スタッフのつぶやき

CIL東大和のスタッフが徒然なる日常をつぶやきます。時にズバっと斬りこみます!

TRY速報!(台湾新聞より)

2009-09-03 22:23:11 | インポート
こんにちは。こば です。

KKくんとmoeちゃんが日本を出発してから早5日・・・。
事務所内では、
何の連絡もないことに心配したり、
逆に「便りがないのが良い便りだよ」と言ってみたり
なんだかソワソワした空気が流れております。

そんな中、スタッフEB氏のもとに
メインストリーム協会の方からビッグニュースが!

Asia Try、台湾の新聞に載りました。
そして、記事の中ではKK君がインタビューされている様子!


自由電子報
http://www.libertytimes.com.tw/2009/new/sep/2/today-life16.htm

中央日報網路報
http://www.cdnews.com.tw/cdnews_site/docDetail.jsp?coluid=124&docid=100890510


こばの介助に入っている、中国語のわかるアテさんに
「自由電子報」の記事を翻訳していただきました。
↓↓↓
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アジア9カ国 身体障害者 環台し(※台湾を周ること)障害者たちの暮らしている環境を改善

台湾で初めての自立生活運動「Asia Try」が昨日始まった。
アジア9カ国から150名以上の障害者(視覚障害、肢体障害及び呼吸器をつけている重度障害者等)
及びボランティアが、10日間かけて台湾を巡る。
(その目的は、いつもと違う障害者の存在をアピールし、障害者の環境を改善するため)

自立生活 台湾全土7ルート

昨日アジア各国から来た障害者たちは、中正記念堂から出発し、
台北から7つのルート(桃園、苗栗、台中と高雄など)に分かれて
どういう場所に寄るか、どこで寝るかなどをチームごとに検討し
歩きながら障害者の自立生活の理念をアピールして10日に台北に戻る。

活動参加者は視覚障害者、肢体障害者、聴覚障害者、呼吸器をつけている障害者、また
20年の間一度も外出したことのない障害者もいる。

東京から来た小日向一弘さん(全身性障害、気管切開をしている)は
初めての海外経験を台湾に捧げた。

彼は言う。
「台湾に来る前に医師に反対され、長距離の旅は
たいへん危険であると心配されました。」
しかし、彼は自分に問いた。
「重度障害者として、自分には何ができるか?」
彼は台湾に来ることを決意し
勇敢にも体の限界に挑戦することを決めた。


小日向一弘さん 屋外での野宿に挑戦

「過去、長距離の旅の経験はなかった。呼吸器の故障が心配だったので、
今回は特別に予備の呼吸器を持ってきました。
出発前に、野宿の模擬体験もしてきました。」
続けて彼は言う。「重度の障害があっても、必要な機械と人の助けがあれば
普通の人と同じように外出できると証明したい。」

沖縄から来た大城渉さんは、
「屋台で食事をした時、屋台の主人が、彼が呼吸器を使っているのを見て
緊張した表情をしていたことが印象的だった。
もっと多くの人たちに、障害者を助けることを学んでほしい。」と語る。

新活力自立生活協会副総幹事の蔡抒帆さんは言う。
「障害者たちも自分がしたい生活のスタイルがあるはず。なのに障害があるから
食べること、着ること、外出することも制限されてしまう。
Asia Tryでは、障害者たちにたくさんの経験を積んでもらいながら
本来の『活動する力』を取り戻してほしい」
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※アテさんのKさん、謝謝(シェイシェイ)!!


こういった形で動向を知ることができたことは
なんとも嬉しい限りです。

まだまだ始まったばかりのAsai Try in 台湾。
KKくん、moeちゃん、そして参加しているみなさんが
引き続き、台湾のあちらこちらで
元気に活動していることを願っています