2021年もあっというまに2か月が過ぎてしまいました。
昨年は、ちょうどこの頃から、
合唱団は練習ができない状況に陥りました。
それまで練習会場としていた施設が
いっときすべて閉館になったのです。
その後、開館になったとの情報が届くも、
人数制限が厳しかったり、
歌う活動では使用できない部屋があったり、
「コーラス星の会」が活動できるところは「なーし」でした。
そんな時、練習再開のきっかけとなったのが、
この日(2021年2月26日)の練習会場でした。
オーナーさんのご好意で、使わせていただけることになり、
ほんとうにありがたく、感謝の気持ちでいっぱいです。
本来は、ダンス教室のスタジオであるこの会場、
鏡張りも魅力的ですが、
なんといっても、適度なエコーで、
歌がうまくなったように思えるんです。
お風呂で歌うと上手になったような気がする、
というのと同じ現象ですね。
でも、ソプラノが華麗に響いてくると、
ハードルを上げられた感じで、
非力なアルトメンバーの私は、
エネルギーを吸い取られてしまいます。
この日、参加したのは、
バス3名、テノール2名、アルト5名、ソプラノ3名、
こじんまりながらバランスのとれた人数でした。
指揮者N先生が早くからいらしてくださったので、
発声練習もそこそこに、
ぐいぐい、と歌いこみに入りました。
でも、伴奏のk先生が気を配ってくださって、
「軽めの歌」から取り組むことになりました。
ふだん体育会系部活の高校生を相手にしているN先生、
「まだまだあ」とビシバシ叱咤激励を飛ばしてきます。
人生経験豊富な団員たちは、
受けて立とうとはせず、
ひょい、と交わしてやり過ごしています。
時々、若者が、流れ弾にあたりますが、
やればできる子たちなので、
叱咤激励をしっかり受け止めて、
どんどんと成長していくのです。
「若いっていいなぁー」と遠い目をしてしまう、私です。
(続く)