目覚めた孔雀。独り言三昧。

目覚めた孔雀の独り言です。

山本七平氏提唱した日本教の受け売りですが。

2020-06-05 09:24:43 | 日本教徒のエトス
そもそもこの国の民族の考え方は、
お上に頼る隣百姓精神。(目上の人に頼りみんなやるなら私がやる。)
そして事の善悪や当否など無視して、空気マンセー主義が跋扈している。(正しかろうが間違っていようが、集団のムードに合っていれば何をしても構わない。)

だから、お上よ、経済補償をしてください!
そう言い出せば、普段は赤字国債云々と言っている自称財政通の連中も、お金頂戴と言い出して、あとの膨大な財政赤字など、あたしゃ知りません!

そんな惚けたことが言ってられるんでしょうねえ。
それが極左政党ならともかく、新自由主義経済を標榜している連中も言っているのだから、笑止千万。

それが、最近もてはやされている、都民ファーストの会や日本維新の会の知事連中の正体であります。

さて、話は変わりますが、日本の政治は君主制でも民主制でもない。
有り体に言えば、空気なる得体のしれない流行神(はやりがみ)を本尊とする、一種の神政政治(テオクラシー)だと言っても言い切って構わないだろうと私は思うのであります。

その証左に、神であるから、目には見えず実体もない。
そしてこの神がいきなりこの国の民に憑依する。
憑依した連中に逆らえばこっぴどい目に合う。
そして神が去ったあとの惨事の責任を取る実体は誰もおらず、反対者までをも巻き込んだ集団自己批判を行えばそれで済んでしまう。

この思考原理や行動原理を解明したい研究者は、暴動とは全く違う概念である、お祭りなる習慣を研究してみると良い。

日常のストレスを、定期的で非日常的な集団運動で解消し、さらに氏子なる概念でとかくバラバラになりがちな成員の心を一致団結させる。

こんなことを神代の昔に思いついた人は大天才だと言っても過言ではない。

これを利用して、プラザ合意恐慌から始まる、日本ゼニくんちぇキャンペーンをひもとけば、大地主ー小作人ならぬ、独占資本-自営業者の構図が、透けて見える。

これは余談ですが、アメリカが430兆円の財政出動をして、赤字国債を発行すると言いました。
その赤字国債を引き受ける金持ちは、いったいどなた?
また日本が買わされるんでしょうかねえ?
ふざけんな! アメリカ!
池本はそう言いたいわけです。

それはさておき、独占資本ー自営労働者?。それって、最近叩かれている、令和の御代の口入れ屋である派遣会社とそれに登録する契約社員であります。

その新しい地代は、消費税ちゃんでございます。
規制緩和・税制改革・働き改革などなどで、独占資本さんは、中世の荘園領主よろしく不輸不入の特権によりやりたい放題の儲け放題!
そして税金は、生きるために必要な商品購入から搾り取って、その買い物袋にまでお金を取る。
誰が得するんでしょうかねえ?

日本版ペレストロイカ(新思考)キャンペーンで、だまされてはいけません。

その後の阿鼻叫喚末端ゼニくんちぇキャンペーンで、人民が苦しんでも官も資本も知らぬの半兵衛と来たわけだ!

こんなこと極左正当の某党だってその機関誌には書けません。
実際それを国家レベルでやって見せたのが、旧ソ連のソホーズ・コルホーズだからでありますから、兄弟党のソ連共産党のやったことを批判なんてできませんがな?
逆立ちしたって(笑)

こんなこと、国家レベルでやれば共産党だの社会主義だのと叩かれますが、小泉純一郎流の、官でできることは官で、民でできることは民でといえば、新自由主義の名を借りた社会主義経済をやっているということは、世界史を学んだ人たちの目枯見れば火を見るより明らかだからであります。

その証明として小泉の手下である竹中がパソナの会長をやっていることをみれば、見事に証明しているよなものであります。

これは余談ですが、小泉の言った痛み。
言った本人である、小泉や竹中がそれを感じているかどうかと言わせれば、はなはだ疑問であります。

そんなわけであります。

以上、Икэмото!



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