「これ食べたらあかんでー」
そう言って母が冷蔵庫の中から取り出した小さな瓶。

瓶の中にいたのは、3匹のクリオネでした。
近所のスーパーで売っていたそうです。保冷材つけてくれて。
なので今も我が家の冷蔵庫にはクリオネが冷えています。
北の海から遠く大阪に連れてこられて、
まさか納豆やお漬物と並んで過ごすなんて思ってもいなかっただろう。
なんだか不憫。。
でも、手をぱたぱた立ち泳ぎしている姿はなんともかわいいのです。
クリオネが来てからは、冷蔵庫を開ける度に様子をチェックすることと
冷蔵庫の扉の開け閉めがとてもソフトになりました。
最初は「えー!こんなん買ってきたん!?」と言いつつ、
楽しんでいるのは母以上に私の方かもしれません。