パンドラの箱を開けるとちむがいた

書くスピード早いですが、誤字脱字多し。

環境とCOP26と経済学

2021-11-22 15:57:19 | Weblog
COP26とかいうエゲレス主催の会議が終わり、何とかいう映画監督の娘が出てきて、
日本のオツムがアレな高校生まで登場して、アホくさと思って横目で見ていたが、
ふと、大学の卒論を思い出した。

もう20年以上前の話だが、大学の卒論を何にしようかと考えたとき、当時まだ登場して間もない
環境経済学にしようかと思って相談したら、蔑むような目で怒られた。専攻は経済理論で、
ミクロ系の経済だったが、先生曰く、環境の経済学なんて結論は人間が死滅するのが
一番良いという結論にしかならない。人間が生きている限り、大気を汚し、資源を活用する。
経済活動と環境は相反するものなので両立しない。というのが先生の理屈。

当時はよくわからなかったが、最近は何となくわかる気がする。ちなみに、理論経済的には
人間の死滅が最適解かもしれないが、そこを折り合いをツケて、最大公約数にするのが経済学
ではないか?とも思うので、別にこの分野を否定するつもりはない。ただし、この死滅が引っかかり続けた。

最近の環境のターゲットとして、産業革命前のマイナス1.5度をターゲットにするらしい。
電動自動車、風力発電、脱炭素、欧州のいつもの傲慢さで振り回されているが、ここで死滅の登場。
そうそう。みんな死ねば良くない?環境環境と叫んでいるあなた!その息で二酸化炭素で地球を汚していますよ!
今も!人にとやかく言う前に!というのは冗談で、地球の人口知ってます?なんと2020年で75億人!。
僕が小中学生のときは55億人くらいなので、数十年であっという間に20億人も増えてますw。
ちなみに産業革命前は何人?11億人~14億人w。2050年には90億人まで増えるらしい。
なかでもアフリカが激増。その他の国はそこまで。。という感じ。

ここまで来れば理論的にゴールはみえた。産業面だけ、発電方法だけをテコ入れしても全く意味がない、
人口抑制または手っ取り早いのが、60億人くらい死滅させて、まずは14億まで減らそうw(冗談ですよ)
さらに技術面を何とかすれば気温下がるんじゃねえ?ということ。ピーター・シンガーの功利主義的な
話になってしまったが、理屈的にはそうなる。そこを誰も言わない(例えばアフリカを支援するのを
やめようとか)のはそこにヒューマニティの問題があるからだろう。

これから増える15億人の人たちに、電気や経済発展を与えないことは不可能であり、そこを環境問題
で縛り付けて何らかの影響を与えよう(例:原子力発電しましょうロールス・ロイスの技術あるよ、
とか。石炭火力辞めましょう。イギリスは石炭の競争力無いから痛くも痒くもないですよ)としているのなら、
それは先進国(特に欧州)の傲慢でしかない。とくに熱心なイギリスお前のことや。

まあ、欧州の傲慢と欺瞞、本質から目をそらす各種団体の皆様の茶番の裏になにがあるのか、引き続き
着目する必要ありますね。それより真面目な話、人口抑制しないと!なぜ増えるのかの原因分析、
増えないための人道的な仕組みづくりとか、地味だけど、お金にはならないけど、やっていく必要はあるかと。
なんとかという映画監督の娘とか言い出すと面白くなるけど、絶対言わんだろうなw
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