それにしても眠れないのだ

日々の眠れない出来事を虚実織り交ぜて

それにしても「マイナンバーカードの今と未来を考えてみた」なのだ。

2023-06-13 17:57:03 | Weblog
 マイナンバーカードに関するトラブルが、ちょいちょいニュースになる今日この頃。多分、全ては運営側に問題があると思われる。システム作りや発行、作業に携わる人達がきちんとマイナンバーカードについて理解し、今やっている事が何のための仕事なのか理解していれば、大概の事は防げていたのだろう。ま、行政の現代社会の会社としての意識の低さが招いた結果・・・なのかもしれない。
 で、ちょいちょい発生するニュースについて色々なコメントがネットに溢れている中、「マイナンバーカードの必要性が感じられない(から必要無い)」という声が、毎回多々見られる。けど、筆者はこれについては意見がある。
 例えば免許証だって、毎日車を運転していて毎日免許証を所持していても、別にしょっちゅう使うものではないだろう。車を運転しない人なら尚更だ。マイナンバーカードも、人によってはほとんど使う事がない物。だけど、特定の事をする時、いざという時に必要な物・・・という事なのだろう。現在は利用が始まったばかりの必須時代への過渡期で、「マイナンバーカードは持っていなくても平気」なんて事が平然と言えるぬるいタイミングでしかない・・・と思えるのだ。
 多分マイナンバーカードは、今後色んな機能を兼ね備えて、一人一人が所持必須な物になるのだろう。でも、いきなりそこへ切り替えなかった政府には、賞賛を贈りたい。だって、いきなり切り替えていたら、もっと重大なトラブルが多発して大混乱が発生していたに違いないから。現在、微々たる運用でもトラブル連発している事が証拠だ。
 経済で「日本の会社の意思決定は遅すぎる!」と、世界から言われがちらしい。会社だけじゃなく、日本は行政も立法も司法も世の中の流れより動きが遅い。ただ、昨今の世界情勢から「独裁政権の方が意思決定・行動は早いけど、民主主義の方が決定した事柄は信頼性が高く、間違いが少ない」みたいな事が言われている・・・けど、日本の場合はどうなんだろう。民主主義な事は確実だけど、決定した事柄の信頼性は・・・?
 それと、もしかしたらだけど、マイナンバーカードは「必要性が感じられない」という多くの声に応えて、将来は何をするにも必要になるかもね。現在の社員証みたく、どこそこへ行くためのゲートを開けるために、何それを買うために、マイナンバーカードを逐一スキャンする事になり、行動データは全て保存され、万が一の時は参照されてしまう・・・そんな時代。その代わり、落とさないように、体内に所持できるようにして、あ、カードだと大きいのでマイクロチップにして、必要に応じてバーコードとかで手の甲とか首筋とかに表示できて・・・。そんなサイバー時代。ああ、マイナンバーカードは夢が広がるなぁ・・・なんて考えていたら今日は眠るのが遅くなるかもしれない。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« それにしても「LGBTQ+の人権... | トップ | それにしても「AIが描くCGの... »

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事