パンドラの箱を開けるとちむがいた

書くスピード早いですが、誤字脱字多し。

2023年度の目標

2023-12-27 03:57:16 | Weblog
2023年の目標

1.読書150冊以上
 仕事が忙しくなって来ていて、時間が取れないので
→7月で90冊。5ヶ月で60冊なら行けそう。
→着地142冊くらいかな。今年は読み方変えてこれならかなり上出来。去年より内容良い。

2.鈍器本と挫折本
 鈍器本・・・世界標準の経営理論、独学大全、パーパス経営
 挫折本・・・構造人類学、ユリシーズ、悲しき熱帯
 (挫折本メモ)差異と反復、カラマーゾフの兄弟、目と精神、失われた時を求めて、ツァラトゥストラ
        フィネガンズ・ウェイク
 
 鈍器本:今流行りの最近の本。まあ、カラマーゾフの兄弟とかも十分鈍器本なんだけどね。
 挫折本:大学のときに読んで難しすぎて、もしくは冗長すぎて読むのをやめた一種のトラウマ本。
→悲しき熱帯は読んだ(面白くなかった)。あとは来年かな。

3.資格試験の合格
 CPPA級
 中小企業診断士
 品質管理検定1級
 TOEIC
 (以下は検討に上がったメモ)
 日本酒検定・唎酒師、PMP、米国公認管理会計士、公認情報システム監査人、簿記1級、キャリコン
 プログラム言語 VBA。その後にPython、Jabascript、PHP、Ruby、C♯のどれか。
→実は一科目試験合格!!ちょっと内容洗い替え必要。

4.マラソン大会入賞(それに伴うトレーニング実施)
→マラソン大会入賞は目標としなくなった、というか目標変える。

5.体重67kg未満(9月末目標で段階的に落とす)
→73Kg。太った…。でも途中から意識的に太ったんだよな。これもマラソンとの兼ね合いでどうするか…。
 
6.デメカルのがんリスクのチェックを年2回実施
→1回実施。来園からどうするかね。

7.将来方向性の目処付けとそれに関連する軽いアクション2件
→やってないわ!

8.貯金(年100万円以上。2023年1月1日の定期残金~2023年12月31日までの増加額)
→これは子供に金かかりすぎるので無理無理。

9..新規飲食店開拓30軒
→着地64軒かな。

10.彼女作る。
→無理でした。

今年のテーマ
「将来に向けて楽観的に何かを始める」

今年のサブテーマ(最大5つ)
「体型、言葉使い、肌しみなどの改善によるアンチエイジング」
「いつでも副業・独立できる準備をする」
「旅、本、思考」

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読書記録2023(その2)

2023-12-23 04:04:21 | Weblog
なんと、ブログ30000文字を超えたらしく、エラーが出たので読書記録2を作成。これまでと違い、今年は
読み方を変えてブログに記録を残すようになったせいだろう。。。

140.影響力の魔法(12/22)△
   両親ヤンキー、早稲田中退して京大。京大のギャングでレギュラー。TBS入社、辞めてプルデンシャルで日本一の営業。辞めて起業という、
   アレコレてんこ盛りの御仁。自分のストーリーと誠実性を武器にみたいな感じ。そもそもTBS入社を高く評価している時点ではああ??
   て感じだし、いろいろ自慢話が入っていて、そうなんだ、ふーん。自分はこの金沢さんに会ったら、京大ギャングと今の起業した事業の
   話には興味あるが、それ以外はあっそうですか。で終わる。でも今彼がやっているアスリーボという会社の事業は興味あり、頑張れと思う。
   影響力の魔法にかかっているやんけ、、
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読書記録2023

2023-12-23 04:00:48 | Weblog
1.思想家たちの格闘◎(1/1)
2.NFTの仕組み○(1/3)
 少し難しい。まだ法律整備ができてなくて荒っぽいところもあるが、初期のインターネットも
 こんな感じだったと思う。
3.天才読書○(1/4)
  後半のビルゲイツの話は冗長的であまり面白くないが、それ以外はなかなか面白かった。
4.悲しき熱帯△(1/7)
  旅行記のようで思っていたものと違った。記述に無駄が多く、わかりにくい。
5.ニュース英語の読み方△(1/7)
  難しい。かなり難しい。時期尚早であった。
6.できる人の英語勉強法◎(1/9)
  非常に良い本。最後に若干総花的になり発散しているが、一貫して米英人のように話せなくてよい、
  国連レベルの英語で良い、など実務面に沿ったアドバイスをしている(実際に使う場面あるが、その通りて感じ)。
7.読んだら忘れない読書術○(1/13)
  なかなか面白い本。悪くはないが、ほとんど知っている内容だった。あまり読書しない人には大変優れた本。
  キンドルをやたら勧めてます。
8.ZERO to ONE○(1/19)
  ベンチャー企業家の本。計画はあったほうが良いなど、なかなかおもしろい。
9.くらべる世界○(1/22)
  じゃんけんの方法が国によって違う
10.最強の独学仕事術△(1/25)
  ずいぶんレベルの低い本。入社1年目の方が読むには良いかも。この人の言ってることは当たり前過ぎます。
11.印象派への招待○(1/29)
12.名鉄沿線ディープなふしぎ発見△(1/29)
13.世界中のエリートの働き方を1冊にまとめてみた○(1/29)
  部下の使い方が上手い人の共通点は参考になった。
  ①部下の認知力を満たして安心させ
  ②部下の成長を願っていることを言動で示して信頼を勝ち取リ
  ③役職上の権力ではなく人と人との信頼関係で部下を動かし
  ④無駄な仕事を作らず部下の仕事を減らし
  ⑤部下が失敗する時には盾になって守り
  自分の人脈やノウハウを積極的に部下とシェアする
14.傲慢と善良○(1/30)
  なんだ、そんな年取らないとわからんのか?というような話。そんなの当たり前でしょ、と思った。
  婚活がうまくいくのは自分が欲しいものがちゃんとわかっている人。自分の生活を今後どうしていきたいかが
  見えている人。ビジョンのある人。
  婚活がうまくいかないのは傲慢さ(自己の点数は高い)と善良さ
15.孤中症○(1/31)
  ホラー系の話で2005年。なかなか面白い。風土病が25年を経て再発してイヤなミステリーな終わり方をする。
16.やり直しの日本地理○(2/3)
  特に目新しい情報は無かった。
17.哲学者たちの思想、戦わせてみました○(2/3)
  ちょっと無理矢理感があるのと、パターンなので飽きる。もう少しテーマを絞り、深く戦わせたほうが良い。
18.日本文学気まま旅○(2/5)
  神島が出てきてもう一度行きたくなった。あと、四国めぐりはしたいな。
19.寿司サムライが行く!◎(2/6)
  ・食文化がある国はシェフの地位は低くない。日本、フランス、中国等。そこまで食文化が進んでいない国では
   シェフは誰でもなれる仕事というイメージを持たれている。食べていけるから貧しい人が料理人になる。
  ・接客のほうがお客さんと向き合うので立派な職業。チップももらえるので給料も良い。
  ・海外ではオーナーシェフは珍しく、お金もっている人が共同レストランを作り、そこでシェフを雇う。シェフは
   野球選手のように年俸で引き抜かれて他の店に移ったりする。
20.会社に使われる人、会社を使う人◎(2/8)
  ・サラリーマン向けの非常に良い指南書。本人もうつ病発症など辛い経験をしている。社会の繋がり方の図は
   秀逸でかなり頭が整理できる。オススメ。
21.ぶっちゃけ、誰が国を動かしているのか教えてください○(2/12)
  筆者の政治家や政治の味方には賛同するが、森友を出すなど少し左より。メディアに関してはオールドメディア養護
  (自分がコメンテーターとしてテレビ出てたからだろう)で全然ダメダメです。
22.成しとげる力○(2/12)
  永守節満載の一冊。よくある過去の思い出話。まあ、成功しているか言えるんだろうな、て程度。
23.MBA2030年の基礎知識100◎(2/12)
  そう遠くない未来で妥当性がある。なかなかの良書。
24.「発酵」のことが一冊でまるごとわかる◎(2/16)
  わかりやすく、非常に面白い。日本各地、世界の食べ物が網羅的に書かれていて食べたくなる。良書。
25.国商△(2/25)
  全く期待外れ。葛西さんの話中心かと思ったら、当時の国鉄の状況や政治の状況が細かくダラダラ書かれて
  いて飽きる。躍動感がないし、半分読んでやめた。
26.死ぬほど読書○(2/25)
  教養を磨くものは、仕事、読書、人。仕事はボランティアなどの活動も含む。
27.ゲーム業界のしくみと仕事がしっかりわかる教科書◎(2/25)
  キャラクターIPの総収益ランキング 1ポケモン、2ハローキティ、3くまのぷーさん、4ミッキーマウス、5スターウォーズ、
  6アンパンマン、7ディズニープリンセス、8マリオ、9少年ジャンプ・ジャンプコミック、10ハリーポッター
28.名古屋ご近所さんぽ○(2/28)
  ランナーズ温泉を初めて知った。調べて試そうと思う。
29.ナゴヤ愛○(3/2)
  だいたい行ったことがある場所が多いが、改めて追加で行きたいところ出てきた。
30.似ている英語○(3/5)
  grill(網焼き)、roast(直火やオーブン)、over easy egg(両面卵焼き)、sunnuy-side up(片面卵焼き)とか面白い
31.力と交換様式◎(3/5)
  衝撃的に面白い。すごい本。大当たり。力と交換様式ABCDについて語る。Aは宗教的な、Bは国家、Cは経済。
  Dはよくわからないが、Aを止揚したもの。A 互酬(贈与と返礼)/B 服従と保護(略取と再分配)/C 商品交換(貨幣と商品)
  /D Aの高次元での回復。柄谷行人天才すぎるが、実は自分が最も阿○だと思う左翼の活動家。
  なんでこんな賢い人が○呆の左翼の活動家なのかさっぱりわからんが、このあたりの小さく考えるときは天才
  だが、国家間や現実を見るときは目が曇って何にも見えてない人になるのか、誰か研究して(笑)。ただ、この
  本はすごい。
32.ゲームの歴史2○(3/6)
  AMAZONの書評ではすこぶる点数が悪いが、それほど悪い本でもない。ただ、後半筆者妄想とか想像でものを書いているので、
  ゲームに一家言ある人から攻撃されているのではないか。特にオンラインゲームの殺伐感をスプラテゥーンで消したことで
  日本でもオンラインゲームがヒットしたという分析は正しいと思う。
33.100歳まで生きるための習慣100選○(3/7)
  途中で養命酒を飲めとか変なことも書いてあったが、常識の範囲内の普通の本。70過ぎたら手術しない方が良いと言うのはためになった。
34.DXの教養○(3/9)
  OODA(ウーダ) Observe(監視、観察)、Orient(情勢判断)、Decide(意思決定)、Act(行動)がトレンド。PDCAでは遅い。
35.英語が話せる方法を教えてください○(3/10)
  漫画で解説しているが、簡単で良い。決まり文句がすぐに出るようにしておければ良い。
36.現代経済学の直感的方法◎(3/15)
  物理学者が書いた経済学の本。一番最後の20ページくらいは強引だし意味がわからんが、それ以外はわかりやすい例をあげていてくれて
  非常に良書。
  戦国、日本の重工業の育成に膨大な初期投資が必要であるが、常識的にはほとんどあり得ないか常識的に考えれば遂行不可能なはずの
  戦争を本気でやろうとしたため結果的に初期投資になった、
  永遠の豊かさを勝ち取った先進国でも周囲に貧困が忍び寄ってきているが、これは他国の貧しい人が広く豊かになる代わりに、
  貧しさは輸出されてきているため。
  ケインズ経済学の効果は実は怪しくて、最終的に解決したのは第二次世界大戦で巨大なバケツで公共政策を実施したから。
  紙幣はもともとイングランドで金細工師に金を預けた預り証がもともと。それを中央で統制したのがイングランド銀行券。
37.なごやじまん○(3/17)
  得三、ボクモという店を知った。
38.橋下徹の研究✕(3/20)
  百田さんもよくもまあ、ツイッター拾ったな、て感じ。本当は橋下のこと好きでは(笑)と思った。内容的にはわかりきったことで、
  そもそも橋下なんて全く信用していない僕からすれば、もういいよ、お腹いっぱい。橋下なんて無視で良いし、あんなヤツの言う事を  
  鵜呑みにする情弱がせいぜい読んでおけば良いかなといった本。橋下のことを全く信用していない、評価していない人は読む必要なし。
39.ゲームの歴史3○(3/23)
  ものすごく批判されている本ですが、そんなに悪くないかと。ここは違うだろう?と思うところは多々あるが、大筋の
  歴史感は踏まえることができる。
40.中年格差○(3/29)
  内容が濃くて読むのが大変な本。さすが橘木先生。データをもとにたまに面白いこと書いている。
  離婚は女性から切り出すことが圧倒的に多いらしい。
41.没頭力◎(3/30)
  最後の4分の1は失速した感があるまあ、面白い。人生の究極の方法は上機嫌でいること。
  ワクワクして目が覚めて夜満ち足りて寝ることが幸福の定義。知性は楽しく生きることにつぎ込むべき。
  幸福度=快楽(気持ちいい)、意味(意義を見出す)、没頭(時間忘れて取り組む)のステージ。いかにフロー状態を作り出すか。
  不安→開き直り→没頭。エクストリームスポーツの人は競技中フロー状態であるが、これはフロー出ないと死ぬから。
42.40代からは稼ぎ口を2つにしなさい△(4/2)
  本自体はわかりやすく、読み易いが、自分には合わない。稼ぎ口は物販ビジネス、賃貸ビジネス、情報ビジネスで、
  情報が一番むずかしいけど拡大性があるとのこと。自分はいずれ今の家を貸す予定だし、家族関係であと2つほど
  不動産が手に入るのでそれらを賃貸に出す予定。物販はモノへのこだわりがないので、どう考えても無理。
  となると情報ビジネスだが、これも自分の知識を売るために細かくブログ書くなど邪魔くさくて無理無理。
  年に100件くらい新規の飲食店を訪問しているので、カミサンにはそれを売りにできるとか言うが、面倒だし、
  それして何の得になるのかわかない。。結局、賃貸ビジネスオンリーかな。本自体はなかなか良いです。 
43.名古屋謎解き散歩○(4/3)
  いろいろ読んだ名古屋本でも少し変わったトピックスがあって良かった。シネマスコーレの話や、かつて貸本屋の大きな
  店があったことなど。視点がなかなか良い良書。
44.起業家の思考法△(4/5)
  発見力、別解力、実現力が起業家にとっては大事。それに失敗力と成長力。半分くらいまではまあまあ面白いが
  それ以外は書いていることが凡庸で読むに値しません。起業をゼロから始める学生なら参考になるかも。
45.世界トップエリートのコミュ力の基本○(4/7)
  ためになる。
  ・文章の構造を明確にしてひと言要約と様式の統一にこだわる
  ・極力短く書き、具体例と抽象論をバランスよく織り交ぜて読みやすくしよう
  ・広く読まれる文章を書くには伝えたい内容を時事性や誰にでも当てわかる身近な事柄に絡め
    安心感と目新しさのバランスに配慮することが重要
  ・文章を書くときは自分ならではのユニークな体験や感動を盛り込む
  ・文章の価値には説得力の有無が重要で、それは独自の一次情報に基づいていることが不可欠である
  ・つまらないプレゼンはどうしても伝えたいオリジナルな話がない、聞き手が興味を感じないトピックをひたすら話す、
   プレゼンの目的と要約が不明でしかも単調
  ・一緒に働いている人のムード、雰囲気を良くして、ポジティブなトーンで会話し、最後に「また会って話したい」と思ってもらえること
46.人事ガチャの秘密○(4/11)
  40代なかばなら、まーそうだよね、て内容。作者の藤井さんがすごい良い人そうで惹かれます。
  スペシャリスト型マネージャー・・・事業戦略に合わせた、各事業最適、各職能最適とアジリティ
  ジェネラリスト型マネージャー・・・人事部が主導して様々な部署を経験させるもの
  実際のところスペシャリスト型マネージャーの方が需要が高い。この2つは分けて考えるべき。
47.MMT現代貨幣理論がよくわかる本○(4/16)  
  難しい。最後に筆者も言っていますが、ある程度知識が無いとわからないでも、全体を説明するには
  こういう書き方と。自分は大学のときにかなり経済勉強したので、なんとなくわかるが、理論それ自体が
  かなり異端というか、物事がひっくり返るような見方をしているので、正直ついて行けない部分があった。
  財政黒字は民間の赤字であり、バブルの予兆でもあるとか、ようは金回りがよくて財政黒字になって
  それって民間がバブルにひた走っているのでは?ということらしい。とにかくすごい理論なので、
  もう一度、今度はさらっと出てくる経済学用語も読みときながら読もう。
  https://econ101.jp/organization/ ←筆者が関係しているサイト。すごいレベル高い、最近はネットでこういうの
  見て勉強できるのか、素晴らしい。いいね。
48.ホリエモン式飲食店経営○(4/18)
  FL比率を55%以下にする必要あり。(食材費F+人件費L)/売上高
  スナックの経営は理想。2~3人の狭さでも良い、焦らない接客、乾き物程度と酒で食品ロスなし、コストと営業が見合って
  いるので、田舎のスナックでも潰れない。なるほど。
  町中華も、自宅の1階を使っていたり、家族経営だったりでコストを抑えているから潰れない。
49.アニメ業界の動向とカラクリがよ~くわかる本○(4/29)
  非常に分量が多く、濃い一冊。重複感もあるので、もう少しスッキリ纏められないものか。
  アンパンマン関連商品のこれまでの売上総額が1兆6000億円というのがビビる。凄すぎる。
  これを超えるのは、ハローキティとポケモンだけらしい。。
50.MMT現代貨幣理論と何か○(4/29)
  わかりやすい解説書だけど、やっぱり経済学の知識がないときついかな。しかしこのMMT理論、
  レギュラシオン経済学みたいな異端の1経済学でおわらんかな。。
51.数値化の鬼✕(4/30)
  入社1年目の本かな。当たり前過ぎて何一つ参考にならない駄本です。
52.目で見る方言○(5/2)
  うるかす(宮城県)食べ終わった茶碗を水につけること
  なんもなんも(北海道)いいえ、お気になさらずに
  当たりが良かった。他にもいろいろな方言があり面白かった。
53.魚ビジネス○(5/2)
  魚全般についての説明本。鮮度は地元が一番。寿司は鮮度というよりも熟れの問題や
  寿司職人の仕事もあるので、都心でもOKという分析。魚の締め方、冷凍保存法、
  漁の方法などがよく纏まっている良本。
54.「おかえり」と言える、その日まで◎(5/2)
  山岳遭難救助で、看護師の立場で関わる人の本で非常に興味深い。普通の山でも少し
  コースを外して遭難する人、遭難者を探すにはその人の登山歴、性格なども考慮して、
  このコースではないか?と推測すて探すなど。  
55.眠れなくなるほど面白い経済とお金の話△(5/7)
  コンビニクジの景品はコンビニ負担でなく、棚を確保したいメーカー負担。平均単価600円の
  単価を少しでも上げたいので700円/回になっている
  個人M&A等は面白いが、思想的に偏っており、駄本の部類。面白いだけに残念な本。
56.あなたの職場に世界の経営学を○(5/7)
  コンフリクトにより新たな想像ができるので、衝突はOKというのはだめで生産性を下げる。
  感情的なしこりが残らない場合限りは生産性に寄与するとのこと。当たり前といえば当たり前。。
57.決算書の比較図鑑◎(5/12)
  非常に面白い。似たような業種のBS、PLを並べて決算書の内容からその会社の特長をつかむ。
  楽天や、最初の球団の比較など全部面白い。非常にオススメ。
58.社会の変え方◎(5/13)
  明石市長の泉房穂さんの本。すごい人。本当に信念の人。左翼から思っていたが全然違う。思想の
  問題ではなく、弱者を放置しないという信念のみ。こんな人世の中にいるんだ!とただただ驚き。
59.察しない男、説明しない女(5/14)◎
  男女の違いがわからない若い人に読んでほしい。男が臭いと思っても女子は喜んでくれたり、
  定番のお店よりも新しいお店が女子は好き等。
60.キャリア迷子(5/14)○
  非常に読みやすい本。最後の子会社の役員からフォークリフトの運転手になった60歳の人の話
  とか非常に面白い。キャリア診断重要。
61.おとをかしき20世紀美術(5/18)◎
  絵は嫌いだが、わかりやすく、どんどん読める本。現代アートに的を絞っており、本の紹介もすばらしい。
  ウォーホルの作品に死の影をみたり、写真に押されたアートの展開など、短いながら展開がわかりやすく
  知らない作家も沢山でてきた。
62.決算書の新常識(5/19)○
  各社の決算書を見ながらの解説。やはり楽天Gは金融会社と携帯の会社に近い。4分の3くらいは初級者向けの
  解説ですが、最後あたりは結構難しい。なかなかの良書。 
63.カオスなSDGs(5/26)◎
  京大の先生の解説。国連の考え方などを柔らかく解説する良書。あくまで方針であって、過激に信じ込むなと。
64.Web3がよくわかる本(5/27)○
  Web3について複雑な解説がなくわかりやすい良書。Braveというブラウザー試してみようかと。概念はわかるが、
  結局そのアプリや概念を作ろうとしている投資家や会社が絡むところが意味わからんなーて感じ。本当の分散型は
  Web5とかポータブル性をもっと高めたもっと先なのかな。
65.言語ゲームの練習問題(6/1)△
  大好きな橋爪大三郎先生の本だったがイマイチ。わかりにくい。と思ったら何と東京工業大学時代の授業テクスト
  だった様子。そりゃ生でこんな講義受けたらまた違った感じになるだろうな、と思った。200ページ以降の
  相対主義の否定あたりは本領発揮。ここからだけ読んでもOKだと思う。
66.コンテナから読む世界経済(6/5)◎
  コンテナを中心にわかりやすい入門書。年間3000個のコンテナが海に落ちたり、20FTコンテナは2000ドル程度
  世界のコンテナ会社は9社、世界全体のコンテナ貨物輸送1.8億TEU(TEU=20FTコンテナ一本、コンテナ船は6300隻
  2017年にナショナルソード(中国の経済発展、環境意識の高まりを受け)で中国が固形廃棄物取締り、他の欧州・中央アジア
  に送るが全部はさばききれず。2020年にはさらなる取締の予定。中国は大量に廃プラ、古紙を輸入したが、
  これは廃棄物リサイクルシステムが整備されていなかったために輸入していた。等、面白い。
67.電子部品産業の動向とカラクリがよーく分かる本(6/6)◎
  この本も非常にわかりやすい。電子部品とはコイル、コンデンサ、モーターなどで半導体ではない。電子部品は日本企業が
  非常に強いがこれは半導体は半導体装置産業というくらい規模が大きく、その装置を通して技術が盗まれた。しかし
  電子部品産業はそこまで規模がなく、電子部品装置産業は無い。つまり自家製で設備を持っているので、技術が盗まれ
  にくいということ。あと、利益率が高い会社が多かったり、TDKと村田製作所が2大看板だったりと、地味で目立たないけど、
  素材産業と同じで素晴らしい業界だと思った(自分は勤めたいとは思わないが)。
68.今すぐ転職を考えていない人のためのキャリア戦略(6/12)○
  難しそうなことを書いているが、今まで聞いたことある話ばかり。色々分析シートがあるので、それはやる価値あるかないか。
69.Web3,NFT、メタバースについて増田雅浩に聞いてみた(6/14)△
  本自体はコンパクトだが、知っていることばかり。そろそろWeb3系の本は読むの終わりで実践編かな。
70.物流実務の基本と仕組みがよーく分かる本(6/15)◎
  非常にわかりやすく、全体感をまとめてくれている本。今まで読んだ物流関連本の中で一番良いかも。物流コストの中身、
  コストダウンの手法が載っていて非常に良い。
71.錦繍(6/16)○
  久しぶりに読んだ宮本輝。昔結構読んだ記憶あり。文章が非常にきれいで、関西の地名や風情が散りばめれれていて、
  変わらず良い。男女の恋愛の話であるが、まあまあかな。最後に過去ばかりほじくり合っていた二人の書簡が前向きに
  なるところで終わる。最近の過激な小説ばかり読んでいるせいか、物足りなさはあった。特に感動することもないが、
  この話の主人公は実は亜紀の父親だった気がした。
72.正義の教室(6/16)◎
  ・正義の判断基準は功利主義(平等)、直感主義(宗教)、自由主義(自由)のどれかしかない
  ・平等の正義のためには強権と抑圧で他人のものを取り上げないと成立しない。ソ連などの共産主義国。ベンサム。
  ・功利主義から導かれる結論が感性と全く合わない可能性があり、それを正義の名のもとに強制的に押し付けて来る可能性がある。
   これが功利主義の問題。臓器くじの話。
  ・リベラリズム・・・弱者に優しい福祉社会=ニセの自由主義(弱い自由主義)幸福>自由→功利主義と同じ。幸福になるための手段が自由
  ・リバタリアニズム・・・弱肉強食。本物の自由主義(強い自由主義)自由>幸福
  ・国によってリベラルの意味も異なる
  ・自由主義は自由を奪うことは結果にかかわらず悪い。だから殺人は人の自由を奪うので悪い。
   自由にやれただし他人の自由を侵害しない限りにおいて。
  ①絶対主義、イデア論、実存論、合理論 → 善や正義はある 人間の枠の内
  ②相対主義、原子論、唯名論、経験主義 → 善や正義はない 人間の枠の外
  ・ニーチェが死んだと言った神それはもちろん、真理、善、正義など枠の外側にある超越的な存在のこと。神などの超越的な
   存在がなければいつも意味がないという話をしてたのに、ニーチェによれば人類は王神や鷹のような強いものを善とする
   価値観を持っていたがある時からキリスト教や宗教や道徳が発生してから羊のようなおとなしい弱いものを善とする価値観を
   持つようになってしまった。これは後から宗教家や道徳かによって正しいと思い込まされた偽物の価値観。
  ・ニーチェは神や道徳を普遍的なものどころか人工的なものであると言い、しかも支配者が人間を都合よくおとなしくさせるための
   抑圧の道具にすぎないのだといっている。
  ・人類の歴史をたどれば道徳つまり善や正義といった理想を持っている人間の方がいわゆる悪人よりも大勢人間を殺している。
   例えば人間よりも上位の存在である神を信じるも自分自身の政治思想を正義だと信じる百万単位での大量虐殺を起こしてきたのは
   いつだってそういう人間達。
  ・枠の外側の理想の存在に入れ込む人間はこっちの枠の内側現実の存在をないがしろにしがちであるだからこそニーチェはありもしない
   見たり触れたりできない神は道徳を崇拝するのではなく現実の存在哲学の世界では実存に生きると強く訴えかけたのだ。
   この実存を重視する考え方を実存主義という。
  ・系統としてはとしては①経験主義と合理主義の対立の次に現れた哲学なのであるが、その後哲学史においてそれに対立する
   ②の哲学がまったく出てこない。哲学史はこの後も構造主義やポスト構造主義など様々な主義主張哲学体系を生み出しているが
   実のところそれらはすべて①の系統のものばかり。つまり哲学の歴史で善や正義を追い求めてきた人間の思索の歴史はある、ニーチェが
   終止符を打ったと言っても過言ではない。
  ・平等の正義 功利主義 最大多数の最大幸福 ベンサム 快楽計算
  ・自由の正義 自由主義 弱い自由と強い自由 愚行権
  ・宗教の正義 直感主義 枠の外側 イデア論 ソクラテスとニーチェ
  ・人間は自分を支配する構造(社会システム)を自らの意志で変えることも抜け出すことも絶対にできない。
  ・人間が正しい社会を作っているのえはない、社会が社会にとって正しい人間を作っている
73.しごとの基本大全(6/17)◎
  ・説得しようではなく説明しようの気持ちが結果を生む 
  ・たとえ話と事実の併用で相手は確実に落ちる。この水着を着ると泳ぐ速さがアップする(たとえ話)オリンピックの公式水着と同じ素材(事実)
  ・間違いなく相手が食いつく会話の話題は失敗談
  ・スピーチ上手な人達の共通点はテーマが明確で話がぶれないこと。展開1ー事例1、事例2 展開2ー事例1、事例2 総まとめ
  ・テンパった状態から抜け出す決め動作を決める ペンの位置をずらす、腕時計を触る、水を飲む、マイクの位置を変える
  ・プレゼンでのプレッシャーを取り除くためにはともかく人前に出る経験を重ねる
  ・スピーチ上手になるためには映像化をして記憶する。ワイドショーのように順番に思い出しながら映像を思い出しながら
  ・プレゼン直後の十分間反省会が次のプレゼンに生ける
  ・プレゼンの基本は伝達と提案でマニュアル本に載っていないプレゼンをあえて挑戦することも良い。
   パフォーマンスをプレゼンに利用などすると相手は新鮮な印象を受ける
  ・大事なことは相手をどう巻き込むか。小さな質問をいくつか用意して一緒に知恵を絞れば参加意識を高める
  ・上司に気に入られるのは仕事の質よりも会話の質。論理的な話し方で接するのを避ける
  ・交渉は質問する側に立った方が勝ち。いろいろな情報を得れば情報をもとに構成できる。
  ・情報を積極的に開示する方ができるビジネスマンのやり方。一人で持っていても古くなるばかりでメリットなどたいしてない。
  ・相手の説得が面白いほどうまくいくクレーゾーンの手法。最初からグレーゾーンに落ち込んでからが勝負だと想定しておくべき
  ・時には衝動買いで情報を得るといい。例えば本の衝動買いでピントきた本を買う
  ・ノートを二つに分割して半分ずつ書く
  ・企画書には必ずデメリットを書くこと
  ・文書を仕上げにプリントをして客観的に文字を見直す。まず誤字脱字をチェックしてから、次に内容。
  ・漢字は文章の全体の3割くらいに収める。あまりにも感じが多い文面は見ただけで威圧感がありあまり親しみを感じない。
  ・スキーマ発想法。アイデアを考えるときはまず何か自分のスキーマになっているかを考えてから、それとは反対のことを
   いくつも考えてみる。ゆっくりと食べる高級牛丼。本格的な立ち食い寿司など。
74.大人になったらしたい仕事3 好きを仕事にした35人の先輩たち(6/20)◎
  すごい良い本。中学生、高校生に読んでほしい。動物園の事務の人、NASAで働く人、本屋さんで働く人、なぜその職業についたのか
  学歴や職歴は?その仕事の面白さは?などなど簡潔に書かれていて非常に良い本。大学生にも良いかも。自分も小さいころの
  思いが蘇り、非常に刺激を受けました。他の本も読んでみたい。
75.ジェイソン流お金の増やし方(6/22)○
  かなり素人向けの本。定番の投資信託の定額購入で米国絡みが良いという、本当によくある結論。あとは節約術。
  面白かったのは3ヶ月生活する分の現金以外はすべて投資に回す。投資したら売らないなど。まあ、たしかに。
76.不死身のつもりの流れ星(6/22)△
  タイトルと装丁に引かれたが、肝心の中身はイマイチかな。言葉が単調。リズムはまあまあ。中原中也賞を獲っているから
  たぶん他の作品は良いのだろうな。
77.虚空へ(6/24)○
  谷川俊太郎の短い詩ばかり集めた本。一番良かったのは↓
  あなたと 私 天と 地 闇が 光を生み 光が 闇を生む 大気と水 言葉と 音楽 終わらない世界 それだけで いい 
78.平成レトロの世界(6/25)△
  平成でも初期のころの懐かしいグッズを集めたもの。字が小さく読みにくい。パラパラとめくって写真を見る程度。もう少し
  字を大きくして、解説文をコンパクトでわかりやすくするなど、工夫が必要。
79.書道はじめの一歩(6/25)○
  久しぶりの書道の本。水差し、筆筒など道具の説明など丁寧。楷書しかないが基本の一冊。
80.大人になったらしたい仕事(6/26)○
  めちゃ高学歴シリーズ。農家、パティシエ、銀行の個人営業、海上保安官が面白い。銀行はあーあて感じ、
  何も変わってないし、つまらん仕事だなと思った。
81.大人になったらしたい仕事2(6/26)◎
  胚培養士、シャンプーの研究者、鉄道の運転士、鉄道の車両整備士、ファスナー開発、テーマパークの企画、同時翻訳、
  レストランの商品開発(サイゼリア)、予備校講師(スタディサプリ)が面白い。これ読むと、みんなさん努力して今の
  仕事しているのだなーと思った。特に英語力はいろいろ取り回しが効いて良いな。あと資格もそれなりに取っていればよいかと。
  自分は酒飲んで来ただけだし、今の会社に入ってそこからキャリアアップしようなんて全く考えていないので努力も
  怠るようになったのかもしれない(というか、それしか無い)。それまでは結構努力していたが、英語は特に興味なかったので
  放置していたが、最近、かっこいいかなというのと、ポータブル性があることに引かれて勉強開始した。資格も取りたいが、
  どうも最近は55歳の役職定年後が不安で、そこに向けてあれこれ1年くらい考えてきているけど、答えが見つからんのよね。。
82.世界の食卓から社会が見える(6/29)◎
  文書がうまい。世界の台所、食卓から歴史に繋げて話を膨らます。東大の土木系の大学院で開発やろうとしたが、あまり理想
  と違いクックパッドに入った変わった経歴の若い女性。よくまあ、こんな変な場所に行くなーて感じ。印象的なのは、
  ベトナムの代替肉、ブルガリアのヨーグルト、スーダンのパン、キューバのオーガニック野菜、パレスチナのオリーブ(感動)
84.皮革とブランド(7/7)◯
  非常に読みやすく、皮革を合成皮革まで広げて論じている。最近では植物の葉を由来にした皮革までできており、それらの
  本物の皮、合成皮革、新しい皮革の共存が必要とのこと。面白かったのがブランドにとって皮製品はドル箱商品。サイズの
  ラインナップ不要。皮というだけで服では取れない何百万円という値段で売れる。たしかにそうだわ。
85.メガバンク銀行員ぐだぐだ日記(7/9)◯
  バブル終わるくらいに入行、F銀行なので、自分より一つ上か二つ上の先輩の現役銀行員。内容はかなり正確なので、本物に
  間違いないが相変わらず、あのころのバカ銀行の体質そのものが続いており、ダメダメ銀行で改めてとっとと見切りをつけて
  辞めて良かったwwと思う次第。
86.日本の名著見るだけノート(7/9)◯
  正直、ビジュアルの絵はわかりにくくて、参考にならない。流れが一定でないので、どこからどうやって読めば良いのか
  わかりづらく、失敗。ただ見落としていた読むべき本がたくさん見つかり、読書ガイドとしては良い。濹東綺譚とか10冊
  くらいは読むべき本に加わった。
87.あさ(7/9)◯
  谷川俊太郎の詩。両面から読めるようになっていて面白い。写真もきれい。
88.井深大と盛田昭夫 仕事と人生を切り拓く力(7/17)◎
  井深の喜ぶ顔を見たいために盛田は働く。カリスマというのはこういう井深みたいな人のことを言うのかと思った。
  これ読むとソニーに入りたくなった。まじで。
89.定年ひとり起業(7/17)◯
  定年一人起業5原則
  1:50代または60代で会社員の経験を活かして起業する 
  2:人を雇わずに一人で起業する 
  3:お金を使わないで起業する(事務所を借りない、人を雇わない、初期投資ゼロ)
  4:年金プラスアルファの収入(月5~10万円)を目指す
  5:長く働くことを最優先にする
  上手くいくコツ(大事な順)
  ・好きなことを仕事にすること 
  ・専門性を3つ組み合わせてオンリーワンの存在になること
  ・専門家としての情報発信をすること 
  ・世の中の変化に合わせて自らの専門性を磨き続けること
90.漫画君たちはどう生きるか(7/25)◯
  原作のほうは途中で挫折したが、漫画は読めた。良い話ではあるが、それほどのインパクトはなし。
  青年時代によくあるある。
91.生きることの意味を問う哲学(7/26)◯
  いわゆる、反出生主義の話。じゃあ自殺すればいいんじゃないかと言うんです。自殺の問題と生まれてこなければよかったという
  問題を切り離して考えています。自殺をすることと生まれてこないほうがよかったということが根本的に違うのは自殺は進行可能である一方
  で生まれてこないというのは遂行可能であるということです。
  ここに存在論的な決定的な違いがある。生まれてこないほうがよかったと発言する人はすでに全員生まれてきてしまっている。
  生まれてきてしまっている存在と生まれてきていない存在の二つがあってどちらがよいかを選ぶということにはならないという
  根源的な対称性が重要だと思う。
  この問題は、生まれてきてしまっている我々が残りの人生を生き続けることによって解決するしかないというのが私の答えです。
  残りの人生の中、確かに生まれてこないほうがよかったという考えに何度も何度も落ち込んでしまうけれども、それをくぐり抜けて
  生まれてきて本当によかったという結果にたどり着くにはどうすればいいかを模索して行くしかないのではないかと。

  私はそれを生まれてきてよかったつまり誕生肯定に至るにはどうすればいいかということて生命に関する哲学の出発点根源的な
  問いとして立てていきたいと思います
92.持続可能な発展の話(7/30)△
  ありきたりで退屈な本。いかにも学者が書いているという感じで全くおすすめしない。ただし何も知らない初学者なら良い。
93.まんぷく名古屋(8/6)◯
  名古屋の典型的な名店が多い。一位とか、コンパルとか。知らない店もあるけど、まあ、間違いはないと思う。わりときしめんなど、
  麺が充実。ラーメンは無かった。
94.詩に就いて(8/6)◎ 
  流石の谷俊。傑作が多い。すばらしい。
  詩よ
   言葉の餌を奪いあった揚げ句
   檻の森の中で詩が共食いしている
   まばらな木立の奥で野生の詩は
   じっと身をひそめている

   華やかな流行の言葉で身を飾って
   人々が笑いさざめきながら通り過ぎる
   中には詩集を抱えている女もいる
   物語を見失ってしまったらしい

   活字に閉じ込められた詩よ
   おまえはただいるだけでいいのだ
   何の役にも立たずにそこにいるだけでいい
   いつか誰かが見つけてくれるまで

  十七歳某君の日記より
   紙屑の日
   毎日何か書いては神を捨てている。つまり言葉を教えているんだ。言葉は石油や石炭と違って無尽蔵だから、
   いくら捨ててもかまわないと分かっているのだが、捨てた言葉がゾンビになるのではないかと心配。
   文学者の墓はあっても、言葉の墓はない。言葉は死ねないのだ。
95.寿司ネタ1年生(8/7)◯
  わかりやすくて非常に良いと思う。特に最近の寿司ネタのトレンドでマコガレイがヒラメを抜いているなど。
96.コンサルティング会社サバイバルマニュアル(8/18)✕
  ある意味良い本。筆者のレベルが通常以下の非常に低いレベルで、それがコンサルにたまたま通って、普通レベルの
  社会人になっていく程度の話。大企業だと完全に落ちこぼれで自主的に辞めていくレベル。それでも面倒見てくれた
  ようなので、コンサルでも手厚い方なのだろう。総じて非常に低いレベルの人が読めば参考になるが、一定レベル
  以上が読んでも、なんでこんなことできないの?最初から、といったレベルで全く参考にならず。
97.図解いちばんやさしく丁寧に書いた会社法の本(8/26)△
  確かに優しいが何か重要なのでのっぺり書いてあって読んでいて逆にわかりづらい。どうも会社法の本て良いのがないな。
98.読書大全(8/27)◯
  齋藤孝の本。わりと良いがヨガ関係の本が入っているのが違和感。いくつか何か違うぞというところあり、例えば稲盛さんの
  出身大学を鹿児島県立大学(今は併合されて鹿児島大学なんですよ)、とか渋沢栄一の設立した会社に日本郵船があったり
 (いやいや、設立は宿敵の三菱創業者 岩崎弥太郎。あんたの作った会社と合併しただけだろ)、と興ざめするところもあるが
  それ以外面白い。記憶喪失になったぼくが見た世界、紫の履歴書など読んで見たい本がもりだくさん。
99.お金がない!(9/1)◯
  お金にまつわる色々な方のエッセイを集めたもの。なかなかおもしろい。知らない人もいるので、先に巻末の筆者
  紹介を読んでからのほうが良い。榎本まみのコールセンターの話、高野秀行のドケチ男守銭奴の叫び、中島らも しあわせのしわよせについて
  等が面白かった。
100.原田マハ、アートの達人に会いに行く△(9/1)
  30人超の人のアートに関わった過去と現在について語っている本。30人超には谷川俊太郎、美輪明宏、槇文彦、藤森照信、安藤忠雄、大野和士
  など超一流の人なのだが、いまいち話が面白くない。多分、この原田マハという人がイカンのだと思う。何かイカンかと言われると、うーん
  となるが、印象的で残る話が何一つ無い。これだけ著名人なら絶対おもしろいはずなのに。多分色々手を広げすぎて、専門外でもインタビュー
  しているから浅いことしか聞けてないのかな。最後の最後に芸術新潮の連載と書いてあり、まあ、だからか。。と思った。編集もイマイチ。
101.望郷と海◯(9/2)
  シベリア抑留にあった人の話。短編ながら淡々としており、非常に生々しい。いかにソ連=ロシアがクソの国かわかる。そのクソ気質は
  今も脈々とプーチムに流れてるんだな。
102.西洋音楽の教科書◯(9/3)
  教科書とあるが、ブルース、ボサノバ、ジャズなどどうやって生まれてきたのかを年代でくくった良書。ロックンロールが黒人俗語でセックス
  を意味するものであったり、自分はブリットポップのオアシス、ブラあたりが好きですね。そこまで音楽のこと知りたいとか好きでもないので
  購入はしませんが、音楽好きには買ってハズレは無い良書。
103.必ず役立つ仏教ドリル◯(9/4)
  結構仏教本は読んできたが、この本は知らないことがたくさん書いてあって非常に良い。喪服の色はもとは白色で、海外に合わせて黒を着るようになった
  総本山>大本山>本山 の順。箸渡しによって故人の橋渡しを行う、線香は1本~3本で宗派によって違うなど。
104.イラストで読む奇想の画家たち◎(9/6)
  変な絵を描く画家の絵と、生涯について解説してある、軽く読める本。絵のなかに吹き出しがあってそれがかなりポップで笑える。デューラーとかすごい
  絵がうまいし、逆にルドン、ルソーあたりはそれほどうまいとは思えない。ルソーがアポリネールとピカソに人気あったとか、ウィリアム・ブレイクが
  奥さん大好きっ子とかほのぼのしたエピソードが多くてかなりの良書。
105.カケラ✕(9/11)
  ミステリーで読んだが単なる普通の小説。ダラダラ長いわりに内容は薄い。久しぶりに読んで損した、時間返せ系の本。
106.教養としての建築入門◯(9/13)
  やたらカントが出てきたり、哲学者と絡めようとしていたのがよくわからんが、色々な分野をちょいと摘んで説明していたので
  網羅的に建築がわかった。特に安藤忠雄事務所のような個人の建築事務所、日建設計・三菱地所設計のような巨大設計事務所、大林など
  ゼネコンの設計の違いは面白かった。ゼネコンは研究所を持っているので最先端の技術を使うことが出来るのが魅力らしい。ほーて感じ
107.「枯れない」男の流儀 ◯(9/18)
  言いたいことは何でも興味を持って首を突っ込めということ。これに尽きる。それ以外に作者は元東スポの記者らしく、随所に記者ぽい
  考え方が現れていてそちらのほうが面白い。プロセス新聞と呼ばれ蔑まされたり、大手の新聞社との経費の使い方が違うとか。
  身なりにはうるさいとか、面白ければよしみたいな。まあ、僕が典型的に嫌いなタイプの人間ですw
108.いいキャリアの育て方◎(9/18)
  まとめ方が独特で始めての類かな。若いうちに読んでおいたほうが良い。何かの理論に基づいてとか、MUST、WILL、CANの交差を
  考えろ、みたいなどこにでもある流行りのキャリア論ではなく、年代によってチャンスが変わるとか、体力面だとか、場合によっては
  ブラック企業(ただし能力UPが伴う)でも良いなど、切り口が新しいというか、当たり前をうまくまとめている本。なかなかです。
109.身近にあふれる「昆虫」が3時間でわかる本◯(9/22)
  かわいいとか書いてあるものの、やっぱり気持ち悪い。オオスカシバ=蛾がきれいとか全然思わないし。読み物としては面白い。
110.いますぐサラリーマンは300万円で会社を買いなさい◯(9/22)
  30代、40代で事業承継形の個人での会社を買う方法について説明した本。前半はさも出来るように書いてあるが、後半の少し具体的な
  買収方法を見てみると、非常に難易度が高い。そもそも会社の経営なんて難しいことがよく分かる本。ただ面白いし参考にはなる。
111.パーパス+利益のマネジメント△(10/7)
  パーパスにESGを入れて経営すると利益に繋がることもあれば繋がらないこともある。ということを延々書いている本。環境団体の
  匂いがプンプンするあまり好きではないタイプ。CO2削減について非常に懐疑的なのでそもそも納得できない。苦労して読んだわりには
  そうかな??とかちょっと強引とか、良い面しか取り上げてないだろ??部分を強調しすぎてない??とか色々思う本。
112.これからの生き方図鑑◯(10/8)
  なかなかおもしろい。素直、謙虚、中立なら伸びるらしい。
113.サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい◯(10/14)
  最後の大企業の社員なら下請けの会社を儲けさせて自分がそこの会社の社長になる、といった天下りのような方法が
  書いてあったが、大企業なら無理だな。それに利益誘導的でかなり困難。あと、飲食店は完全なレッドオーシャンで
  開業したら駄目なのはよくわかった。
114.さみしさの研究◎(10/14)
  ビートたけしの本。やっぱりこの人は天才。昔のエピソードからしてどんどん創作したい人だったらしい。爺になると
  体の相性なんて関係なくて、話せる爺が良いなんて、たけしならではの表現。後半は面白くなかったので、前半の
  ペースなら購入すべき本。 
115.土木が好きになる22の物語△(10/19)
  写真を見て流した感じ。小難しく、文字数も多く、関東圏に偏っていたのでイマイチ。
116.どうして僕たちは、あんな働き方をしていたんだろう?△(10/19)
  Before Afterで事例(小話)があり、How toで説明するという形式。正直作者の主観が入り過ぎてそれは違うろ?
  というところが多数あり興ざめ。例えばビジネスパーソンはスーツを着るべきとして、この作者はスーツの効能を
  記載しているが、自分なんか10年くらいスーツなんて着てないw。いつの時代の話をしてるの?というはなし。要は
  作者の働き方の考え方があまりに古すぎて、10年前からそんな考えないわ?という感じでそこも興ざめの原因。
  全く学ぶこと無かったです。だいたい、そりゃそうだろでおしまい。
117.そのビジネス課題、最新の経済学で「すでに解決」しています。◎(10/27)
  ・フリー戦略の重要な心得は、ケチらない。フリー戦略をとるなら出し惜しみしないこと。スマホアプリを例にとると無料版と有料版にわける
   両版の時点で充分使えて、ユーザーが無料版で良い体験をする場合のみ有料版の売上が増加する。
  ・FSP-Dが通用するのは、限界費用がゼロに近いこと、ユーザー同士の交流要素があること、プラットフォーム的要素が
  ・戦略コンサルのフレームワークは1980年代までで止まっている。2000年代以降膨大な実証研究が行われ経済学とマネジメントサイエンスがアップデート
   商学や経営などのいわゆる経営科学でも世界標準の研究を行っている人は非常に少ない。
  ・バブル崩壊後、コンサルティングファームがリストラやコストカットの際に続々と利用されるようになりました。
  ・社会科学では多数決は目的の共有と独立性の条件は決定的に重要。
  ・何事が物事を決めるのは5人が一番良い。
  ・経済学をビジネス実装するためには教えてもらうではなく、ともに解決して行く。
118.55歳の壁突破策(11/2)◎
  ・ライフワークとライスワーク、親を楽にさせないなど、面白い内容。起業も選択肢として捨てるなと書いてあった。
119.中野京子の西洋奇譚(11/2)◯
  ・マンドラゴラ、エクソシスト、犬の自殺、ディアトロフ事件あたりが面白かった。
120.親の介護をしないとダメですか(11/2)◎
  ・ちょうど、後期高齢者に入ってきている親と被る話だが、ここに登場する、まあちゃんよりは随分マシ。東京外大卒、
   新聞記者、酒もタバコもやらないのに70代前半から認知症の症状がでるのか。。そしてこんなに早く悪くなっていくのか
   という恐怖をすごく軽く書いてあり、すらすら読める。この作者すごい。多分、ネーヤが旦那の介護をやりすぎて、
   風呂、飯、寝るから作業が無かったのが良くなかった気もする。そう考えると、親を過保護にしたりするのは如何と思う。
   また自分はこうなる前にぽっくり逝きたいと思う。ほんと。
121.世界で最後の花(11/3)◎
  ・ハルキ・ムラカミ訳の絵の付いた寓話。最後のハルキ・ムラカミの説明文でグッと来ます。
122.鉄道の話(11/4)◯
  ・一両の人数は150人でこれを基準に200%とか言うらしい。250%で身動き取れないレベル。
  ・新幹線は偶数号車のほうが席数が多いので、自由席は偶数号車に。
  ・終電で乗り過ごしたときのライフハックはかなり面白いし、自分は全部経験ありww
123.人を襲うクマ(11/8)◯
  ・最近出たのかとおもいきや、2017年の発刊。クマに襲われた具体例が細かく載っており、どれも
   臨場感溢れていて怖い。クマに引っ掻かれるとか、命に別状は無いと言っても、クマは顔を狙って
   くるので、引っ掻きというより、えぐり取られたといったほうがよく、脳みそが見えたり、顔が
   陥没したり、眼球が抜けたりするぐらいの酷い状況。これだけでも怖さがわかる。クマとの共存は無理。
   人間がクマの住処に入らない、クマを殲滅する、山に入る場合は武装する、里に降りてきたクマは
   被害に合う合わない別で殲滅するくらいしないといかんと思った。
124.緑内障最高の克服法大全(11/8)◯
   一問一答の本でわかりやすいが知ってることばかり。
125.親の介護がツラクなる前に知っておきたいこと(11/10)◯
   痴呆が始まると大変だな、と思わせる内容。前回の本よりも糞便の話もなく、それほど悲惨な感じではない。
   人それぞれなんだな、と思う。
126.行動経済学の超基本(11/10)◯
   ダニング=クルーガー効果:能力の低い人ほど自分を高く評価する、などキーワードが散りばめていて面白いが
   もう少し切り口を変えたほうがわかりやすい。事例を述べるのではなく。
127.Harvard Business Review 2022.11 これからの経営者の条件(11/15)◎
   昨年の11月のHBRをようやく読んだ。。内容が濃すぎて読むの苦労するんだよな。本当なら要約して手元で
   いつでも読み返せるようにしておきたいが。まあ、またそのときはページを開くか。あと8冊くらいHBR
   溜まっているので読まないと。どれもこれも内容が濃いのでしんどいが。。
128.世界の名建築をめぐる365日(11/22)△
   確かに名建築はあるが、ザハ・ハディドに偏りがちでいまいち。 加えて日本の建築が一切なかったこともいまいち。
129.フランス現代思想史(11/22)◎
   あるようでなかったフランス現代思想の歴史。非常に面白かった。デリダて面白いな。あと、いかにフランス現代思想が中二的でショーっもない
   数学を使い、簡単なことを分かりにくく書いているだけなのがよくわかった。中二すぎるww
   ・野生の思考の最終章においてサルトル批判を展開することによってレヴィストロースはフランス思想会の新たなスターになった。
   ・フランスの思想会で構造主義が絶頂期を迎える頃、ジャックデリダがレヴィストロース批判を展開。1967年に出版した二つの書物、
    グラマトロジーについて、エクリチュールと差異、である。
   ・アンチオイディプスは発売されるやいなや68年5月の思想として若い世代に熱狂的に迎えられたのだ。こうして構造主義の解体が始まったのである。
   ・デリダは重要な著作を出版している。声と現象、エクリチュールと差異、グラマとロジーについてである。
   ・デリダによると、現代社会は十個の問題点が歴然と存在している。①失業と貧困、②大量のホームレスと無国籍者・移民、
    ③仮借なき経済戦争、④自由市場の矛盾、⑤対外債務の深刻化、⑥兵器産業と兵器貿易、⑦核軍備の拡大、⑧共同体・国民国家・国境
    などアルカイズム、⑨マフィアや麻薬カルテルなどの権力、⑩国際法に係る制度の限界
   ・1990年代以降の思想を考察した「意味の世界」フランソワ・ドッズ
   ・ソ連の作家ソルジェニーツィンが1973年の暮れに「収容所群島」第一巻発表。衝撃を与えたのである。この本は膨大な証言や手紙に
    基づきながら社会主義体制であるソ連内部の残虐性を白日のもとに書き立てたのだ。社会主義体制の問題はすでにスターリン批判で
    批判で行われていたので、今まで知られていないわけではなかったところが、同時にスターリン体制だけでなく社会主義革命の当初から
    残虐な暴力が始まっていたことを実際の資料によってありありと引き出した。
   ・ポスト構造主義への批判は、リュック・フェリー、アラン・ルノーが1985年に出版した「68年の思想」においてほぼ確定した。
130.人はどう老いるのか(11/22)◎
   医者のぶっちゃけ話から、老人施設での事例等豊富で良書。おすすめ。すごく良い。
   ・Oさんのように介護に達成感を抱くようになるとか、罪滅ぼしのつもりでやるなど精神面での支えがあると認知症の
    人を起こす様々なトラブルにも比較的穏やかに対処できるようになります。
   ・認知症を治したいと思う家族は病気だけを否定しているつもりでしょうか、認知症の当人は自分の存在の全てが否定されているように感じます。
    面と向かってはなくても厄介者扱いされたり迷惑がられたりすると、認知症の人が敏感にそれを察知します。失敗を咎められると
    何を怒られたのか忘れますが、怒られたという嫌な感情だけは残ります。認知症の人は大抵高齢で言い返すことも仕返しをすること
    もできません、それで無意識のうちに介護者が困るようなことをしてしまうのではないでしょうか。つまり認知症患者の
    周辺症状(問題行動)は弱い認知症患者の無意識の報復とも考えられるのです。
   ・超音波診断機器はリースですから毎月43回以上使ってもらわないと赤字になります。クリニックの収益は、先生がされる検査と
    治療からしか発生しないので先生にお願いする以外はないのです。このままだと職員の給料も払えません、先生の診療に、
    看護師さん、看護助手さん、事務職員の生活がかかっているんです。
    自分の正義感だけでまっとうな医療をすることは独善にすぎないということです。
   ・これだけ医療が発達しているのになぜ癌は減らないのかと疑問に思う人もいるかもしれません。今や日本人の2人に一人の
    癌になり3人に一人は癌で命を落とすと言われていますががんの患者さんが増えて亡くなる人が多いのは、ほかの病気で死ぬ人が
    減って長生きする人が増えたからです。すなわち今のがんは老化現象の一つとも考えられているのです。
   ・がんと言う病気は正確に云うと上皮細胞ががん化したものを言い上皮以外の細胞、例えば筋肉や骨の細胞癌化したものは肉腫と言います。
    他にも普通と細胞の癌化したものは白血病、悪性リンパ腫などがあります。
   ・検査被爆の問題もあります。胸部エックス線撮影はまだしも、マンモグラフィー、バリウム検査などはかなりの放射線をあびます。
    それによってがんが発生するリスクもあって日本人の癌患者さんのうち30人に一人は検査被ばくと言われています。
   ・がんも慢性疾患と思っていたら、がん恐ろしい、治したい、解放されたい人が多いので強い治療を含めたり悲観的になったりしますが、
    がんでもすぐ死ぬわけではなく、あまり長生きしすぎずに適当なところで死ねるという事実が広がれば、それほど神経質になる
    必要はなくなるでしょう。私の父は85歳で前立腺がんになったとき、これで長生きせんで済む、と喜びました。
   ・麻薬が怖いなどという思い込みで癌の末期で痛みに苦しんでいる患者さんを我慢させるほど愚かで残酷なことはありません。
    私が癌になって最後を迎えることになれば早々に医療用麻薬を開始してもらって早くの安楽な朦朧状態でこのお別れしたいと思います。
   ・大切な身内に死んでほしくないという思いが当然のことですがそれは見方を変えれば家族の切なる願い強い要望であるのエゴ。
   ・人生の最後の最後に苦しい思いをさせられたけどそれは私のことを思ってのことだね、ありがとうなどと言ってこの世を去った人がいいでしょうか。
   ・長寿はめでたいというのが多くの人の印象でしょうが、それは未だ長生きをしていない人の感覚です。
    実際に長生きをする人の苦しみは本人にしか分かりません。これだけ平均寿命が延びた今、長生きすることに苦しむ姿に
    眼をそむけられない状況になっています。適当なところで死ぬ。これは最も楽で賢明で、家族にも社会にも有益なはずですが、
    死を肯定するような意見はとかく人気がありません。
   ・武士の切腹について、普段から常に死というものを意識して生きていると思う。常に死を意識して生きることで自由度を増し、
    その場その時を大事にし、自分の道を誤らず考えて、本気で考えているので時が来れば逃げることなく死を受け入れることができたのだと思います。
   ・人は必ず死ぬのだから、それなら悪い死に方より良い死に方をしたいという気持ちもあったでしょう。
   ・今、命より大事なものがあると思っています。それは苦しまずにいる、ということです。
    救いのないような苦しみに苛まれたら私は命を捨てても楽になりたいです。それでも命より大事に感じのものはないという人は多分、
    今苦しんで無い人でしょう。とにかく生きてほしいと延命を望むのたいてい家族で、苦しんでいる本人は坂本龍一氏
    のように「もう行逝かせてくれ」と思っているに違いありません
131.やらかした時にどうするか(12/2)◎
   ・失敗の5分類 未知、無知、不注意、手順の不遵守、誤判断
   ・失敗経験を記述するとき、事象、経過、原因(推定原因)、対処、総括 の順で書き表す。
   ・何か新しいものを創造する過程は大きく次の四つに分かれます
     アイデアの種の思考平面に落とす(孤立分散仮説の生成)  
     アイデアの種に脈絡をつける(仮説立証)
     アイデアを具体的に詰めていく(具体化)
     アイデアを洗練・発展させる(仮想演習)
   ・何かを実行する時を人間はAIに勝てないなどと同じ悲しむ必要がありません。そのAIが得意とする作業はこうすれば最も早く解に到達できるという
    旧来の学校教育と同じタイプの思考法えす。AIが超高速で求めることができるのは、あくまでも勝つために既に実践されたことのある解の最短距離
    であって決して誰もまだ成し遂げたことのない創造的な内容ではないのです。
   ・若い世代は誰かの指示されてではなく自分の意思で行動します。何が今の時代の成功かと思って、自分さえ得すれば他人はどうでもいいと考えるのではなく
    何が面白いか、どうすれば楽しくなれるのか、を目指して仲間と共同で目標達成したいと思うんです。そんな従来の日本になかった潮流の背景にあるのが
    リスペクトです。数多くの挑戦する者たちを生み出している要因ではないかと推測される。チャレンジャーたちがどんどん出てくるとさらに果敢に
    挑戦したものには成否を問わずリスペクトするという、ポジティブな風潮が広がり、いつかこの世界全体が変わるかもしれません。
132.高学歴難民(12/5)△
   高学歴難民の事例を上げているが、極端な例が多くて全く共感出来ず。何をもって高学歴とするかにもよるが、大多数の高学歴者はもっと良い人生の人が多い。
133.世界最高峰の経営学の教室 理論編(12/8)◎
   ・感知と補足に分解でき、適切なタイミングで新たな組織の変革を実現できる
   ・人々は今膨大なお金を持つことが本当に成功なのか精査する必要がある。成功者とは行動や懸命さ真面目さ人柄で尊敬される人なのではないか。
    普通の人々金持ちを研究した彼らが極めて不幸せな人々だと知るに違いない。
   ・コトラー七つのことが重要。プロダクト製品、プライス価格、プロモーション流通、プロモーション、プラネット地球、プロフィット利益、ピープル
   ・正しくやるではなく、正しいことをやる
   ・あなたの会社にとって最も重要なビジネスは何か、あなたの顧客は誰か、あなたの顧客が価値を見出しているのは何か、
    あなたが最も重要なビジネスにすべきなのは何か
   ・ダイナミックケイパビリティとは組織とその経営者が急速な変化に対応するために内外の知見を統合し、構築し、組み合わせ直す能力。
   ・両利きの経営は、着想、育成、規模拡大
   ・ダイナミックケイパビリティは察知、獲得、変容・再構築
134.駅伝のすべて(12/16)◯
   読み物として面白かった。箱根見る時に参考に読んでおくと面白い。他の駅伝にくらべて箱根は長い距離を走るんだな。あと駅伝のなかでは最も歴史ある。
135.ほんとうの定年後(12/16)◎
   ・仕事の貢献仕事に対する価値観。他者への貢献、生活との両立、仕事からの体験、体を動かすこと、高い収入や栄誉
   ・仕事に関して最も思い悩む年齢が50代前半だということはつまり仕事に対して新しい価値を年代あるということもまた事実である。
   ・仕事に対して50代を底にしたU字カーブを描く。社会人になって長い職業人生で失ってしまった仕事に対する意義は、50台を底にして以降、
    長い時間をかけて再生して行くのである。
   ・定年以降に見出せる就労条件で高まる価値観として、他社への貢献、体を動かすこと、などがあるがこれはいずれも20代では重視されない価値観である。
   ・定年後に幸せに働き続けるための要件としてあげたいのは、利害関係のない人たちとゆるやかにつながる仕事である。
   ・定年後の人たちにとって仕事を通じて人とのつながりを持てることは幸せに生活して行く上で重要な要素となっている。
   ・利害関係のある人たちと強固に関わる仕事は一般企業の職場で発生する強固な上下関係を含むつながりが強い場合と、顧客などとの繋がり。これはダメ。
   ・長く働き続けた仕事を離れ、地域社会で結びついた小さな仕事を現実的な就労の選択肢と考えるタイミングは誰でも人生のどこかで訪れるはずだ
   ・政府の人々の高齢期の生活のすべてを保証させる福祉国家論が望ましいものになると思えない。また全ての人が生涯にわたってスキルを磨き続け競争に
    勝ち残なければならないと自己責任論に答えがあるとも思えない。そうじゃなく、いつでも誰でも無理のない仕事で賃金が得られる環境をいかに構築
    するかという視点が何より大切だと考える。そしていよいよ本当に働け働けなくて困った時にはそのため社会保障従事させる方が生涯現役時代における
    国全体の社会保障と正しい姿になるのではないだろう。
   ・定年後の就業者が従事してる仕事は生活に密着小さな仕事であった。これから日本経済社会を見渡せば地域に根ざした仕事であればあるほど生活に密着した
    仕事であればあるほど価値ある仕事になるのではないかと私は考える。
   ・仕事を通じて社会に対してできる限りの貢献をしようと考えながら働いている、そして彼らの仕事を実際に地域住民にとっても必要不可欠な仕事になっている
   ・深刻な人手不足に直面する企業から強い要請があって外国人労働者の受け入れを積極的にする規制緩和が行われているが、経営が厳しい企業を救うために
    安価な労働力を求めるという考え方は非常に危険。よりよい労働条件を提示することができるようにすることが筋。
   ・定年前のキャリアから定年後のキャリアへの移行プロセスについて考えてみると、ストレスから解放される側面と社会制度自身の状態の変化によって定年前のキャリアを
    諦めざるを得なくなる側面と両方が存在している。そしてその強弱が人によっても異なる。
   ・これからの日本の労働市場においてはむしろ人は人でしかできないことに注力し機械に任せられるところはすべて機械に任せるくらいでなければ日本の経済社会を
    回っていかないだだろう。AIやロボットの活用などによっていかに仕事を自動化生産性を高めていけるとか日本だけでなく少子高齢がそうオークの先進国にとって
    今世紀最大の分析課題になると考えるのである。
   ・現代日本にこそ今最も必要とされている機械やかや自動化に関するイノベーションこれらを推進させる原動力となるのは、高い労働コストである。
   ・労働市場の逼迫によって労働者の賃金を航行して初めて企業はひとりになること危険性を認識しイノベーションを考える。それを一番進めることができるのは
    技術的水準も高いに日本が実は一番先端を行く。
136.オペラのひみつ(12/17)◯
   オペラの全体感がわかり、基本書としては最適。
137.30キロ過ぎで一番速く走るマラソン(12/17)◯
   サブ4,サブ3を達成するための小出監督の入門書。サラリーマン向けに時間のない人向けに書かれているものの、内容は高度で
   これくらいやらないといけないのか!と驚き、少し凹む。
138.日本の歪み(12/21)◎
   養老、茂木、東のド左翼3人組の鼎談。しかし読んでみるとそれほど左翼でもなかった。特に東は最近、転向したのかしらないが、
   頭が冴えわたっている。茂木はやっぱりレベル低いが、最近のお笑い、特によしもとを執拗につまらん、英国のような皮肉を笑い
   にするのが良いなどど、己の趣味の正当性を上から目線で話しており、香ばしさ満載であった。養老はノンポリに近いが、最後の最後で
   日本は地震が起きてもういちどやりなおし、その時に助けてくれるのは中国で、日本は中国の属国になれば良いと発言しており、
   耄碌した世捨て人は虫の観察でもしておけ、というしか無かった。このなかでかなりまともなのが東。というか、あとの二人、特に
   茂木は思考の悪さがところどころ出ており、苦笑いするしかなかった。養老はもう終わった人なので、まあ、余生をどうぞて感じ。
   東>>>>養老>>>>>>>>茂木
   ・関東大震災の焼け野原になりました。今度は空襲でまた焼け野原になりました。それでも二度の災害を乗り越え現在に至るのです。みたいな感じで
    震災から空襲までがシームレスに展示されている。いうまでもなく全く性質が違うものです。本来は人材である戦争と天災を同様に捉えることについて
    どう思われますか?結果的には同じです。1958年の広島ではすでに人々が原爆を地震や洪水のように語り、原爆を投下したアメリカの憎悪を持たなく
    なっていたことに驚いている。日本人全体にそういう傾向があるのかもしれません。それは「考え」ではないですね。印象です。そこらへんがたぶん
    日本流の思考の根源にあるという気がします。人為と自然をわけないというか、他人のせいにしても仕方ないことがある。
    そういう態度は長い目で見て自分のためにならない。
   ・このように二人称的な印象をなるべく消すことがカント的な論理学の方向性で、これに対して実存主義は一人称を入れたわけですが、いずれにせよヨーロッパの
    哲学は二人称で考えることが苦手だという印象がある。近い他社という問題について考えることが苦手。ちなみにその傾向は今の日本のリベラルに流れこんでいて
    例えば日本の外国人を区別するのがおかしいというのもよくある議論が一例。何か問題が起きた時、実際には自分の家族と知らない他人だったら家族の方を
    助けてしまうのが人間というものですね。それは避けられないと思うんですけど、断固そんな贔屓をやってはいけないと言い続けるのがリベラルの立場です。
   ・親しさは共同体を前提としているから、ある種の宗教や伝統に基づく儀式が成立する。言い換えれば追悼は必ずローカルだということです。この追悼を考えたら
    どんな宗教のどんな出自がいるかわからないので、そんな宗教を利用するなという話になる。しかもそもそも普遍的な追悼なんて存在しない。靖国にしても
    慰霊祭の問題にしても、問題の本質は2人称の追悼について考えていないことであり、ここ200年ぐらいの哲学の弱点が現れている。
   ・最近ネットで流行っていた老人の集団自決にしろ、カントの定言命法が下手したらナチスにつながってしまうというのは本当にその通りなと思いました。ハンナアーレント言った
    最も重要なところです。普遍性を追求するということがいかに危険かということですね。普遍性を目指すことそのものに暴力性がある。
   ・カントの話にもつながりますか、人間はあらゆるものをゲーム化するけれど、他方でルールは必ず変わるし、破られる。それを絶対化すると長期的には負けるということです。
    人間は大変クリエイティブなので、ルールが作られると必ずその穴を突こうとする。実際憲法九条だって穴を突かれて解釈改憲ばかりやられて、いまや有名無実化
    しているわけです。本当に重要なのはルールが絶えず破られるという前提でルールをどんどん変えていくことなんです。
   ・言葉には事実確認的機能と行為遂行的機能があると言われています。そこで日本語では行為遂行的機能がとても強い。だから事実確認の言葉として使いにくいということ
    だと思います。ことばと現実がどう結びつくかという、先ほどまでの話とも関係しますが、日本語では言文一致もあまりうまくいっていません。外国の学会では講演原稿
    を作って読み上げることがあります。でも日本語でそれをやると原稿を読み上げている公演になってしまって、聞き手の理解を阻害してしまう。これは話の技術の問題
    ではなく実は言葉そのものの問題なんです
   ・ライプニッツのすべての可能世界の中でこの世界が最善世界であるという話とかも、現代的な文脈で面白い。
   ・世界は存在しないが問題提起とされていましたが、大した話ではありません。マルクスガブリエルの「なぜ世界を存在しないのか」ですね。あれは要は世界が存在するのは
    椅子が存在するのと違う意味だよね、だから普通の意味では存在しない、と言っているだけです。それは当たり前ですよ。世界は存在者の集合なんだから。
    最近は湾岸戦争は存在しないとこもありましたね。ヨーロッパ人は存在しないが好きなんじゃないでしょうか。
139.正しいマラソン(12/22)△
   初級者向けで具体例も乏しく、イメージだけの本。これから始める初期の人には良いかも。







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オカン

2023-12-15 11:08:56 | Weblog
2日ほど前、実家に帰ってオヤジと話をした時に、10年以上前に60歳で亡くなったオカンが夢に出てくるか?という話をした。
僕もオヤジも出てこないよなーと話をしたが、今さっき、夢にオカンが出てきた。
おそらく、30代~40代前半くらいの若い頃で、オヤジも40代かそれぐらいだった。あとは僕との3人で、
弟はなぜか出てこなかったんだけど、3人で出かけようって話になっていた(とても幸せそうな家庭だった)。

画面はなぜかモノクロで(いつもの夢はカラーなんだが)、どこに出かけたのか分からないけど、
大きな道を僕と、若いオカンがはしゃいで走り回っていて、オヤジは後ろから見ているという映像だった。
僕は夢を客観的に分析することができるので、楽しいなーと思いながらも、何か変だなーと思い、オカンに
今って何年って聞いたら、今は2030年だったかな2023年だったかなと答えたので、ああこれは夢なんだ、
虚構の世界なんだと思った瞬間に目が覚めた。

なんか思い出(夢)っていうのは、残酷なようでうーん楽しいようで、何とも言えない気分になったけど。
まあ、あれは虚構じゃなくてまあ僕の中で生きている本物なのかもしれないと思った。ボケは来ていないが
足腰のヨボヨボしたオヤジの今ではなくて、(小学生くらいまででしたが)楽しかった過去を思い出し、
引き続き、面倒見ないとなーと思いつつも、たまにはオカンも思い出してよ、と言われた気がした。

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