COCORO便り

大阪市西区新町、四ツ橋・心斎橋近く こころ はり灸治療院。
スタッフでつづる「こころ」に残った出来事日記

補完医療 (イナ)

2007年03月28日 | 健康

今日、毎日放送のVOICEで「補完医療」について特集されていました。
http://www.mbs.jp/voice/special/200703/27_7361.shtml

補完医療とは、医療(西洋医学)に何かをプラスしたり、ちがう方向から治療をし、病気を治していこう!と言うものです。
その一つの方法に、鍼灸治療やマッサージが注目されています
また、鍼灸の効果などが科学的にも実証されてきています。

今回はアメリカで行われている補完医療の特集でした。
日本ではまだ、補完医療に対する意識や姿勢は少ないように感じます。

来院される患者様もキッカケは、肩こりや腰痛など、痛みでの来院が多く、
よくよく話をしていると、内臓のトラブルを抱えておられる患者様が多いように感じます。
中でも多いのが、不妊症です。

不妊症治療は大変デリケートな問題です。
体外受精を試みるも、成功率は20~40%のようです。
不妊治療の補完医療として鍼灸を取り入れることでその成功率はもっと高くなると確信しています。
なぜなら、「体外受精がナゼ成功しないか?」
を考えると見えてきます。

それは、着床がうまくいかないからではないでしょうか?
子宮内の環境を整える事で、もっともっと確立は高くなると思います。
子宮環境の改善・安定に、鍼灸治療は期待できます

話が反れてしまいましたが、不妊症やパーキンソン病など
日本でも、悩みを抱える多くの方々が、もっと補完医療に目を向け、
その一つとして、私達も鍼灸治療でお手伝いできればと思っています。

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「カゼ」と「平衡感覚」の関係(ナカ)

2007年03月26日 | 健康
風邪を引いて来院された患者さんが、めまい・立ちくらみ、
または不眠症状を訴えることがあります。
なぜ、風邪の時にこれらの症状が起こるのでしょうか!

実は、これは平衡感覚が乱れてしまう事(平衡失調)
で起きている現象の一つです。

平衡失調とは三半規管の乱れによって起こります。
三半規管は耳の奥に存在し、身体の位置や方向、バランスの情報収集に働いています。

この、三半規管は中空になっており、中にリンパが流れています。
このリンパの流れが滞ることで平衡失調症状が現れます。

では、そのリンパの流れがなぜスムースに流れないのでしょうか?

喉と耳は耳管と言われる細い管で繋がっています。
風邪の菌が喉から耳へと入って行くことで、
炎症を起こし流れがスムースでなくなります!

これにより、「風邪の時はフラフラする」と言った症状が現れます。
それは熱の影響だけでなく、三半規管の乱れの影響なのです!

慢性的な咽頭炎や風邪とお友達の方は、自分の風邪症状を見過ごしがちです。
めまいや立ちくらみ、不眠などの症状でお悩みの方は、
この耳(三半規管)の治療に加え、
喉の炎症を抑える治療も大事になってきます。

身体は、様々な原因が絡み合って病や痛みを発します。
当院の鍼灸治療は、触診によって患者様一人ひとりの不調点
(反応点)を探し出し治療していきます。

今回の様な場合、左右の三半規管、のど、気管の状態を見極め、
左右のバランスをしっかり整えることで
平衡感覚の不調はもちろん、のど、気管の環境の改善も行います。
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病気を未然に防ぐには (ナカ)

2007年03月24日 | 健康

よく病気になってから「なぜ、こんな病気になってしまったのだろう」と嘆く人を見かけます。
これは自分が積み重ねてきた日々の悪い習慣が一つの原因です。

東洋医学には、病気になる前の状態を示す「未病」と言う言葉があります。
毎日の鍼灸治療において、こうした状態の方が多く来院されます。

例えば、

肩こり・腰痛は未病の身体が送っているSOSの一つだと考えています。

肩こりは喉、気管が弱い方によく見られる症状の一つです。

肩こりに加え、こんな症状はありませんか?
・喉がいがらっぽい
・風邪にかかりやすい
・空ゼキが出やすい
・煙草をよく吸う
・よく空調の効いた部屋にいる

こんな症状がある方はご用心です!
知らず知らずに慢性的な喉の炎症が起こっている可能性があります。

身体の中で起こった炎症は、脊髄反射を返して
慢性的な筋肉の緊張(コリ)を引き起こすことが知られています
(内蔵ー体性反射)。
身体の内面の環境(内臓環境)が筋肉に悪さをするのです。
そこに、日々の姿勢の緊張などが加わる事で、さらに筋肉の緊張は高まり、コリや痛みとなって出てきやすくなってきます。

腰痛の場合は、骨盤内臓器の環境が関係します。

「たかがコリ」だからといって安心してはいけません。
SOSにしっかりと気付いてあげることで、病気を未然に防ぎ、コリや痛みといった症状の改善にも繋がります。

身体の内面から健康を手に入れましょう。

 

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犬と鍼灸 その2

2007年03月19日 | ペット
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五感と自律神経の深い関係 (イナ)

2007年03月08日 | 健康

以前、「自律神経」をテーマに投稿したコラムが、
Infoseek楽天の「健康ー心」の欄に紹介されました。
http://health.www.infoseek.co.jp/kokoro/kokoro_column/index.html/)
それを、紹介いたします

このような症状はありませんか?
・冷え
・不眠
・便秘や下痢
・生理のトラブル
・憂鬱感 やる気 がでない

これらの症状は、いわゆる自律神経が失調する事で現れます。
自律神経を安定させるには、様々な方法があるのは皆さん ご存知だと思います。

1.心地よい音楽を聴く
2.お茶を楽しむ
3.アロマで癒される
4.美しいものを見る
5.軽く身体を動かす

など、これらは、すべて自律神経を安定させるために働きます。
1~5の方法を眺めていると、あることに気付きませんか?

そうです、これらは五感(聴覚・味覚・嗅覚・視覚・触覚)が関係するのです。
ヒトはこの「五感」で心地よさや楽しさを感じることで脳(自律神経)が整います。
逆に、この五感にストレスが加わった時、自律神経が乱れます。
1.聴覚 - 騒音 雑音
2.味覚 - きらいな味
3.嗅覚 - 臭い匂い(ゴミなど)
4.視覚 - 汚いもの(散らかった部屋など)
5.触覚 - 痛み

このような原因の1つ1つを取り除く事で、自律神経は整っていきます。
なかでも、痛みは大きな苦痛に繋がります。
マッサージや鍼灸治療で早期改善を心がけるとよいでしょう

これらの原因に心当たりがない方は、第6感(平衡感覚)が関係している事が考えられます。
「立ちくらみ」や、「めまい感」「つまづきやすい」 などの症状は、
平衡感覚が乱れている証拠です。
平衡感覚の乱れは、鍼灸治療で改善される例が多く、平衡感覚が整うと同時に、
自律神経の失調症状も和ぎます。
原因の分からない、自律神経の失調症状で悩まれている方は、
お近くの鍼灸院へ相談されてはいかがでしょうか?
そのままにしていると、転んでケガをするのはもちろん!
精神的に辛さが現れる事が少なくありません。

自律神経を整え、笑顔あふれる生活を送りましょう

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花粉症と鍼灸 2 (ナカ)

2007年03月06日 | 健康
花粉症にかかると鼻炎を引き起こし、それがきっかけで様々な症状が現れることを前回書きました。
今回は花粉症にかかりやすい人とそうでない人の違いについて書きたいと思います。

昨年まではどうもなかったのに、今年に入ってから急に花粉症にかかってしまった!
と言う話をよく耳にします。
今まで何もなかったのにどうして?
不思議ですよね?

これは免疫力の低下が一つの原因ではないでしょうか?
季節の変わり目は身体の免疫力が低下しやすいうえ、花粉の量も多くなる時期です。
この一番体調を崩しやすい時に花粉が体内に入ってくると、今までなら抵抗できていたはずが、免疫力の低下によって、花粉症にかかりやすくなるのではないかと考えます。

実際、風邪の治りかけの人が水鼻と目のしょぼしょぼ感を訴えて病院にいくと花粉症になっていたと言うことがしばし見られます。
このようなことからも、花粉症は免疫力が低下している時に一番かかりやすくなるようです。
この時期の風邪引きさんは要注意です

体調を崩している方を始め、花粉症の方も、身体の免疫力・抵抗力を高めることが花粉症対策・治療の一つになるのではないでしょうか?

鍼灸治療は免疫力を高める働きがあるこが知られています。

日ごろの体調管理も含め、花粉症で悩まれている方は、お近くの鍼灸院で一度治療を受けてみてはいかがでしょうか?

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花粉症と鍼灸 (ナカ)

2007年03月03日 | 健康
この時期になると、鼻炎で来院する患者さんが多く見られます。
決まって、鼻づまり、鼻水、目の不快感、頭重感を訴えます。

鼻が炎症すると鼻道が腫れ、それを抑える為に鼻水が出やすくなります。
また、鼻は目と涙腺によって繋がっているため鼻の炎症が涙腺の炎症も引き起こし
目の不快感(かゆみ)が見られるようになり涙も出やすくなります。
さらに、鼻炎の影響により、前頭部の筋肉が緊張するため、頭の重たさを感じやすくなります。

これらはすべて鼻炎が引き起こすためにみられる症状です。
鍼灸治療はリンパ・血管を拡張させ炎症を抑える作用があることが知られています。
鍼灸治療により鼻の炎症を整え、目や頭の不快感を和らげることが期待できます
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