君にBUMP/ケツメイシ
この曲を聴くととたんにハイな気分になる。
ゾクゾクする感じ。血がたぎる感じ。
多分でも恐らくでもなく、間違いなく確かに
私のジャストフィットナンバー。
ジャストフィットナンバー。
←先日ローカルラジオ番組で
DJさんが言い放ったこの単語で
なぜか私の心が盛大に沸いた笑
話を戻しまして。
曲の冒頭。
この曲はサビから始まるパターンだ。
憎い。ほんとに心憎い演出効果だ。ズルイ。
これでもう掴みはokといったところか。
そうして。
とにかく。
うまく説明ができなくてアレなんだけど、
この曲を聴くと無性に躍りたくなる。
私はこの曲が大好きで大好きで
仕方なかった。その当時。
そうして今もその気持ちは
健在であったということを体現。
その事を是非記しておきたい。
さて。本日。
旦那さんとコンビニに立ち寄った。
日中の日差しがアスファルトを
熱するだけ熱した後、
程よく通り雨がざぁっと降ったので
空気中ムラムラ、、違った。
ムシムシとしていた。
ムラムラなんて敢えて書いてみたのは
車から降りたとき、
そう言ってしまったから。
うわぁ。外ムラムラしてるね。
とほんとに間違えて呟いたから。
あなたは阿保なんですか?
だから、
前を歩いていた旦那さんが
振り向きもせず、
外とコンビニ内の温度差で一瞬で
曇ってしまったメガネのレンズを
シャツで拭きながら返事をした。
あ、それ。
ムラムラしてますね。
私はそんな返しに屈することなく
旦那さんのメガネを
指しながら上手いこと言ったもんだと
ドヤ顔をしてみせた。
やっぱり阿保ですね。
無表情に旦那さんは冷たく言い放ち、
私は大変満足していた。
そうして、
ムラムラ眼鏡野郎の旦那さんは
おつまみコーナーへ
私は飲料のコーナーへとそれぞれ分かれて
商品の物色を始めた。
その時。
店内BGMが変わった。
知る人ぞ知る。心湧き立つ
あの軽快なドラムロール。
君にBUMP、だ。
嗚呼。。。もしくはoh。
私にゾクゾクとワクワクと
愛しさと切なさと心強さが舞い降りてきた。
(ごめんなさい。ちょっと言いたかった)
だからやっぱり私は、
身体をクネクネさせて横移動を開始した。
MVでお馴染みのあのダンスである。
そうして、
持っていたビールとチューハイを
打ち付けてBUMPした。パンパン。
その時、
背後から旦那さんが現れる。
やめて。恥ずかしいから。
私はそんな旦那さんのお願いを
フル無視してクネクネしながら
ニヤついていた。そうして
勝ち誇ったドヤ顔で問いかけた。
ムラムラ、しませんか?
。。。そうですね。
旦那さんはもう仕方なく同意した。
そうだろ。そうだろ。
私たちは同い年の夫婦だ。
同じ時代の波を乗り越えてきたから
ある程度、感性も似ているはずだ。
それに君だって一時期ケツメイシに
どハマりしていたことなんて
嫁はご存知なのさ。
2人でレジ前で順番待ちをする
その間も君にBUMPは流れ続ける。
程なくサビに差し掛かる。
動くなよ。マジで。
強い眼差しで旦那さんのステイコール。
私は相変わらずニヤついている。
だけれども今度は
ハミングするだけで耐えた。
そうして。例の節で
また缶チューハイとビールで
しっかりノッてみた。パンパン。
そのとき
レジの向こうのスタッフと
目が合った。
瞬時に私は真顔に戻り、
四十路マダムの品格を醸し出す
そぶりをしてみせた。
まあもう遅いのだけど笑
帰りの車の中では
旦那さんがネチネチと
私の子供じみた行動について
注意していたんだけれど、
私はふんふんと聞き流しながら、
私は車に搭載されているだろう
旦那さんのミュージックデータから
君にBUMPを探しだして、
ほれほれ、と勝ち誇る。
もう。お前やっぱ阿保だ。
旦那さんはそう言いつつも。
降参したかのように歌い出した。
私の勝ちだ。
それではお送りします
四十路世代の
ジャストフィットナンバー!
君にぃぃBUMP!!
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