疎外と物化はマルキシズムの概念だが、これを心理学に当てはめてみよう。
相手にいいように操作されていると、自分が物扱いされているような感じになる。
そして自分が物扱いされているような不快感を抑圧すると、自己疎外が始まる。
自己疎外が始まると、自分自身で自分の心を物として扱うようになり、対等で正当な人間関係を作ろうとする努力を捨てて、カウンセラーやトランキライザー依存に走る。
そしてカウセンラーやトランキライザー依存になり、あまりにもこんな手合いに頼るので、お互いに客観的に正当な怒りを持つようになる。
そして泥沼の治療関係に陥る。
そしたら時計の針を戻して、まずカウンセラーやトランキライザー依存をやめることだ。
唯物論的な原因なら薬が必要であろうが、人間関係から来る不快さは、関係を変えたり、やめたりしないことにはいたちごっこだ。
さらに図々しい人と付き合うと、自分で自分の心の支配権を相手に渡して(心の疎外)さらには、相手にいいように操作されるんだな(物化)と理解納得し、そんな手合いとの人間関係をやめたり、関係を変えるしかないのだ。
学習能力がないのはお互い様だ。
片や自分の言いなりになる奴隷を探しまくってそのたびに嫌われて、片や自分を安売りして相手の言いなりになり、お互いにそのループから脱出しようとしないのだから、その関係はまるで笑えないギャグ漫画だ。
それを治療者や薬で再現するのだから、もう闇だ。
いい加減に学習せよと言いたい。
朝から不快な話を書いてしまったが、皆さん、お気をつけ遊ばせ。