スローな生活 in富良野

富良野の陶芸家 恒枝直豆 
楽葉窯のブログです。
備前の土を富良野で焼きながら
マイペースに過ごしています。

「13日まで」は 私と一緒

2007-05-10 | 倉敷
倉敷美観地区の中で、この屋根瓦や壁の色で一際目を引く「有隣荘:ゆうりんそう」

ここが5月13日(日)まで特別公開されています。私の個展と一緒ですね。
地元の人もなかなか 入れなくて、今回 私も初めて入りました。
この有隣荘は、大原美術館を作った大原孫三郎が、家族のために作った大原家の別邸ですが、昭和天皇が倉敷を訪問された際にご宿泊された所として、聞かされていました。
中に入ると、さすがに すごい趣で、壁や天井・床はもちろん ドアノブやカーテンレールや電気のスイッチ・雨ドイに至るまで、重厚で、平成の時代には無い建具や雰囲気を出していました。
「まるでドラマのセット」と思ってしまったのですが(華麗なる一族のような)、考えてみると、ドラマのセットがそれだけ忠実だったと言うことなんですね。改めて関心してしまいました。

中には すばらしいお庭や茶室や畳張りの廊下や、当時にしてはユルイ階段など、入ってみてよかったです。
今回は絵画が展示されていて、すばらしい建物と一緒になって不思議な空間を作っていました。
倉敷に来られた際には是非入ってみてください。

瀬戸の花嫁

2007-05-10 | 倉敷
アオと白鳥を見に歩いていると、白無垢のお嫁さんとお婿さんが船に乗り込んでいました。
美観地区の中にある旅館で結婚披露宴をするんでしょうかねえ
数日前の人垣の中の瀬戸の花嫁イベントは、やっぱりイベントで、この二人は道すがらの人にも祝福してもらって、幸せがあふれている感じでした。
アオはポカーンと見ているだけでしたが

倉敷豆知識

2007-05-10 | 倉敷
倉敷美観地区の中心 大原美術館の前の石の橋は大原孫三郎が自宅の川向こうに作った美術館に行きやすいように作ったものだそうです。
橋には龍が彫られていますが、それは大原孫三郎の干支が「龍」だからだそうです。
自宅前に美術館や橋を作るなんて、わたくし庶民には桁違いな話です。

この橋には毎日 白鳥を見に行くのに通っています。白鳥の餌を鳩がいつも食べていて、アオは「もっと白鳥の家の近くに(餌箱が)あったらいいのにね」と言っていますが、たぶん近くにあっても、白鳥は鳩のことを怒らないんでしょうね。