パンドラの箱を開けるとちむがいた

書くスピード早いですが、誤字脱字多し。

7冊目

2006-04-27 22:44:00 | Weblog
×7「マッキンゼー事業再生」本田桂子(編著、訳)他、2004、ダイヤモンド社

感想:
「マッキンゼー」何やってるのかわかりませんが、何だか凄そう。
高学歴だらけ、おそらくものすごい難解なことをやっているに違いない。
かっちょいい。という期待いっぱいで読みましたが、残念ながら、最後まで
読むに耐えうる本ではありませんでした。マッキン社が出している論文の
訳が中心なので、全く面白くないし、マッキン社の事業再生の方法論とかもありません。

今読んでいる別の本は、ホンモノの経営者が書いている本ですが、やはり面白いです。
本当に何万人の従業員の生活や株主の利益を預かる人と、机上の空論で経営に
責任を持たない「やりっぱなし」のコンサルでは、迫力や言葉の重みが全然違います。

そもそもコンサルに戦略や市場分析を任せる会社は、人材がいない中堅・中小の
オーナー企業か、大企業で「自分のところでも出来る人間(=戦コンでも十分通用する)がいるが、
たまには外部の考えでも入れてみるか」とか考えているような会社しか
無いように思います。




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6冊目

2006-04-26 01:49:13 | Weblog
○6「最新業界地図がまるごとわかる本2006年度版」三原敦雄監修、2004、高橋書店



感想:
各業界について、解説の文章がありますが、読むに値しませんので無視して、
会社の順位とかをビジュアルで見るだけの本です。まあ、各業界の動向を
ざっくり見ておく分には良いかと思います。三菱系の会社はわりと良いところ
が多い気がしました。






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5冊目

2006-04-24 03:03:59 | Weblog
▲5「トヨタのできる人の仕事ぶり」石井住枝、2005、中経出版

感想:
「トヨタの」とありますが、その辺に売っている「こうすれば仕事ができる」
という類の本と内容は同じです。要は、トヨタであろうがなかろうが、出来る人の
行動パターンは同じということが分かりました。

そんなことよりも、この作者の経歴の方を詳しく知りたい。
短大を出てトヨタの役員秘書をして、一般職から総合職に
転換して、事務職から技術職(生産技術)に希望を出して移動して、
などすごい。行動的だし、かなり優秀な人なんだろう。そんな人を
上に引き上げるトヨタの懐も深いと思いました。

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GWの心意気

2006-04-23 01:24:14 | Weblog
GWが近づいているので、目標の仕切りなおしをすることにしました。
1.読書100冊計画についてはこのまま続けます。GWに頑張ろう。
2.1時間英語勉強計画は挫折したので15分にします。
最近、忙しさにかまけて、なあなあに成りつつあるので、自分を律しないといけません。

話は変わりますが、今日の日経で、金利のグレーゾーンを撤廃して20%を上限とする案が
出ていて、そうなれば、

1.大手消費者金融の利益が2200億円減少する
2.金利が23%に下がると推定利用者2000万人のうち900万人が
 信用力がなく、融資を断られる
→結果、自己破産者や闇金に流れる人が多くなる可能性がある

と書いてありましたが、読んでいて???と思いました。
1.闇金の存在を前提とするのはおかしい。そもそも違法でしょ。
2.自己破産者が増えて何か困ることがあるのでしょうか?
3.不況下でもすごい利益を上げている消費者金融の会社は、信用に見合った金利
  を取っていたといえるのでしょうか?(金利を取りすぎていたのでは)
4.融資を断られた人→自己破産や闇金に流れるの論理には飛躍があります
  (生活を見直す人は?、友人知人に借りる人は?)

TVは大大スポンサーである消費者金融に気を使ってか、報道に積極的ではないようです。
また、消費者金融だけでなく、一見関係なさそうな銀行でも、例えばシローンのコアレンジャーの
手数料の総額は出資法を越えないように調整されているので(と言っても、出資法の上限に張り付くような
手数料設定はしていませんが)、収益の減少要因になる可能性もあります。
いずれにせよ先行きをしっかり見届けないといけない話だと思います。





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日経の宮沢さん

2006-04-18 21:37:25 | Weblog
日経「私の履歴書」に宮沢さんが書いています。
この人の話は、戦後史そのもので、かつ、ほとんどその
中心近辺にいたことに驚きます。
肝心なところは書いていませんが、それでも、歴史の
裏側を知ることができて、おもしろい。
最近、私の履歴書はジャック二クラウスや、仲代達也、シュバイツアーなど、
ヒットが多く、楽しみです。


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ドコモ→TUKA→au?

2006-04-17 00:11:14 | Weblog
TUKAを愛用して6年以上になりますが、いよいよauに吸収される
時期が近づいて来ています。TUKAの良いところはシンプルなところです。

電話は話すためにあるので、音声さえきちっと伝われば良い思います。
それ以外のサービスは新興のよくわからないIT企業の罠にはまっていると
思えてなりません。
特に着メロなど最悪です。他人の音楽の趣味など知りたくもないのに
いたるところでピーピー鳴り、極めて不愉快です。特にいい大人が、最近の
曲らしき着メロや、ウケを狙った着メロを設定しているのを聞くと、
その人の程度がよく分かります。

最初(080のころ)はドコモを使っていましたが、ドコモはつながりがわるく、
人生を左右するような重要な電話が立て続けに3回も途中で切れてしまったため、
激怒してTUKAに変えました。

携帯電話は基本に忠実にあってほしいと思います。


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4冊目

2006-04-13 04:01:26 | Weblog
◎4「美女と野球」リリーフランキー、2005、河出書房新社




感想:
今回で5回目くらい読んでいるヘビーローテーション文庫。
何回読んでもおもしろいです。「東京タワー」のさわりが
書いてあります。また半年後にでも読みます。ちなみに
「東京タワー」の評価は△ えらく評判は良いですが、正直言って
マザコン私小説。まあ、繊細という言い方もできますが・・・。

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B社の件

2006-04-11 01:30:45 | Weblog
超人ロック、オタク検定など、おたく業界では有名らしいビブロス社が
自己破産しました。この出版社は「やおい」とよばれる分野の先駆的な会社で、
新人発掘にも定評があったそうです。

出版社の倒産はあまり例がありませんが(有名どころだと、筑摩書房、河出書房
あたりかな)、どうも本の売れ行きが原因ではなくて、
関連会社の自費出版社と、インターネット事業の資金繰り逼迫によるようです。

優秀なコンテンツがありながら、それを生かさずに拡大路線を突っ走ったのは
明らかに経営者のミスです。
出直すとしても、読者と向き合う出版社として再出発してもらいたいものです。





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去っていく人たち

2006-04-08 20:39:12 | Weblog
以前勤めていた会社の同僚と話す機会がありました。
1年振りに電話しましたが、変わらず気さくに、
今も同僚であるかの話し振りにうれしく思いました。
彼も辞めると言っていましたが、結局続けているようです。
惰性で続けているのか、今も辞めようとしているのかよくわかりません。

ぼくも前の会社にいるときに辞める人を幾人も見送りましたが、
去って行く人のことは、日々の激務のなかで忘れてしまい、
半年に一回ぐらい「あいつ元気かな」と話題がでるぐらいでした。
でも皆どこかであいつしっかりやっているかな?と気にかけていたものです。

ぼくは去ってから時間がたちますが、やはり考え方とか職業観については
前の会社のままの感覚です。むしろ非常にハイレベルな人たちに囲まれていたのだな
と最近つくづく思います。

以前の会社に戻ることは想像できませんが、上司、同僚、後輩も
非常に優秀な人が多かったので彼らとはまたいっしょに働きたいと
思う今日この頃です。




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苦しみながらの3冊目

2006-04-02 22:49:43 | Weblog
ようやく3冊目。
◎3「MBAオペレーション戦略」遠藤功、2001、ダイヤモンド社



感想:
1、グロービスの本です。ファイナンスとかマネジメントなら大体パターンは
  同じだけど、オペレーションは珍しいので読みました。
2、ケイパビリティとは組織能力のことだそうです。

思い出した話を。
数ヶ月前に広州に行ってきました。外国人がよく利用するホテルに泊まりました。
ホテルの玄関付近には浮浪女児(5歳くらい)がいて、プラスチックの
おわんをもって駆け寄ってきました。10メートルぐらい離れたところに、ボロを来た
若い女性がうずくまってこちらを見ていました。また、翌日には、同じ場所でタバコを
ふかした浮浪男児(5歳~10歳)3人がおわんを持って近寄ってきました。

オリンピックの準備が始まっています。
おそらく、浮浪児童たちはホテルの前からはいなくなることでしょう。
でもこういう現実は忘れないでいたいものです。

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