その④
さて、届いたブリッジのユニット。胸の高鳴りを抑えつつ交換しようと試みるが…。セット出来ない!部品幅が違う!何度も繰り返すがダメ。本体に打ち込んである金属を交換できればと思いやってみるもダメ。(このやり方については後日わかるがこの時は分からず)。ピカピカのユニットを見ながら、どう飾り付けるか…と夢見る始末。
どうすべきか…と思いながらぼんやりと再びヤフオクを見る。すると1900円というギターがあり、つい入札してしまう。
<見た目ピカピカ。新品でも安くて有名なメーカーらしい。>
まあまさかこの値段では終わらないだろうから…と思っているとその値段で落札してしまう!実際は送料もあり喜んでいられる値段でもない。その後の問題を考えれば…。
商品到着。開封。なにかある。ないことを祈りながらも半ばトラブル覚悟しつつ、ボリュームのつまみを触ってみると…1か所回らない!
はんだごてを久しぶりに握り、部品を外す。
可変抵抗器完全無抵抗状態である。石のように固まっているこのポッドを見つめながら…これなら数100円で交換できる。沼の水位が数100円分上がる感覚を味わいながら、他の部分も見てみる。すると…
ヘッドのペグがカラカラと空回り!ええいこれも交換してしまえ!ということで勢いペグも金色を注文。部品が届く間、フレットのすり合わせもやってみる。ローポジションだけ減っているのはコード弾き中心だったのかなと前オーナーを想像しながら。しかし見た目きれいでもこの状態じゃ捨ててもしょうがないと落札金額に納得。
可変抵抗器は他の分も怪しいので4つ注文。するとコンデンサも入っていた。
キシリトールガムみたいな形状のコンデンサ。ギターに使うコンデンサによって音は変わるらしいく、値段もオークションで3万とか見たことがある。自分なんかではなんでも同じとおもうので数10円~でもOKである。
まだ続いてしまう…。