たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

孫娘の成人式の日

2016年01月10日 | 日記

成人の日は明日ですが今日の日曜日に行われる市町村が大部分でしょう。何のための祝日指定なのかよく分かりません。今朝、寒い成人式を孫娘が迎えました。
昨夜遅く勉学先から帰宅して、今朝は5時半起き、美容院と振袖の着付け予約先へ、いったん帰宅しスタジオ写真の前撮りに、それが済んでから式場の9時受付の前半の部の式場へと行く。
その後亡妻の実家の母の入院見舞いに行くと、病院を聞きに来て昨晩嫁がそう伝えた。
孫の振袖姿でも「そんなに早くこの寒いのに起きられないので、デジカメで撮ってくれ」とマイカメラを渡しておきました。
毎夜のことで2,3度小用に起き5時頃出かける音がしました。8時頃着付けが終わって戻ったと「これから写真屋に行く」と先ず嫁が覗き、それから孫も「寝ていたの」と寝室を覗きましたが、ウトウトしていて声だけで「おめでとう、寒くて起きれない」と目をつぶったままでした。

今朝はいたって寒く、当地の気象台のデータをみると最低気温がAM7:00に2.6度でたいしたことはありませんでした。故郷の飛騨では零下14度くらいまで経験していますので。

女の子の振袖成人式はお金がかかるようです。現職の頃といっても30数年前、部下に奥さんが美容院を経営する人がいて、着付けに運転手で行くと7万円くらい手にできると喜んでいました。数日前喫茶店のお手伝いの娘さんも一緒なので「振袖は持っているのか、お姉さんの時は?」と聞かれましたが「良く知らない」と答えました。
上の姉の時も家の前で写真に撮ってあげたが、着物は自前かレンタルかなんて聞きもしなかった。
ネットでレンタルの場合の相場を調べると平均15万~25万もするそうです。成人式はここにも経済格差が歴然とするのかと思うと暗然とします。結婚式、成人式、葬儀と何かと儀式化し、ビジネスの種にされる日本様式に疑問を感じます。
最近の葬儀も旧友会などへは事後届で、家族葬が増えてきているのは好ましいと思います。

とにかく、孫よ、おばあちゃんは孫の養育を頼まれ病期を失して命を落とした面もあるので、自覚して良き社会人になってください。そうであればおばあちゃんは泉下で成人の日を喜んでくれると思うよ。