COCORO便り

大阪市西区新町、四ツ橋・心斎橋近く こころ はり灸治療院。
スタッフでつづる「こころ」に残った出来事日記

顔面神経麻痺 ラムゼイハント症候群 ウイルス性 ② (ナカ)

2008年06月05日 | 健康
治療2日目

昨日よりも瞳孔が開いており、あまり調子が良くない状態が見てとれました。

話を聞くと、

①側頭部を撫でるだけで痛みがある

腹立たしい痛みであると本人は訴えていました。

昨日同様、反応点をくまなく検索すると
耳たぶの後に強い反応があり、
本人が訴えている側頭部の反応を検索すると、
べったりと広範囲にわたり反応が出ていました。

側頭部の痛みをとるために、皮下組織を狙い5本ほど鍼をうち、
側頭部の皮下のゆがみを引き起こしている筋へもアプローチを行いました。

反応がしっかりと取れたことを確認し、痛みを尋ねてみると、
今まで引っ張られているような感覚がなく
撫でても全く痛くないとの事でした。

治療後、自宅でのローラー指導を促し、明日の来院指導をしました。

顔面神経麻痺の痛みを考えた時に、顔の痛みを感じる神経は三叉神経です。

顔面神経麻痺により表情筋の動きに制限がおこることで、
筋肉と皮膚との間にある皮下組織にゆがみをおこし
その状態が長時間続く為に神経の混線が起こり
撫でるだけで痛みが出ると考えられます。

顔面神経麻痺での不快な感覚は、皮下組織へアプローチすることで改善されると考えます。

こころ はり灸治療院
http://www.cocoro-acupuncture.com/
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 顔面神経麻痺 ラムゼイハント... | トップ | 顔面神経麻痺 ラムゼイハン... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

健康」カテゴリの最新記事