ある人々は、精神的な二重生活を送っている。
それは現実の世界と想像の世界とに意識が分裂した、精神的な二重生活である。
お笑い陰謀論に書いたШокер云々という話は、あくまでも想像の世界での話であり、現実の話ではない。
が、ある人々は、程度の差こそあれ、その空想の団体であるШокерが、多少なりとの現実味を帯びて現実の世界を汚染するのである。
誰だったか、ある人々は現実の事象を想像の世界に切り取って、それを象徴の世界でシンボル操作をして、また現実の世界に投げ返すとある。
そんな器用な精神生活をしているのが、ある人々である。
さて、病理と症状についてはこれくらいにしておこう。
問題はその世界からの脱出の仕方である。
今までは勝手放題に、その想像の世界や象徴の世界に飛び込んで、ほしいままにその世界で遊んできて、その観念が自由に意識を汚染する。
その事実にある人々が気がついた時点で、彼らの目覚めた意識の統制の元に、その観念で遊ぶことをするように、訓練づけるのである。
まあ、私の書いたШокерの世界で遊ぶのが好きな人はまずいないから、意識的にその観念と格闘する時間を減らしていくのである。
できれば、彼らを追い出すときに、ある儀式を行うといい。
なぜかは知らないが、現実の世界に立ち戻るときは、二回音を鳴らして、できればその後、何かを食べるとよいそうだ。
意識的に現実の世界に戻ったことを、自分に知らせる合図をするのだ。
そうやって不快な観念と戯れる時間を、意識の統制の元に減らしていくのだ。
そのようにして、目覚めた意識に思考内容を統制させる技術があるそうだ。
それをある人々のために期しておく。
くれぐれも、へんてこりんな観念というデーモンに負けてはいけません。
以上、管内三方面でいけもと。