音楽は聴くだけでくわしくもありませんが、日曜日は久しぶりにオーケストラを聴きに行ってきました。
公益社団法人 岐阜県交響楽団 第17回岐阜県民文化祭協賛事業 第79回定期演奏会
2012年6月24日(日) 会場 羽島市文化センター「スカイホール」午後2時開演~4時まで
入場料 2000円 当日券300円増 指揮 井村 誠貴(いむら まさき)
いつも建築家 安藤忠雄氏設計の 岐阜市、長良川國際会議場 さらさーら が会場になっていますが、最近年1回くらい羽島市や、岐阜市の隣町、瑞穂市文化センターでも行われます。
岐響は地元の長い歴史を誇る本格派で、1953年発足、楽団員は110余名で様々な職業人で構成されているアマチュア・オーケストラです。今回のコンサートマスターは女性でした。
1998年 専用練習場完成(これがすごい)、2003年創立50周年にはサントリ-ホールにおいて「東京公演」を開催、2009年創立55年周年には、世界一の響きを誇るウィーン楽友協会・黄金ホールにて「ウィーン公演」を開催し大成功をおさめた。来年2013年には創立60周年を迎えます。還暦です。
1984年 「地域文化功労表彰」(文部大臣)受賞
2007年 「岐阜新聞大賞」(岐阜新聞社)受賞
1999年 「ふるさと文化賞」(岐阜市)受賞 しています。
今回のプログラムは
モーツァルト/ 歌劇「魔笛」序曲K.620(約7分)
リスト/交響詩「レ・プレリュード(前奏曲)」(約17分)
------------------休憩(20分)---------------------
チャイコフスキー/交響曲第6番 ロ短調 作品74「悲愴」(約50分)
第一楽章 約20分 第二楽章 約9分 第3楽章 約9分 第四楽章 約10分
指揮者の井村氏は最近準常任指揮者のように毎回来演されます。
悲愴はチャイコフスキーが1893年10月28日にペテルブルグで、彼自身の指揮で初演された。「悲愴」という表題は、俗説では弟モデストが提案し、その絶妙な表題に大喜びした。また、初演からわずか9日後に、食事の際に飲んだ生水でコレラに感染し、急死してしまった、等々詳しく曲目説明がありました。
指揮者は岐響機関紙{ひびき}に、「悲愴」の4つの楽章の構成は、正に「レクイエム」そのもの、自らの運命にこの鎮魂歌を意図的に書いたであろうか、とコメントをしておられました。
4楽章の構成は私には文章作法の「起承転結」のように思えます。
たまにはナマのオーケストラもいいものですね。なんといっても入場料が安いし、身近な会場で行きやすい、気軽に楽しめます。羽島市文化会館は東海道新幹線の岐阜羽島駅の近くで私は今回で3回目かな。1回目は家から車で25kmくらい、時間に余裕がなく駐車場探しに手間取り、開演に間に合わず会場まで行きながら諦めて、途中映画に切り替えたことがあります。今回は十分な余裕で行きました。毎回ハガキか電子メールで案内がきます。
第80回 定演は 2012年11月25日(日)岐阜市 長良川國際会議場 さらさ~ら
シューマン/ 交響曲第3番「ライン」、
ブルッフ/ ヴァイオリン協奏曲第1番、
山田和夫/交響的「木曽」 です。お近くのお方はぜひどうぞ!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます