ちいちゃんのひとりごと

ちいちゃんのひとりごとを勝手気ままに書いています。

働くことは金銭を得ること

2022年05月08日 | 介護
同居の母は働くことは何らかの形で金銭を得ることだと思い込んでいる。
主婦の家事労働は金銭を得ないので仕事だと思っていない。
どんな状況においてもどんな人でも金銭を得て働くことが人間としての義務のように思い込んでいる。
70歳までパートや内職で働いていた母は他人には金銭を得ることを要求する。
そういう仕事を要求する。
ボランティアなどは持っても他なのだ。
有償ならいざ知らず無料はダメなのだ。
奉仕もダメなのだ。
働いて金銭を得ることが母にとっては一人前の人間なのだ。
障がい者で働けない。
病気で働けない。
高齢者で働けない。
これらは許されないことなのかも知れない?
人間として失格なのかも知れない。
たとえいくばくかの金銭を得る。
収入を得る。
更年期から病気になり、収入を得ていない私は母に言わせれば人間失格なのだろう?
「なぜ?働かない?」
「なぜ?収入を得ない?」
もしも雇ってくれる職場があったとしても、職場には迷惑をかけると言うものだ。
ましてや微々たる収入では満足しないと思う。
100歳近くまで働いている芸能人を知っているが、そういう他人を望んでいるのだろうか?
そのくせテレビで見る働いている高齢者には、私が「ほら?90歳でまだ働いているわよ」と。言うと「他人は他人」と言い張ります。
誰でも働くのは当たり前。
収入を得るのは国民の義務のような考え方は捨てるべきなのです。
主婦の家事労働は収入を伴わないもで、仕事とみなさない。
こうした考え方も良くないのです。
私などは一度過敏性腸症候群に襲われたら日に何度もトイレに行きます。
そうなれば働いた職場に迷惑をかけるのです。
この過敏性腸症候群ですが、母には何度説明しても理解不能です。
つくづくこんな母親を持ったことを悔やんでいます。
この間はワクチン接種の副反応で高熱が出たのに、風邪だと決めつけられ、普段の生活を指摘され、家事をするように即されました。
9月で92歳になる母は日がなベッドで横になっています。


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