男子プロゴルフツアー第1戦トーケンホームメイトカップの前の週に行われる、第36回岐阜オープンクラシックを見てきた。
昨日練習場で、「帰りにコンビニで前売りチケットを買う予定」と、親しい知人に言ったところ「招待券があるので上げる」とのこと。車へ取りに行ってくれ有難く頂戴した。
知人は友人と3人で日曜日の決勝戦を観に行く予定だと話した。
今年はギャラリー駐車場が、関市JA中濃厚生病院職員駐車場と遠く、シャトルバスで20分かかった。土曜日の予選は天気も良くギャラリーは多かった。
昨年選手会長に就任した石川遼君が、この大会へ初出場し初優勝した。
その前日、千葉オープンで優勝し休みなしで、4日間プレーし連続優勝したという。
昨年は朝の練習場のみで、コース練習なしのぶっつけ本番で優勝とはご立派。
自分も石川遼君を見る目的で、練習場で待っていたが来なかった。従業員は昨年は来たと言った。スタート時間になったのでアウト1番ホールヘ行くとスタート直前だった。
付いて回るギャラリーも多かったが、コースをショートカットしながらアウトを付いて回った。
石川遼君は4番ホールのティショトをひっかけて、左の下り山林斜面に落とした。
カート道路から数メートルだったが運悪く、大木の根元のコースの裏側に転がり落ち、木の根が多数浮いていて、誰が見てもアンプレヤブルの状況だった。
多くのギャラリーがボールを取り巻きどうするか待ったら、彼は競技委員を呼んだ。
程なく競技委員長の山本千秋氏がマーシャルカーでやってきて、アンプレヤブルの救済措置を指で示しながら指示した。
どうするか見ていたら、止まっていたボールの位置と、そこからドラーバーで1クラブ分を離し、それぞれティペッグを挿し、球をプレースせよと指示した。
昔からアンプレヤブルは2クラブで、ドロップが基本ではないか。今度の新規則でも本質は変わっていない。
こんな有様ではお金を払って見に来ているお客に失礼であろう。大変興ざめし残念だった。
彼は脱出はさすが上手く打ち、1ぺナのボギーだったようだ。彼は競技委員長を呼び、その指示に従ったわけだが、競技委員長は失格だと思った。
帰宅して新規則を確認したがプレースではなく、ドロップとなっていた。
(後記)記事をアップした後、公式大会記録をみると、彼のスコアはパーの5となっている。3オンしたのはこの目で確認した。(3オン+1パット+1ぺナ=5だったのか?)
それにしてもプレースではなく、膝の高さからドロップであり、もはや私のルール理解の限界を超えていた。
(追加後記)決勝戦を録画して見たら優勝したアマ・織田信亮選手も17番で、スタンスがカート道にかかるため、傍にいた競技委員の指示で、球から1クラブのところにドロップではなく、プレースしてバーディだった。
若しかしてこの大会の特別ル―ルだとすれば、規則から大き過ぎる逸脱でアマチュア競技以下で頂けない。単に競技委員が無知なのだろう。
ジェネラルエリアで球を拾い上げ拭く場面が多くあったが、この程度の特別ルールなら許されると思う。
ボールを拾い上げ拭く行為が、そうだと思います。
ただ、アンプレヤブルや動かせない障害物の救済に、ドロップせずプレースしては、競技委員を呼ばなかった選手は規則通りドロップするので適切な委員会措置ではないでしょうね。