生活管理・日用品ブログ

増田カイロの臨床における生活指導内容。NAET施術と併用して弱アルカリ体質を維持しましょう。

塩:糖=6:4

2024-05-22 | 体調管理
塩をたくさん摂っているのに、それが塩カウントに反映されない人がいます。
それは糖質を意識的に控えている人です。

タンパクと塩は同レベル必要なので、「タンパク:塩=10:10」と言えますが、塩を生かすために必要な糖質量は「塩:糖=6:4」なのです。
糖質(主食や砂糖・果物・芋類・根菜類など、人工甘味料はダメ)は一般的に摂りすぎが多いため、糖質制限はほどほどにするならいいのです。
しかし、極端に糖質量を減らしてしまうと、せっかく摂った塩も体が使うことはできません

塩を10摂ったとしても、糖が2しかとれていなければ、使える塩は3だけです。
塩のアレルギ―除去が済んでいる人なら、残りの塩7は捨てられますが、そうでなければ体にとどまり水を引き寄せ、むくみに繋がります。
また使える塩が3であれば、使えるタンパクも3だけなのです。タンパクを10摂っていたとしても、です。

ですから糖質制限はほどほどにすべきであり、デザートとして、間食として、主食としての糖質は生命維持に必要なものなのです。
アルコールを摂る人は、アルコール量に応じた塩やタンパクを確保できればいいですが、くれぐれも自分のアルコール処理能力を超えないことが大事です。

40過ぎると代謝が落ちますから、夕方以降・夕食時の主食(特に米)が負担になる人も多いと思います。
その場合は、主食をカットして、アレルギーのないデザートを食事と一緒に摂ってもいいでしょう。
おかず+塩の利いたスープ+デザート、という感じですね。

食欲がないとか、食べると疲れるという人は、食前デザートでまず血糖をあげておくといいですね。
血糖を上げることで胃腸が動きだしますから、食欲ない⇒食べられない⇒栄養素が摂れない⇒体も心も動かない…といった悪循環を阻止することができます。

よく動く人・たくさん電子機器を使う人なら、間食で塩たっぷりおにぎりもいいでしょう。
食事毎というよりは、1日のバランスが大事ですから、普通にスイーツ・甘味・果物を間食として摂り、食事で塩たっぷり補給する、でも構いません。

「減塩」同様、「糖質制限」という言葉にも気を付ける必要があるのです。
何でも「ほどほど」が一番で、自分の体・舌が欲する味を大切にしてみてください。

すでにいろいろな病気を持っている人なら、フリースタイルリブレを使って、極端な血糖上昇(スパイク)を起こさないために、何をどのように食べたらいいのか、自分でトライアンドエラーを繰り返してみてください。

十分なタンパク+塩が確保できている人なら、米をとっても血糖の急激な上昇は起こらないかもしれませんよ。
血液データでタンパクが十分摂れていても、それに応じた塩が摂れていなければ、その数字は「見かけ」であって、現実は違うのです。
実際に使えるタンパクが少なければ、身体を守ることはできないのです。血中の過剰なタンパクは、腎臓の負荷となり、また体を酸性化します。
酸性体質⇒炎症体質⇒病理体質(がん系・血管系)ですから、強アルカリ食品であるアレルギーのない塩の十分量の確保は、重曹・クエン酸に匹敵するのです。

ミネラルの中で、カルシウムも強アルカリです。
カルシウムと鉄は、ミネラルの中でも重要だからこそ、NAET®施術においては別枠なのです。

亜鉛・マグネシウム・ヨード・カリウム・セレン・モリブデン…といったその他ミネラルの中ではよくアレルギー性が出やすいのは、亜鉛・マグネシウム・カリウムですから、これらはアレルギー除去してあれば個別のサプリ補給は要らない人がほとんどです。
必要な人には、食事で小魚・海草・豆をとってもらうとか、お風呂でエプソムソルト(硫酸マグネシウム)を勧めるくらいです。

まずは糖でも、塩でも、タンパクでも、ビタミン・ミネラルでも、アレルギーがないこと。それが一番重要です。
自分が摂っている食材にアレルギーがなく、かつ摂る量・摂る時間が正しければ最低限の栄養で最大限の活動を維持することができますから、環境云々の前に自分の体・食生活におけるSDGsに努めたらいいと思いますよ。

ちなみに「塩:糖=6:4」であるように、「仕事:ご褒美=4:6」がちょうどいいバランスです。
「ほどほどじゃない=キャパオーバー」は、結果として自分の首を絞めますからね。自戒を込めて書いておきます。
自分の幸せは、「ほどほど」の中に見出すことが大事なのですから。

斉藤 記

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