忘れな草文様・義母のコーヒーカップ

義母が　行年92才で他界して　
早いもので一年が経ちました。

義母のいない日々にもすっかり慣れ
在宅介護が懐かしいほどになっています。

今日は　義母の一周忌の法要を
無事終えることが出来ました。


義母を忍んで…

義母は小さな花が好きでした。
この忘れな草のコーヒーカップは
お気に入りの一つでした。

お客様の時や　1人の時も
コーヒーを美味しそうに飲んでいことを
思いだします。


忘れな草にやってくる昆虫は
蝶や蜂がそれぞれに。


義母の亡き後、これからは私たちが
大切に使わせてもらいますね

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義母の句碑

義母は長く俳句を楽しんでいました。

9年前、義父の眠る墓地に立てた句碑です。

『天辺に　風のあそべる　竹の春』　

高くのびた竹の枝先と　そよぐ風が　まるで遊んでいるように楽しげだったのでしょうね。　

おおらかでのびやかで、私も大好きな句です。


義母は今日、　義父の眠るお墓に入りました。





どんなこと話しているのでしょう…

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寂しくなった部屋

義母が亡くなって　ほぼひと月半になりました。
在宅療養していた　この和室。

点滴中の義母



ベッドに腰掛けて　
部屋に持ち込んだ鉢植えの　枝垂れ梅を見て
得意の俳句でも　詠んでいる風な義母



今は　ひっそりとしています。

義母のお気に入りの花と　置物を置いてみました。

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義母を看取って・・・

　　　　　　　　義母は　6月10日　午前11時　永眠しました。　　91歳9か月でした。


義母はかねてより　自宅で最後を迎える事を望んでいました。
そして、その望みは叶えれれて　自宅で眠るように息を引き取りました。


前日の夕方、
仲良くしていただいていた　お隣の奥様がベットサイドに見舞ってくださり、
義母も　ベットに座ったり　寝かせてもらったりして　少し話もしていました。
それが、お別れになってしまうとは…　


その日の朝、よく寝ているのですが　いつもと何か違う感じでした。
喉がごろごろしているので　吸引したら　ちょっと楽になったよう。

いつもの訪問看護師さんに電話して　来ていただきました。

義母の血圧、呼吸、脈拍等々をみてくださった後に　
「会わせたい人がいたら　今の内に連絡しておくのがいいかもしれませんね」って。

思いがけなかった私は　すぐに　夫の職場に連絡してからは
義母の側から離れられず　じっと義母を見ていました。


看護師さんが帰られて　30分くらい経った時のこと、　
義母は　閉じていた眼を大きく見開き　息を大きく吐き出し　逝ってしまいました。


一瞬　時計が止まったような　シーンとした空間にたたずんでいる感覚でした。
怖さよりも、哀しさよりも　私の鼓動も止まったような…　音のない世界…


まもなくして家に来てくださった在宅主治医の死亡確認がありました。
ほんの4日前に　いつもの往診してもらったところでしたのに。


私に最後に言ってくれたのは　前夜の『スイカ、ありがとう』でした。
寝る前に　吸い飲みで　スイカの果汁を　美味しそうに飲んでいました。




お花の好きな義母は　たくさんの花に囲まれて　子供や孫、曾孫たち、
親しくして下さったご近所の方々に送って頂きました。



可愛がっていた「ぬいぐるみ」たち。　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　

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家庭用ナースコール 便利だけど困ってる！

義母の在宅介護が始まった時から使っている
携帯型呼び出し専用アラーム「よべーる100」の事です。

2年余り前の義母が退院したての頃の時　夜は義母のベッドのそばで寝ていました。

私の疲れも溜まってきて、義母の体調が戻りつつある時に「よべーる100」を見つけました。

以後　私も自分の寝室で寝られるようになって、
ほんとに「よべーる100」に感謝、感謝、感謝でした。


今もリビングの隣、襖一枚隔てた和室で過ごす義母は
何かと用があれば「ピッ、ポォ、パァ」と呼びます。



「ピッ、ポォ、パァ」「はーい」と私。
手を止めて　すぐに義母の元にいってました。
もちろん今でも。

ちょっと遅くなると　「ピッ、ポォ、パァ」「ピッ、ポォ、パァ」と連打。


そして、困っている事は、夜中に何度も起こされること！

トイレの介助は　必要なので納得して起きられます。

でも、
「寝られへん…」（昼間ねてるやん）
「なんか食べたいねん」（おやつあるやん）
「暖かいもの　飲みたいねん」（室温でも　ええやん）
「痛いねん」　（関節炎があるので　痛み止め飲んでるし）
「もう一回寝る薬ちょうだい」　（2回ものめません）


そんなことで　深夜に1時間おき　ひどい時は30分くらいおきに呼びます。
知らんふりしておこうにも　鳴らし続けられると　イライラしてしまって
やっぱり起きて行きます。

寝られないくらいで　起こさないでよ(怒）と、きっと私の顔が言ってるでしょうね。


「こんな痛いのに　同情してくれなあかんやろ」
「あんたも私みたいになったら　わかるわ」等々言ってますよ。

この記事書いている今も鳴りだしました…

「ピッ、ポォ、パァ」

あ～ぁ…　「は～い」。



今日はグチの巻でした。






　　　　　


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枝垂れ梅・・きれいやね。

今年も鉢植えの枝垂れ梅が咲きました。

義母の部屋に　満開ちかい枝垂れ梅の鉢を運び入れておきました。
　　　　　　　　　　　　　　

デイサービスから帰ってきた義母は　いつもはベットに直行ですが、
しばらくの間　お気に入りの自分の椅子に座り
「きれいやね～」と、見つめていました。

　　　　
やわら枝を手に取り　しっかり観察していました。








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義母、訪問診療の日

久々、おばあちゃん記事です。

今日は　月に２回ある在宅主治医の訪問診療の日でした。

先生は　午前と夜の診察の合間に往診されていまので
大体　午後２時から４時の間に　忙しそうに来てくださいます。

赤い小さな可愛い車に乗って（車の名前はわかりません…）来られます。

おばあちゃんは　ハンサムな先生がお気に入りですので
私といる時よりも　お利口さんにしています。

先生は在宅療養手帳に　診察結果を書いて下さいます。

　　　　　　　　　　　　

「何かあったら　いつでもすぐ連絡してくださいよ」と、
いつもそう言って帰って行かれます。

そして、お薬は　その日のうちに　薬局から届けてくださいますので　
とても助かります。


実は、去年の暮れくらいから、食欲がなくなり　義母の体重が一気に減りました。
１０年前に　我が家の隣に引っ越してきた頃も　30キログラムの超スリムな体型でしたが
1月の測定では　24キロ台まで減ってしまって　ほんとに驚きました。

訪問看護師さんに連日点滴にきていただいたり、私も
食事は全介助、トロミ食、好きなおやつは欲しい時いつでもと　
出来る限りの工夫をしていると
ナント、ナント　週単位で体重が回復して来るのです。

デイサービスの　在宅療養手帳にある記録ですと
3月1日は　30キロ超えているではないですか！
　　　　　　　　

ちなみに　食事の分数は　分母が主食、分子が副食を表しています。

デイサービスは週3回あり、週2回はお風呂にも入れていただけます。









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おばあちゃん91歳お誕生日！

おばあちゃんの91回目の誕生日です！

今日は特別に嬉しそうな顔です

普段はなかなかこんな笑顔は見られないのですが
ダジャレ大好きなおばあちゃん、
自分の冗談に　久々大笑いしてました。

好物はマグロ、海老フライです。
今日はないですが　ウナギも大好きです。

たくさんは食べられませんが　
少しずついただきました
　







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おばあちゃん退院しました。

本日　午前中におばあちゃん無事退院しました。

一昨日の火曜日に　骨折した左手首にプレートを入れました。
９０歳にして　全身麻酔で２時間の手術。
術後も麻酔から順調に目覚めて　無事終わったのでした。
主治医の先生に感謝です。

４日間の入院でしたが　その間もずっと
「家にかえりたいぃぃ～～」と連呼していましたので
自宅に戻って　大満足です。

今夜の夕食時の　おばあちゃんです。
好物のハンバーグを指さして何か話したり、
「熱い！」とお茶をのんだり、
ちょっと眠たくなったり……

いつものおばあちゃんに戻っていますが、
固定してある左手が　不便そうだし、バランスも悪く
転びやすいので　いつもより見守りが必要です。

早く治ってね！








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おばあちゃん また骨折！

おばあちゃんが　左手首を骨折しました～！
１月の骨折に続き　なんと今年２回目です。
取り合えず　固定してもらった左手。

普段、家にいる時は　一日中、ベッドでゆったりと過ごしているおばあちゃん。
食事とトイレくらいしか　ベッドから出てこないのに、…です。


時どき予測不能な行動をするおばあちゃん！
何があったかと言えば…

昨日の夕方、玄関のチャイムが鳴ったからと言って（確かに鳴ったのですが）　　
ベッドから出て、玄関で靴を履き　ドアをあけて表にでてみたら　誰もいないし、
郵便受けから　メール便の封筒とチラシを取りだし、手に持って家に入り、
靴を脱ぎ、家に上がった時点で　転んだそうです。

２階にいた夫が　倒れた音で気付き　すぐにおばあちゃんをベッドに戻しました。

私はと言えば　もともと義母が住んでいた隣家の　草ひきしていたのです。　
そんなことも知らずに　チャイムを鳴らした人との用事も済ませ　草ひき中、
夫の　「おばあちゃん倒れてた」の声で　驚いて家に入りました。

義母は「ここ打ってん！」と私に見せてくれたところ　手首が少し腫れてました。




なので今朝、整形外科を受診し　レントゲンの結果、
橈骨遠位端骨折（とうこつえんいたんこっせつ）の病名を頂きました。

そのまま入院　明日の朝9時から手術になりました。


手術も1時間半～2時間で終わりますと　先生の説明があり、
今週中には　退院できるそうです。

おばあちゃんは元気です。






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稗田野神社

亀岡市ひえ田野町にある「稗田野神社」に　昨日、行ってきました。


義母と仲良くしてくださっている　お隣の奥さまがご一緒して下さり
おばあちゃんは　ひと月ぶりのお出掛けです。

稗田野神社には　新しく開通した京都縦貫道路、亀岡ICをでて5分ほどなので、
我が家からは　スイスイと30分もかからず　到着できました。


五穀豊穣、商売繁盛、無病息災、延命長寿、智恵・美人と癌封治などの
御利益があるそうで　3人がそれぞれに　しっかりお参りしてきました。




他に人もなく、静かな落ち着いた時間を　まったりと過ごしてきました。







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わくわくどきどきお化粧教室

またまた　おばあちゃん登場！

昨日、義母の通っているデイサービスの施設で
化粧品会社からボランティアの方がたがこられて
高齢者にお化粧をして下さる　化粧教室が開催されました。

その様子が　今日の新聞記事の地域版に紹介されていましたが
なんと、モデルが「おばあちゃん」

きれいにお化粧してもらったら　やっぱり嬉しいですよね。
気持ちも軽く、明るく、前向きさせてくれる効果はあるとされていますが

　　　　　おばあちゃん、ばっちりです　
　　　

見てください～　この晴れやかな顔　
　　　　　　

　　　　　　　　　　









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おばあちゃん、天橋立公園へ行く

久々、おばあちゃん登場です。

ゴールデンウイーク後半　暖かな一日
新しく開通した京都縦貫自動車道に乗って　
天橋立までドライブしました。

少しずつ元気を取り戻している　おばあちゃんは
ＧＷで　帰省している孫たち夫婦にお世話してもらって　お出掛けしました。



数十年振りの天橋立を　車いすを押してもらって スイスイ移動、
懐かしいわ～と、あちこち景色を楽しんでいました。


お昼のネギトロ丼も美味しく頂きました～




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歌集『百歳がうたう、百歳をうたう』

タイトルにあるように
百歳以上の49名　90歳代47名の方がた合わせて96人の短歌集です。

これら人生の先輩たちの　ふともらしたような言葉でつづられた歌が
ユーモアとペーソスにあふれ、引き込まれつつ読み進みました。

今、義母の介護の日々の中、　
時折　ふつふつと涌いてくる老いとの戦い。

この歌集では　老いもまたよし、老いも新鮮！と。
百歳になってもそんな心意気があればいいですね。
なにしろ、自分も行く道です！

編者が冒頭に引いていた短歌、
「のび盛り生意気盛り花盛り、老い盛りとぞ言わせたたきもの」（築地正子）
…なるほど！　老い盛り…人生の老年期は老い盛り。

この歌集は　宮崎県の社会福祉協議会が、
毎年開催している「心豊かに歌う全国ふれあい短歌大会」が　
昨年10周年を迎え　10年間の歌集「老いて歌おう」（約４万首）から
厳選、収められたものです。


（クリックで拡大）

その1首ずつに　歌人でもある選者のコメントがあります。
長きにわたり高齢者の短歌に寄り添ってきた選者の優しさが、　
老い盛りの短歌をさらにうならせてくれます。

お薦めです。









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おばあちゃんのコルセット

先日のブログで、義母の退院はご報告済みですが
その後の経過です。

退院後は　週1度の整形外来で診察を受けています。
左上腕部の骨折は　順調によくなっていて、
約ひと月していた　固定バンドも取れて
後は使いながら　治していくことになりました。

骨折中　固定されていた左腕をかばっていたためか
途中から腰が痛くなってきていたようです。

腰のレントゲン検査では　圧迫骨折はなさそう　との所見ですが、
念のために　ＭＲＩの画像でさらに調べていただきました。
明らかな圧迫骨折は見られないが　高齢による少しの変形があるとのことでした。

家では　ゆっくりながら歩けているし
ベットの寝起きも自力でやっているのですがと
一応医師には伝えていたのですが…

なにしろ本人が「痛いわ！　痛い！」と医師に繰り返し訴えるので
先生も「うぅ～ん…コルセットしますか」と、言われ、
義母も　ちょっと考えた後、迷いつつも首を縦に振りました。

早速、隣室に控えていた装具技師さんに採寸してもらうと、
1週間後に出来ますよ～とのこと。

それで、今回出来てきたのが　このコルセットでした。

背面から


服の上から


病院で付けてもらって帰宅、
1時間くらいしたら　もうギブアップ！
ビリビリと　マジックテープを自分ではずしつつ

『こんな窮屈なもの　してられへん』
『早よ、取ってんか』
と、義母は言うのです！


それ以後、このコルセットは存在感のある姿で机に鎮座まします。







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