目覚めた孔雀。独り言三昧。

目覚めた孔雀の独り言です。

動物園からの帰り道。

2022-04-09 16:04:27 | いけてつ独り言
(猿山の猿)
万物の霊長だとうぬぼれてみても、所詮は順位制と縄張りを持った動物たちと何の変わりもない。

集団という群れの中で、順位と縄張りをかけてけんかする姿は、動物園の猿たちと何ら変わりもない。

中にははぐれざるというお猿もいて、集団にいると虐待されるから、辺境の餌場で微々たる餌を拾い食いして生きているかわいそうな猿もいる。

動物園の動物たちも、人と変わりないのだなあ。

(放し飼いにされた獣たち)
3.11の時、避難生活を送る農家の人たちが、自分たちがいない間餌に困らないようにと、家畜やペットを放し飼いにしたそうである。

そのとき、立ち入り禁止区域の境界線で警戒しているお巡りさんのところに放し飼いにされた動物たちがやってきて、お巡りさんに甘え、満足するとまた立ち入り禁止区域に戻っていくという記事をネットで読んだ。

これらの生き物たちは、食べ物がほしいのではない。
人間の愛がほしいのだなあと想像した。

そのとき、立ち入り禁止区域内で生きている家畜たちを思い、私は涙した。

(野生の人)
なぜか野生の人という言葉が頭に浮かんだ。

具体的に言うなら人間嫌いな人だろう。
というか、必要以外の対人接触はしない人。

彼らは虐待にあった生き物のように、人を恐れているのだろうか?
それとも人の群れから離れて、創造的な世界に遊んでいるのだろうか?

もし、保育園や幼稚園などで、人と交わらずに一人で遊んでいるような子供を見かけたら、無理に子供達と遊ばせてはいけません。

それらの試みは拷問以外何物でもないから。

ただ、将来、メンタルの病にかからせないために、創造的な世界で遊ぶときは、一日一時間程度にとどめて、後は、日常生活で遊ぶように指導するのがいいのかもしれません。

日がな一日創造的な世界に遊ぶと言うこと。
それは精神分析で言うところの禁欲原則違反であり、グルの指導を離れた瞑想と同じですから。

そうそうこれは書いておいた方がいいのかもしれませんね。
さみしがり屋の人は都市に暮らし、感受性の強い人は郊外で暮らせという鉄則があるそうです。

思い当たる人は、転居を試みるといいかもしれません。

私のような人物は、人の群れにいると人の思惑に流されて、ものすごく疲れるし、流されてしまうのです。


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