昨日の続きで・・・
その人は そこで 一体何を 「考えて」 いるんだろう?
「地獄の門」 (オーギュスト・ロダン) 国立西洋美術館にて
『この門をくぐる者は一切の希望を捨てよ』
「考える人」 それとも 「眺めている人?」
門の上から 人々に裁定を下す人 とも思えるが、
人々が 自分でどの道を選んで進むのか・・・
呆然と だまって 眺めている人 にも見える?
よく言えば・・・ 「見守る人」 ?
「地獄の門」 と 呼ばれてはいるが、 そこをくぐる勇気ははかり知れない。 その先の あらゆる不安・期待・願望を 取り除き、 「一切の希望を捨てよ」…邪念を捨て 勇気を持って 進め! 地獄が待っているか? それとも 違うものなのかは? くぐった者にしか わからないこと・・・。 黙って 彼は 見守っているのかもしれない・・・。
どうしても この素晴らしい門が 地獄への入り口とは 思えない・・・。
そう・・・ 人によっては・・・
「考える人」 が あんなところで ちっこくなってるのを 初めて知って、 めちゃめちゃ感動した 無知の春堤かあちゃんでした。
この門の前に立って、 あなたは 何を 感じるでしょうか?
さぁ! 上野 国立西洋美術館へ GO!
(写真は 昨年11月に 行った時のものです)