さぁぁぁーと降る粒子の細かい雨。
霧雨っていうのかしら
草木に静かに当たってる音。
あれが好き。
そんな雨の日はそれを
BGMに窓辺で本などを読むのが
かなりオツなのよね。
気持ち良かったです。
私が長年住んでた愛すべきあの土地。
田んぼが周りに沢山あったから、
よくこの音が聴けたものです。
たまにカエルがゲコゲコ鳴いたりね。
ところがですよ。
島に戻って数年。
霧雨が降った記憶がありません。
周りには田んぼじゃないけど
代わりにさとうきび畑は広がってるし
音を奏でる要素の
シュチュエーションはばっちりなのに。
ざぁぁぁぁーと降ります。
雨粒、大きいです。
たまにどしゃーって感じです。
ダイナミック、です。
流石南国です。
(余談ですが、南の島の住人は
雨が降っても傘はささない方は
本当に多いです。もう濡れてしまえ
精神です。潔いですね笑)
ああそうだ。
昔々、私がまだ会社員だった頃。
部署の違う同世代の男性の
私宛社内メールに一言。
今日は霧雨ですね。
こんな日は気持ちが落ちつきますよね。
仕事も捗りそう。しばらく降って欲しい。
などの私信が
付け加えられてました。
(一言私信はその当時同世代の
間でとても盛んでした)
私は、
メール内容の返事の後、
本当に仕事が捗りますね。
では、改訂版の図面は本日中に
出来上がること切にお待ちしています。
などと返しました。
それから徐々に親しくなり、
仲間と呼べるまでに至りましたが、
始まりは間違いなく「霧雨」だよね。
という意見は一致したことがありました。
彼曰く、
誰かに言いたい気分だった。
そうです。今はもう疎遠の彼ですが
元気に図面ひきしてるかな。
そんなことをふと思い出しました。
あの頃は若かったな(遠い目)
南の島は本日も土砂降りです。
打楽器のような音ぶりです。
まあ、これも悪くはないのですが
やはり霧雨が恋しいですね。
奥行のあったパソコンも今じゃ見かけないけれどあれはあれでノスタルジック(この言葉を使いたかっただけです)で好きでした
雨粒0.5m m以下をそう定義してるとか←今調べてきました。静かーに、そーっと降る感じ好。
デッカいPC!ありましたねー!確かに!ノスタルジックです。