阪神・淡路大震災から明日で30年。
先週、NHKの「明日をまもるナビ」を見てタイトルの「人と防災未来センター」
という施設がある事を知って行ってきました~
この施設は阪神・淡路大震災の経験と教訓を継承し、防災、減災の実現のために必要な情報を発信する施設で展示資料や当時の映像、震災体験者の話などをもとに一人一人が災害に対する正しい知識を身に着ける事ができる施設です。
ガラスで覆われたビルの表面には1995 5:46amと大きく表示されています。
西館と東館とあって共通だと大人¥600 東館のみは¥300です。高校生以下は無料
なんと毎月17日は無料(素晴らしいです!)だそうなので、時間のある方は行ってみてはどうでしょうか?
西館から入場してまずは4Fの1.17シアターで当日の地震の状況を映像で体感して始まります。
この映像、合成で作られてるけどやっぱりその衝撃はすさまじいものがあって
家屋が次々とつぶれてオフィスビルの窓ガラスが割れ、中層階がひしゃげつぶれるシーン、長田の火事
阪神高速が横倒しになるシーンと当時の震災後の様子の衝撃を思い出しました。
その後震災直後の街のジオラマ模型をみて次は短編映画を鑑賞。
この映画も震災直後からの映像で当時の避難所の様子や家族を亡くした人のその後の人生を描いたもので
被災した人たちがその辛い状況を乗り越えていく姿に涙が出ました
続いて3Fへ
3Fは震災の記憶フロアで震災後の写真や資料。被害状況の映像や文章、語り部のビデオを見る事ができます。
当時を知ることができる貴重な資料が沢山あって興味深かったです。
2Fは防災・減災体験フロア
こちらは世界でおこっている自然災害の学習や防災グッズが展示されてました。
続いて東館の2Fから3Fへ移動
こちらは自然災害のメカニズムを勉強したりクイズ形式で防災を学ぶ部屋がありました。
小さいお子さんでもわかりやすく楽しく学習できるようになってました。
1Fは防災グッズを販売していたりレストランもあります。
西館、東館とめぐって自然災害の恐ろしさ、それを乗り越えて生きていく人の力を改めて知ることができて
とても勉強になりました
今回この施設に行ってみて、防災とはまず知る事からだと改めて思いました。
知らないとその対策もできないもんね
私が行った日は最初のシアターでは観覧者は15人位で小さいお子さん連れの夫婦とかも来られてたけど、
やっぱり来場者が少ないですよね。
こんないい施設がある事をもっとたくさんの人に知って欲しいと思いました。
明日1月17日は震災から30年
当時の地震を経験した人も経験してない人も、全ての人が過去の災害を振り返って
より深く考えてみる一日になればいいなと思います。
うちも防災グッズの点検をやろうと思います。
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