春堤食堂

ささやかですがハッピーのおすそわけ♪
もっともっと太くなろう~!
見た目じゃなくて こころよ心☆

1ポンドの福音

2008-01-11 17:58:45 | 春堤のひとりごと
     明日は 雪?


 明日 土曜日 楽しみなドラマが始まる・・・

「1ポンドの福音」 ボクシングのドラマですよ。

どんな ドラマに仕上がるのか 楽しみです。



今夜は 「エジソンの母」

近頃 子育てネタのドラマが多くて とても 勉強になります?


「斉藤さん」・・・ まだ 録画を見ていないけれど これも 子育てネタですよね?



世のお母さん しっかりしましょう! って ことでしょうか?



そんなあなたに…

2008-01-11 17:25:19 | 思い出
 
 
 
(5)


 記憶の中に鮮明に残っている音・・・。 おひさまの匂いのする 「パンパンパン・・・」。 近くのアパートのベランダで 布団をたたく音・・・。

 たぶんその場所から 連れ込まれた 空き家の塀の中は 見えなかっただろうけど、 犯人は慌てて 「誰にも言うなよ!」 と言って 逃げて行った。


 私は 生かされた・・・。

 残虐な事件のニュースがあるたびに、 心がふるえ、 涙があふれる。

 私は あの時 死んでいたのかもしれない・・・。


 あの事件の日は 祖母と母しか 知らせていなかった。 前に思い出に書いた、歩けない祖母が、 私の様子に驚いて 電話のところまでハイハイをして 仕事に行っていた母に電話をしてくれた。 (おばあちゃんが電話を自分でかけている姿はこのときしか見ていない) 母は 急いで飛んで帰ってきてくれた。 いっぱいいっぱい泣いたと思う。 そして眠った と思う。 そして それからは覚えていない。 今でも。 学校の担任には話したような気もするけれど、それは 母からなのか、私がしたのか、 よく 覚えていない。

 つい、1・2年前に 母と姉とこの話をしたけれど、 姉はまったくの初耳だったらしく、 母は 「そんなことがあったわね~。お父さんにも話さなかったわよ。無事で本当によかったよね~。」と・・・。

 この、のほほんとした家族の中で、 私は守られ しあわせに大きくなることができた。 だけど、30年以上たった今でも 心の傷は 消えてはいなかった。 ただ、ふたをして 見ないふりををしていただけなのかも?


 あのベランダのあったアパートも 今はきれいなマンションになっている。 だけど、 あのとき 布団をたたいてくれた人に   お礼を言いたい。
 私の命を助けたかもしれない。 なんてこと、知らずに、 今・・・  どうしているのかな?


 何もない人生なんて ありえない。 みんな 色々な思いをかかえて生きている。 

 何もない・・・ と 思っていても、 知らない間に 誰かを助けているかもしれない・・・。



 こんなことを 書いても 良かったのだろうか?

   周りの人の 私を見る目が 変わってしまうのではないか・・・?
   それが たぶん 一番 不安だったのかも・・・? 

 書いてしまったものは 仕方がない。

      これから どうなるかは

      まだ    わからない。


 未来は どうなるか  誰にもわからない。

 だから とりあえず   まっすぐ 前を向いて 歩いてみよう。



「しあわせは いつも じぶんの こころが きめる」   相田 みつを



             だから わたしは いま しあわせ。






最後に・・・


いちばんうれしかったことば・・・


  「あなたが 悪いんじゃない」  「それは あなたのせいじゃない」


長い間凍りついていた涙が、初めて人の前で堰を切ってあふれ出した瞬間でした。




●国語辞典(角川)

りふじん【理不尽】 無理無体に物事をすること。理屈に合わないこと。

むりむたい【無理無体】 むりやりに行うこと。



     こんなことが あっては いけないこと。  どうしても 許せないこと。