古い画集を立て続けに入手したことで、思うことというのが山ほどある。出版当時にあってはやたらと高額だったはずの画集ばかりなのだが、出版に高い志が確かにあったことを、ひしひしと感じるのだ。
山田五郎さんがYou Tubeでおっしゃっていたことを思い出した。
作品集や画集を製作するにあたって、オリジナルの再現率というのは、どれほどの努力をしても限界がある。
当時、印刷所にいた「印刷 . . . 本文を読む
長谷川潔作品について、さっちゃんと僕の好みというのはほとんど一致する。
その中からさらに、どれか数枚、ということになると、さすがにそれぞれに好みが出る(*^ω^)♪
長らく一緒になって眺めてきたから、そういうのは特に尋ねなくともわかっちゃうものなのだが、敢えて言葉にすると何が言えるか?とかいう風に遊んでいると、思いもよらなかったコメントが飛び出してきたりして。
好きな作品の楽しみ . . . 本文を読む
実に久しぶりに神保町のとある古書店まで出かけてきた。
学生時代には入り浸っていた古書店街。現在でも、たまに寄ることはあったりするけど、何かのついでに見かけて、ただ懐かしくてちょっとのぞくといった程度。
あるいは古書ではなく、古書店街そのものを目当てに、雰囲気を味わいに来るとか。
専門書や美術書など、自分の知らない世界をのぞき見たり、そこで見つけた何冊かを買って帰ったり。
それさえも、最近で . . . 本文を読む
何度か通うつもりでいる「長谷川潔展」。
最初はさっちゃんと見に行ったのだが、2回目はひかるくんと一緒に見に行く予定(*^ω^)v
さっちゃんに「いいな〜!」と羨ましがられているわけだが、羨ましいと思われているなら、これは行く前からある種の正解を叩き出している証拠だと思っている(*^ω^)♪
ひかるくんとは、一緒に出かけるチャンスがあるのだけど、こんなに自由がきくようになったのは大学生になってから . . . 本文を読む
版画美術館は町田の芹ヶ谷公園にある。入り口には「水着のままでの入館はご遠慮ください」の注意書き。
美術館に掲げられる注意事項としては独特っていうか、かなり珍しい(^o^;)
芹ヶ谷公園では子どもたちが水遊びしている姿をみるのがデフォルト。
真夏では、あたりまえすぎる光景ですな(*^ω^)b
水遊びによろこんでいる子どもたちの声を後ろに聞きながら、いざ入館!
長谷川潔展にしては、お客さんが少ないの . . . 本文を読む
初めて美術館で見たときには、まずは絵葉書をいっぱい買ってしまった(^o^;)
画集なら、これはもうずいぶん昔に手に入れている。
画家のエッセイ集は何度も読み返していて、僕がいままで読んできた本の中でも、かなり特別かつ特殊な地位に居続けている。
その眼差しというか、生きる姿勢に共感すること多々あり。
作品への共感以上のなにがしかをそこに見つけてしまって。
自分をふりかえって、ここまで好きになった画家 . . . 本文を読む
「運慶」が東日本、とりわけ鎌倉に進出する足がかりとなった最初の仕事は、まだ鎌倉幕府が立ち上がる前のこと。
執権という権力の座に至るよりもずっと前、平家滅亡の頃。
北条時政が都で運慶に仕事をオファーしたのがはじめということになるらしい。
それも運慶がまだ三十代半ばと言うから、時代の変わり目に時代の寵児が現れる!を地で行っているΣ(゚∀゚ノ)ノ
慶派の仏師に仕事を依頼するというのは、当時にあってどう . . . 本文を読む
折しも北条義時が主役という大河ドラマがはじまってしまったので、タイミングを測りそこねていた。
往時ほどではないにしても、今なおNHKの影響力は絶大らしい。。。
あの嘘つきメディアの筆頭であるNHKに、斯くも大勢の人たちがどうして引き摺られるがままでいるのか?理解に苦しむこの頃だが、それはそれとして。
伊豆の韮山、頼朝挙兵の地、蛭ヶ小島の近くに北条時政が創建した北条氏の菩提寺、願成就院があり、そこに . . . 本文を読む
そこが見慣れていたはずの景色であれば、密かに稼働をはじめていた装置の不遜なまでの存在感に長らく気づいていなかった。。。
この事実にたじろいでしまうのも無理はない。
いつの間にこんなものができあがっていたのか?
いや、これほどの存在感になぜいままで気づかなかった。。。
なぜ、気づけなかった?
少しばかり世の中を生きてきた、それなりの自信というものを言葉にしようとすると、ホン . . . 本文を読む
夏にポーラ美術館を訪ねて、藤田嗣治展を観た。
「レオノール藤田」のことを、僕は当初はあまり好きになれなかった。
いろんなエピソードは伝え聞いてはいたけれど、そのことごとくが、
若かった僕には、よく理解できていなかったこともある。
だって、生涯に妻が5人いたとか。。。って、戦国大名かっ(・o・)?!
ピカソだって、公には3人くらいだったよね?!。。。とか(^ω^ . . . 本文を読む
柿内青葉展を見た。
画家の展示作品はとても少ない。
大きな作品が5点。小品が1点。
あとはデッサンやスケッチ。
直筆のお手紙や当時作品が掲載されていた雑誌、絵筆などなど‥
しかし、なんとも清々しく、潔く、やさしい画。
とてもやさしい視線を感じる。
それに惹きつけられて、気がつけば小一時間が過ぎていました。
フライヤを見つけて引き寄せられのだけど、
それからだいぶ時間がすぎてしまって。
なんとか . . . 本文を読む
2月終わりになると訪ねていた彌生画廊。有元利夫作品を見るならここと決めて、毎年、足を運んだ。ところが、ここ数年、ギャラリーは閉まったまんま。毎年「今年も閉館」のお知らせだけはホームページに掲載されているので、今年はどうかな?とのぞいてはみるのだけど。
本当のところの理由になにか深いものがありそうな、そんな気もするのだが、没後35周年の今年も開館しないとなると、さみしい以上に心配になってくる。
. . . 本文を読む
真子さんのDMが届きました!
12月21日から29日の会期で、
鎌倉のヘミングアーツさんで個展のご案内。
「ねずみ」は真子さんにとってはもっとも親しいモチーフのひとつではあるけど、
そうでした!来年は子年なんですよね〜 ♪
どんな展開が待っているのだろうか?と、楽しみにしております ♪
尾山神社の紅梅
尾 . . . 本文を読む
長左先生の作陶展が伊勢丹立川店にて
11/13から18までの会期で開催される!
とのお知らせを落手しました。
16(土)と17(日)には先生も会場にいらっしゃるとの由。
ハガキを見る限りでは、先生のコレクションの中から、
なにやらステキな漆器類も販売なさる様子。。。
う〜〜む。
気になって仕方ないですな!
今年はすでに2度、先生の作陶展にはお邪魔して . . . 本文を読む