼いたちに知らせたので、羊飼いたちが馬小屋に訪ねてきた話。

 救い主の誕生は、異国の天文学者の博士たちにも知らされていたこと。博士たちが星を見て、その場所を知り、はるばるとユダヤにやって来て、ヘロデの宮殿を訪ねたこと。ユダヤ人の王が生まれると聞いて仰天したヘロデが、二歳以下の男の子を皆殺しにするよう触れを出したこと。

 博士たちから黄金。乳香、没薬のささげ物を受けたイエスの両親がイエスを連れてエジプトへ一時避難する美しい絵もおなじみです。

 

 聖書に書かれていること、書かれていないことを峻別し、ふくらませる話、ふくらませてはいけない話、誤った読み込みを注意深く選別するのは、祈りを必要とする作業でした。

 

        ★★ ★★

 

 いろいろと限界がありました。劇には向かない小さな舞台、照明も劇用の音響設備もない「劇場」、素人の役者たち、何よりも脚本家が素人です。

 演出家のYさんだけが、かつてプロの世界に身を置いて演出や主役を経験していた人でした。彼の劇づくりは本格的な手順を踏んだもので、発声、座ったままの本読みから、立ち稽古、演技の付け方、役者達の動き方まで、演劇とは無縁だったさとうには、驚くことばかりでした。当たり前のことですが、芸術のひとつとして演劇があるのですから、そこにしっかりした技術の蓄積があるわけですね。

 

 文字に書かれただけの世界が、やがて立体的な三次元の世界、それ以上の異次元の世界に、私たちを連れて行ってくれるのです。

 いつも、私は、恐れていました。

「神様。助けてください!」

 すべてが終わった夜、全員の顔に、大きな喜びがあふれていました。だれ一人、「ドヤ」とか「やったー」顔の人はいませんでした。

 

 Yさんは、いつも、気づかわしげに尋ねるのです。

「どうでしたか。みんなをほめてやってください」

 

 Yさんは、昨年6月、急逝されました。今、劇ミッションは若い役者のMくんにゆだねられています。

 

 

 

 


クリスマス曲 もろびとこぞりて 

2020年12月16日 | クリスマス

クリスマス賛美歌 

 お詫び昨日の記事の初出の時、クリスマス行事の日程の日付が書かれていませんでした。気づいてすぐに書きたしましたが、お詫びを申し上げます。

 

「もろびとこぞりて」

 

 私が生まれて初めて聞いた賛美歌です。四歳くらいだったか。近所の集会所にキリスト教の日曜学校ができました。昭和20年代半ば、神戸とはいえ、西の端っこ垂水区の田舎町でした。近くに幼稚園もなく、どこの家にもテレビもない時代です。子どもたちがおおぜい集まっていました。

 何か月か経ってクリスマスになり、生まれて初めてクリスマスツリーを見ました。オルガンの伴奏に合わせて賛美歌を歌い、神様のお話を聞きました。多分、イエス様のご降誕の話だったのでしょう。マリア様、イエス様、飼い葉おけ、羊飼いといった言葉が記憶に残っています。

 話して下さったのは灰色の服を着た女性たちですが、それがカトリックの修道女だなんて、もちろん知りませんでした。まもなく、集会所は取り壊され、日曜学校もなくなりました。

 その後も、「もろびとこぞりて」「きよしこの夜」は、よく歌っていました。「しゅはきませり」のリズムが面白かったのでしょう。

 

 その意味の重さを知ったのは、それからはるか、半世紀も経てからでした。

 

 

クリスマス曲 もろびとこぞりて 歌 歌詞付き

 

 

もろびとこぞりて(男声四重唱)

 

 

🔱 🔱 🔱

 

 

 

 

フリー百科事典Wikipediaより

もろびとこぞりて歌詞

日本基督教団讃美歌委員会編 「讃美歌」(1954年刊)112番に準拠、一部漢字化。

諸人(もろびと)こぞりて 迎えまつれ
久しく待ちにし 主は来ませり
主は来ませり 主は、主は来ませり
悪魔のひとやを 打ち砕きて
捕虜(とりこ)をはなつと 主は来ませり
主は来ませり 主は、主は来ませり
この世の闇路(やみじ)を 照らしたもう
妙なる光の 主は来ませり
主は来ませり 主は、主は来ませり
萎(しぼ)める心の 花を咲かせ
恵みの露(つゆ)置く 主は来ませり
主は来ませり 主は、主は来ませり
平和の君なる 御子を迎え
救いの主とぞ 誉め称えよ
誉め称えよ 誉め、誉め称えよ

 

「あくまのひとや」

第2節前半は「悪魔のひとや」はかなで書いた事が災いし、後に「一夜」「一矢」など、誤った解釈がなされることも多いが、正しい漢字は「人牢」である。この歌詞は1954年の改訂版で、1931年版までは「鉄(くろがね)の扉 打ち砕きて、捕虜(とりこ)を放てる…」であった。

 

 

原詞 Hark the glad sound!

Hark, the glad sound! the Savior comes,
the Savior promised long;
let every heart prepare a throne,
and every voice a song.
On Him the Spirit, largely poured,
exerts His sacred fire;
wisdom and might, and zeal and love,
his holy breast inspire.
He comes the prisoners to release,
in Satan's bondage held;
the gates of brass before Him burst,
the iron fetters yield.
He comes, from thickest films of vice
to clear the mental ray,
and on the eyes oppressed with night
to pour celestial day.
He comes the broken heart to bind,
the bleeding soul to cure;
and with the treasures of His grace
to enrich the humble poor.
His silver trumpets publish loud
the jubelee of the Lord
our debts are all remitted now
our heritage restored.
Our glad hosannas, Prince of Peace,
thy welcome shall proclaim;
and Heaven's eternal arches ring
with Thy belovèd Name.