父の時が最後は胃瘻だった。
3ヶ月ごとに病院を転々として最後は1年以上胃瘻だった。
最後は話も出来なかった。
それ以前に私が日曜日にお見舞いに行くと母に言うと母は「今日は行くな❗」と、言いはなった。
私も売り言葉に買い言葉で「行かない❗」と言った。
その日は従姉が来ると言う。
従姉が来る日は行っては行けないらしい?
実の父に思うように面会も許されないことは悲しかった。
自由に面会に行かれない。
いちいち母にお伺いをたてる。
ところが母の面会は誰も文句を言う他人はいないのだ。
病院の面会は10分と決められている。
おまけに1度面会したら中2日開けなければならない。
交通費もかさむので頻繁には行かれないが…。
父の時に胃瘻をしてそれでも生きていることが嫌だったので、母の時は胃瘻は望んではいない。
口からすっかり食べ物を受け付けなくなった母は点滴をしています。
たまに出された食事を一口食べるようです。
後どれくらい何ヵ月何日生きると言う保証はありません。
元気になることは無理ですね。
それでも生きています。
私が行けば私のことは娘だとわかります。
名前もわかります。
これといって両親には親孝行らしいことは出来なかったのですが、最後まで母を看取ることが私に課せられたことかも知れませんね?
主人も脳の病気を患いました。
てんかん発作やけいれんを抑える薬も服用しています。
関節リウマチもあります。
高血圧に糖尿病もあります。
楽しい老後や明るい老後を望めなくても与えられた命をまっとうする。
母は後どれくらい生きると言う保証もありません。