マンガ‥
30年程前から若手サラリーマンが通勤電車の車内で普通に読むようになった。
私は社会人がマンガを読むという行為に抵抗感がある。
個人の自由と言われれば、その通りなのだが。
中学生から高専初期にかけて、私が夢中になって読んだマンガ。
それが 「男おいどん」 だった。
(少年マガジン連載)
おおやまのぼった
「大山昇太」なる主人公が、九州の田舎から上京してオンボロアパートに下宿。
アルバイトは失敗続き & 美女たちに振られ続けるという話。
ペーソスあふれるストーリーは、なぜだか他人事とは思えなかった。
この大山昇太、
実は、後のSF巨匠・松本零士氏の若い時代を描いたものなのだ。
つまり 自伝マンガである。
歯がゆい思いをしたり、 勇気付けられたり、 泣かされたり、、、
私の人格形成に何かしら影響しているのは間違いないと思う。
最終話「トリさん」との別れ
学校の仲間や、当時の彼女たちには なぜか『極秘』にしていた。
そして 私も 大山昇太を追いかけるように上京していく‥。
23歳。