こんにちは😊
今日はスポーツなどにも重要なバランスを整える秘訣をお伝えします✨
スポーツのパフォーマンスを上げるのには、筋力の強化や心肺機能を高めるだけではなく
『五感・平衡感覚・内臓環境』も同時に整える事が大切だと感じています。
今回は、その理由について述べています。
1.五感
五感とは、視覚、聴覚、味覚、体性感覚、嗅覚の5つのことを言います。
これらに不快感があるとパフォーマンスの低下に繋がります。
例えば、鼻炎の状態で運動をすると鼻通り悪く、頭もボーとして集中できません。
また、体性感覚としてからだに痛みがあるとかしびれが気になる状態が
見られる場合には同じくパフォーマンスは低下します。
その為、まずは日ごろから五感に目を向け整えることが大切です。
2.平衡感覚
平衡感覚は、意識に上りにくい感覚器です。
それは、脳で平衡感覚をキャッチする感覚野が存在していないからなのです。
平衡感覚をとらえる場所は左右の耳の内耳(側頭骨の中)にあり、からだのバランスを保ちます。
しかし、風邪などが起きると「のど」と「耳」はつながっているので
(風邪のときに中耳炎になるのはこのためです)、のどの炎症は中耳に
伝わり平衡感覚刺激をとらえる場所(内耳)にも影響を及ぼします。
そして、平衡感覚情報の乱れは、からだの筋肉・腱・皮膚・骨膜・目に
影響を与えパフォーマンスが低下します。その為、この平衡感覚情報を
つかさどる「内耳」ケアと「のど」のケアが大切です。
3.内臓環境
内臓環境は「のどもと過ぎれば、熱さ忘れる」と言う言葉がある
ように平衡感覚情報と同じく意識に上りにくい特徴があります。
そして内臓環境の特徴は、自律神経反射というからだの神経反射を用いて、
筋肉を無意識に緊張させることが知られています。
例えば、風邪の時です🤧
のどの炎症が起こると神経反射により首の筋肉を硬くさせます。
また、風邪の引きはじめに葛根湯という漢方があります。
この効果効能には、肩こりと載っています。
まさに風邪を引くと、首から肩が凝るということです!
この様に、身意識に筋肉の緊張を引き起こす内臓環境を整えておくことはからだを動かす上で大切です。
食事に気を使うのもこういった意味においても大切なことです。
※ 「五感」「平衡感覚」「内臓環境」に目を向けて整えることが
運動やスポーツのパフォーマンスアップにつながります。意識して整えたいものです😌
なお、それらのポイントは、毎回治療後お伝えしてる皮膚刺激ポイントです。
意識に上りにくい各器官の刺激ポイントを知りたい方はまたいつでもご来院の際お聞きくださいませ😊