岐阜県 関自動車学校
昨日の一日は車の運転免許の更新のため法で定める高齢者講習および講習予備検査(ぼけの検査)を受けてきました。誕生日の5ヶ月前から誕生日の1ヶ月後までの間に受けることになっていて4月にはもうハガキがきていました。
受講する場所は希望する県内の自動車学校です。もう3回目なので2回目に行った少し遠いですが、15kmくらいある関市の自動車学校へ予約電話してみました。
どこへかけてもお客様の囲い込みで、すぐには予約できなく後から電話するとか、窓口受付が不親切、指導者が横柄な態度を取るところは敬遠しなければなりません。
ゴルフコンペの同年齢の女性は白内障で視力が落ちていたのを、暴言を浴びせられたと、怒っていました。
この学校は親切で、その日の午後予定者が揃っているので来られますかと、即日予約でした。
余裕の1時間前に到着し、ゆっくり受付を待ち6000円を出して、開始10分前に手続きしました。
受講室はもう振り込め詐欺のビデオが写してあって、そのうち出席確認があり、今日は男6人、女3人のすべて75歳以上の9人だった。
その後、ビデオで高齢者運転者の犯しやすい危ない運転をドラマ化し、最後に免許証を自主返納する制度を勉強した。
その後、ボケテストです。この制度は新聞の切り抜きによれば2007年から制度化された模様です。高速道路を逆走する、コンビニに突っ込む、信号を無視するなど高齢ドライバーの増加で、認知機能の低下に伴う事故が増えているからということです。
<認知機能の検査質問例>
1、今は何年ですか? 今日は何月ですか? 今日は何日ですか? 今日は何曜日ですか?
今は何時何分ですか? (これは指導員がまず説明で、質問項目全部を前もって口頭で伝えられます)ボケてなければ簡単です。私はよく調べて行きました。
2、紙芝居の大きさの画用紙に果物や動物、乗り物などのイラストを、1枚4種類4枚=16種類を記憶させられます。(絵は小さく下手な絵で色がついていません、指導員が絵を説明しながら全員声に出して記憶します。この絵のパターンは4種類ある由で、全国共通試験です。時間に制約があります。)
注意をそらすためここでひらがなの「か行」と「さ行」を逆からマス目に書かせた後にテストです。
記憶をそらすためとは指導員は説明しません。2006・12・1の新聞切抜きを持って行ったのです。
さてテストです。16種類を全部書けますか?私は頭も悪く記憶力も弱く10種類しか書けなかった。
今度はヒントを与えその横に16種類を思い出して書きます。これは全部書けました。
体験自体を忘れる(認知症)体験の一部を忘れる(年令による物忘れ)
ヒントがあっても思い出せない(認知症) ヒントがあれば思い出せる(年令による物忘れ)
3、 白紙に丸を大きく書く。時計の全部の数字を入れる。その後、時間を指示されるので、長針、短針を書き入れ時間を示す。
という認知機能検査です。
その他の感想
高齢者講習の案内ハガキの文言についてですが、案内状には3年前も、今回も
道交法101条-4に基づく講習とあります。
終了証明証には108条-2-1-12の講習を終了した証明した文言となっています。
本来案内状も108条-2に基づくとすべきではないかね、また「終了⇒修了」じゃなかろうか?
いづれにしても岐阜県の役人は大丈夫なのかね。(つづく)
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