うみにおふねをうかばせて

四十路 田舎嫁 あれやこれや。

止まらない

2021-10-12 14:48:00 | 日記
最近。
学生バイトがめちゃくちゃ増えた。
この枠は1人入ればその友達も、
という風に
どんどん増えていく傾向にある。

そんな初々しい、
彼ら彼女らのお世話を仰せつかり、
世話を焼く日々が続いているのだが、

全く。
困ったものだ。

そんな彼ら彼女らの行動や発言に

愛しさと切なさと
心強さが止まらない
(私の中の全母が止まらない)

必死で荷出しをしている姿を
物陰から「飛雄馬の姉」のごとく
覗いては目頭を抑えたい気持ちになるし

(ところで新人さんの仕事ぶりを
チェックする/監視するという言葉が
なんとなく好きじゃない天の邪鬼な私は
その行動を「飛雄馬姉、してきます」
ということにしている)

無論、そんな擬似娘息子たちに
良く頑張った!感動した!
と何時ぞやのイケメン元首相さながらの 
労いも欠かさない。


分かっている。
ちょっと自分でもひいている。


でもしかし、私は今、
月の巡りだかなんだか知らないが
母性本能が止まらない。

本日も新人君が入った。
彼の担当はお酒コーナーになった。

いい?良く聞いて。

始める前に先ず心得を説く私

大人たちは
1日の疲れを
アルコールで労いたいの。

そんな大人たちのために、
欠品がないように、キンキンに
冷やしておくのが君の役目よ。
(好きな銘柄がないと悲しいでしょ?
キンキンじゃないと悲しいでしょ?と説く)

君が大人たちを癒やしてあげるの。

初対面早々、
テンションが可笑しな方向に
向かっている様子の中年女(私)に
齢未成年の彼には止められる術もなく、

はい。分かりました。

とコクリと頷いた。

それからようやく手順を説明したのち
彼を解放した。
(時折「飛雄馬姉さんごっこ」をするのを
忘れない)

お客さんがキンキンに冷えた
お酒に手を伸ばそうとしたら
彼は邪魔にならないように
すかさず一歩下りそれを見守っていた。
そんな行動は教えてないのに、だ。

早速、
目頭熱ポイントである


私の情緒、乱気流。