パンドラの箱を開けるとちむがいた

書くスピード早いですが、誤字脱字多し。

20~32冊目○◎◎○○△◎○○△××○

2008-08-29 23:14:35 | Weblog
○20「夜のピクニック」恩田陸、
感想:
青春小説の傑作だろう。主人公の心の動きがよくわかり、
読んでいても高校時代のことを思い出す、良書。

◎21「平面いぬ」乙一
感想:
ホラー小説というが、内容は不思議で面白い。まだかなり若い作家だが、
すごい素質があり、文章も平易で読みやすい。
おすすめ。

◎22「火車」宮部みゆき
感想:
すごい本を読んでしまった。これは必読。また、こんなサラ金の実態を
1992年のときから的確に指摘していた宮部さんには本当に驚かされる。
良く勉強されているし、これまで読んだ現代小説では、東野圭吾の白夜行と並ぶ
最高傑作。

○23「レベル7」宮部みゆき
感想:
読み物としては、ハラハラドキドキで面白い。最後のストーリー展開が少し強引だが、
まあ、良しとしよう。

△24「容疑者Xの献身」東野圭吾
感想:
献身というのがタイトルについていなかったら良かったのに。この話は献身ではない。
そう言う意味で○に近い△。

◎25「さまよう刃」東野圭吾
感想:
これもすごい本。この刃は警察のこと。この本も必読の書。ゴミのような少年犯罪者を
生かすことが本当に公正につながるのか疑問。

○26「プロジェクトファイナンスの実務」加賀隆一
感想:
ケーススタディーも載っており、基本的なことが分かり易く書いてある良書。
入門書のような感じて読んでもよいかも。

○27「生産工場の基本と仕組みがよーくわかる本」山口俊之
感想:
この手の本のなかの入門書としては、よくまとまっていて良い。
ただ、工場を知っている人間からみれば内容がタルイ。
90%以上は知ってることばかりだった。


△28「するどい質問力」谷原誠
感想:
×に近い△。まあ、基本的なことばかりで、全く面白くありません。
ただ、良くまとまっているので、新入社員向けです。

×29「不謹慎な経済学」田中秀臣
感想:
経済学者ミシュランか何かを書いた3流経済学者の本です。
一流の経済学者はこんな奴は相手しない。
言ってることがどこかの教科書の受け売りで、はいはいて感じ。
内容も小難しく、いっちょまえにほかの経済学者を批判するが、
自分は聞いたことがない私大の準教授。もうだいぶ年なのに。
それ自体がもう既にダメダメ。

本人は一流気取り虚しくなります。多分、こんな批判本を書いて名前を売って、
東京の2流私大あたりへの誘いを待ってるのでは?
寒い気分を味わいたい人むきです。


×30「となりまち戦争」三崎亜記
感想:
つまらん。すばる新人賞も落ちたものだ。時間を帰してほしい。
結局戦争て何?ただの作家の妄想にしか思えない。
書き方も読みづらいわりに、思想的な裏もない中途半端な作品。
タイトルにひかれて購入しないように。

○31「理由」宮部みゆき
感想:
ルポタージュ形式で事件を振り返る形式なのでドキドキはしない。
最後は「あっそう」て感じ。ただ、やはり話の運び方が上手い。

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現代小説

2008-08-14 00:22:24 | Weblog
ブログには書いていないが、最近、宮部みゆきや東野圭吾などの、現代作家の本を
読み漁っている。
ずばり面白い。10年ぐらい前の本とかだと、今とはかなり違う感じがするが、
(例えば、火車におけるプライバシーの問題等)、
それでも、そんな前から問題の本質を指摘するとは、恐れ入る。

推理小説は今まで読んだことがないだけに、かなり面白いし、頭の体操にもなる。
ただ、宮部さんも東野さんも、単に推理だけでなく、その裏にある社会的な問題を
鋭くえぐっており、そのあたりが、普通の作家とは全然違うのではないかと思う。

特に、東野さんの「さまよう刃」「手紙」、宮部さんの「火車」はこれまで僕が
読んできた本のなかでも最高傑作に入るし、日本文学史とかの本に掲載されていても、
全く違和感がない。それほど完成度が高い。

これまで小説は読まなかったが、こんなに面白いのなら、どんどん読んでいこう。
また、別々の物語が徐々に接点をもって、最後に一つの話になるというのが、現代小説の
書き方かもしれないが、昔読んだ、村上春樹の「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」
のときのようなすごい小説が、一般化されているのは驚いた。

これらの本はほとんど、夏の読書キャンペーン等、新潮社などがやっている企画に乗って
読んでいるのだが、やはりあてになる。大きな収穫が得られた気分だ。
(本は買ってないけど)

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北京五輪を全く見ない理由2

2008-08-12 23:04:42 | Weblog
出てくる出てくる。
開会式は全く見ていないので、あくまで、新聞報道だけだが、
大きな足の花火がたくさん上がったらしいが、実は、最後の一発だけが本物で、
あとはCGによる合成だった。とか、

また、女の子が歌を唄ったらしいが、それは口パクで実は全く別人が唄っていたなど、
ばれてきて、先日書いた懸念が現実味を帯びてきている。

やはりなーという感じだ。

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北京五輪を全く見ない理由

2008-08-11 01:10:28 | Weblog
北京五輪がいつになく盛り上がらない。アジアだからだろうか。
シドニーとかそのほかの都市ならば、画像を見ているだけで、
外国と言う気分になり、それだけで楽しい。しかし、中国ではほとんど変わらないし、
風景も大してよくない。

いやそうじゃない。北京五輪自体が胡散臭くてイヤなのだ。
ウイグルやチベットの暴動、大気汚染、挙句の果てには、
ヨウ化銀を1000発以上も空に撃って、気候までも変えようとしたその姿勢に
興ざめなのだ。

だから、見る気もしない。これは中国以外の全世界の人が感じていることではないだろうか。
中国は面子を重要視する国なので、特に開会式とから大変なものだったらしい。
僕は興味が全くないので、見てもいないが、いかにも中国らしい、社会主義を彷彿とさせる光景だったに違いない。

そして、それを見る他国は、さすが中国と思う反面、「やはり社会主義の国だな」と再認識させられたに違いない。

これからも北京五輪は見ることもないし、興味もないし、僕の記憶に残ることもないだろう。

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転職して金が増えたが・・・

2008-08-09 00:55:48 | Weblog
転職してから、キャッシュフローが改善された。
ベースの給料(つまり月の基本給)は少し改善しただけだが、
残業をかなりしなくてはいけなくて、その分は全てつくので、
結果的には月次の給料が増えたことになる。ざくっと手取りで7~8万円ほど増えた。
これは大きい。ただし、会社の業績はよくないので、ボーナスは前の会社よりも
低くて、トータルでみれば残業が多くなった分、若干改善された程度だ。

これを細君に話すと、その分、家にいる時間が少なくてコミュニケーションが不足しがち、
という意外な回答が帰ってきた。
確かに、コミュニケーションは減ったが、その分、金は使えるようになった。
個人的には良いと思うのだが、なかなか難しいものだ。

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