元次官が実子を殺害した事件。
容疑者は殺害した息子である男性と一緒にコミケに参加したこともあったのですね。
イラスト、上手だな(ご本人がなくなった今、イラストをテレビで流す許可とか誰にとってるんだろうかとか思わなくもない)、と思ったら被害者の方はそうした学校にも通っていらっしゃったのですね。
いろいろ夢もあったろうに。
被害者の方の知人だという方への電話取材。質問の内容が少し気になる。無理やり、なんて憶測ではないか?
VTRおわり、
ひきこもりUX会議代表理事の林氏と犯罪心理学者出口氏が解説。
ひきこもりUX会議って川崎の事件などの報道のあり方について声明文を出した団体の一つですよね。昨日ビビットで古谷アナがその声明文を読み上げてましたね。
被害者の方の家庭内暴力はおよそ30年前にはじまったとビビット。母親に成績が下がったのを理由にプラモデルを壊されたのがきっかけの一つと思われると。
その30年前のことを最近になってもまだSNSに恨みとしてあげていたことについて、林さんはひきこもったことでそこで時計が止まってしまった状態になっているからではないかと。
ひどく傷ついたこと、例えばいじめられたとかは時が経っても忘れないものだものな。それがひきこもることによりより、その記憶がより鮮明に残っていたのだろうか・・
とはいえ、その傷ついた記憶が暴力に向かうのはやはり共感できないのだけれど。
二人がコミケで目撃されたことについて。
太一くん「(被害者の方が)外に出たことに対して協力してあげよう、という行動にも見えるんですが林さんはどう見ていますか?」
推測するしかないですが、と前置きした上で、息子さんに寄り添おうとしたのかなとも感じると林さん。
ただ『本人のためによかれ』と思ってしたことも本人にとっては本当はして欲しくないことである場合もあると林さん。これは子どもに対してのみならずどんなこともそうかも知れないですね。
太一くん「よかれ、がプレッシャーにも感じてしまうこともあるということですね、本人にとっては」
事件がおきてしまったのが6月1日。
くらたまさん「他人から見たら分からないけど家の中でこうした問題を抱えている家庭はものすごくいっぱいあって。実は家族だけで解決できないんですよね」
間に介入してくれる外部の機関などもあるとくらたまさん。
くらたまさん「実は他にも選択肢があるんですよ、ってことを私たち報道機関が伝えていかないと」
堀尾さん「同僚の話を聞くと熊沢容疑者は息子の存在を言えない、隠していたんですよね。それだけ自分のプライドも傷つくかもしれないしといろんな閉鎖的な方向にいってしまって。」
誰かに話せていたら、と堀尾さん。
ひきこもり問題について。
最初に『ひきこもりだったからこの事件につながったわけではない』と強調する赤荻アナ。
中高年のひきこもりが増えている、すなわちそれだけひきこもっている期間が長くなっているということですね。林さんによると、今までのひきこもり支援は就労支援ぐらいしかない不完全なものであり、うまく機能していなかった、10代20代でひきこもっている人の本当の助けにはあまりなっていなかったからその世代の人たちがそのまま年齢を重ねて中高年になった、ということなのかな。
10代の頃の1年の間、ひきこもり状態だったジュニアさん。ご自身の経験からコメント。
ジュニアさん「神経がむき出しで。本当にびりびり。ひきこもっていること自体に自分で違和感を感じながら、でもその場所にしかいられないという、」
まわりの同級生たちとは違うと常に感じてしんどい思いで部屋にいた、とジュニアさん。
ひきこもった理由というのはジュニアさんの場合は一つではなくいろいろあると。そしてあくまでも自分の経験でしかなく他の人にもあてはまるものではないと。
100人いたら100人とも理由も違うからひきこもっている人へ『こうだからこうしましょう』という風にはいかないとジュニアさん。
ネットについては悪影響及ぼしがちだと自分も思ってしまうところがあるけど林さんによるとそうではないと。ネットもゲームもむしろ外に繋がるためのものとして専門家の方がすすめている場合もあるのですね。
またひきこもりが暴力などにつながる例も特殊な例だと林さん。
ひきこもりが問題なのではなく孤立が問題なのだと。
林さん「孤立することによって人は追い詰められて時に極端な行動に至ることはあると思うんです。それはひきこもりの人であってもなくても起こりうると思うんですね。」
孤立か。
よく分かる気がするな。
世の中で自分はみんなから疎外されている、ひとりぼっちなんだと思ってしまったらどうにも抜け出せなくなってしまうことがある。自分も思春期はいろいろあって、疎外感、劣等感や逆に妙な優越感、そして身近な人への憎しみ、さらには社会に対する漠然とした憎しみやらさまざまな感情が渦巻いていた。
助けになってくれる存在があったからなんとかそんな感情から抜け出せたけど。
ひきこもっている人との向き合い方。
干渉しすぎない、頼ってみる、家庭内だけで解決しようとしない。
これもジュニアさんがおっしゃったように一人一人違うのだろうな。
太一くん「当事者や家族と向き合っている林さんだからこそ今一番危惧していることはどんなことですか?」
川崎の事件のあと報道のあり方を見て今回のような事件は起こりうると予想したと林さん。
林さん「たくさんの報道がひきこもりとくっつけて報道されたことでたいへん多くの当事者やご家族の方がパニックといいますか、」
太一くん「不安に思っている」
林さん「とても不安で混乱しているんですね。」
相談の電話などもたくさんかかってきていると。
林さん「私は必ず『あなたは一人じゃない、同じような気持ちをしている人がいてつながることができるので大丈夫だから』ということをお伝えしたいなと思っています」
林さんらの団体のような相談できる窓口がもっと増えればいいなと思います。
かなり時間を割いて力が入った特集でした。
特にひきこもり問題については声明文を出した団体の方に解説をお願いしたのは本当によかったと思います。
ひきこもり問題については、報道したらいけないではなく報道の仕方なんだなあと。
メディアの自己満足で終わらない、何かしら当事者やご家族の助け、あるいは助けにつながるヒントになるものでなくては意味がない。
さて、ここからまた戯れ言です。
ひきこもりについてもそうですがどんなものにでも偏見を持つ人は少なからずいる。
自分もですが。
今日のビビットのこの特集についてのTwitterの呟きを検索してて見かけました。
自分は実は昔、アニメファンでした。
でした、って過去形にしたけど今もアニメは好きです。特撮なんかも好きです。もっとも今はジブリかディズニーくらいしか観ないですけど。
その当時、アニメファンは今よりもっともっと偏見の対象だったと思う。アニメは小さい子どもが見るもの、高校生くらいになって見てるのは恥ずかしい、そんなことを言われたりもした。
そして今の自分はいわゆる『ジャニヲタ』である。
どうせアニメヲタは、というのとどうせジャニヲタは、というのは似てる。
ご自身が ヲタク(この言葉好きじゃないけど)で偏見の対象になっていると嘆きながら一方でジャニヲタは~と別の趣味に対して揶揄する人もいるかもしれない。もちろん逆のケースも。
そしてどうせマスゴミは、というのも似てる。
とにかく『マスコミの報道は悪いに決まってる、マスゴミだから』そんな風な考えに凝り固まってる人もいそうだ。
ある部分だけを切り取って『酷い酷い』。またそれを実際に番組をご覧になってない方が『そんな事言ってたの?酷い』と拡散。
お気づきにならないのかな?
それも偏見だし一方的では?(自分も含めてね)
(※ ブログにも書いてるように一部番組で気になるところがあったのも事実です。)
って思ってたらTwitterのTLに別の方の呟きが流れてきました。
やはりきちんと冷静に捉えている方も大勢いらっしゃるのですね。
容疑者は殺害した息子である男性と一緒にコミケに参加したこともあったのですね。
イラスト、上手だな(ご本人がなくなった今、イラストをテレビで流す許可とか誰にとってるんだろうかとか思わなくもない)、と思ったら被害者の方はそうした学校にも通っていらっしゃったのですね。
いろいろ夢もあったろうに。
被害者の方の知人だという方への電話取材。質問の内容が少し気になる。無理やり、なんて憶測ではないか?
VTRおわり、
ひきこもりUX会議代表理事の林氏と犯罪心理学者出口氏が解説。
ひきこもりUX会議って川崎の事件などの報道のあり方について声明文を出した団体の一つですよね。昨日ビビットで古谷アナがその声明文を読み上げてましたね。
被害者の方の家庭内暴力はおよそ30年前にはじまったとビビット。母親に成績が下がったのを理由にプラモデルを壊されたのがきっかけの一つと思われると。
その30年前のことを最近になってもまだSNSに恨みとしてあげていたことについて、林さんはひきこもったことでそこで時計が止まってしまった状態になっているからではないかと。
ひどく傷ついたこと、例えばいじめられたとかは時が経っても忘れないものだものな。それがひきこもることによりより、その記憶がより鮮明に残っていたのだろうか・・
とはいえ、その傷ついた記憶が暴力に向かうのはやはり共感できないのだけれど。
二人がコミケで目撃されたことについて。
太一くん「(被害者の方が)外に出たことに対して協力してあげよう、という行動にも見えるんですが林さんはどう見ていますか?」
推測するしかないですが、と前置きした上で、息子さんに寄り添おうとしたのかなとも感じると林さん。
ただ『本人のためによかれ』と思ってしたことも本人にとっては本当はして欲しくないことである場合もあると林さん。これは子どもに対してのみならずどんなこともそうかも知れないですね。
太一くん「よかれ、がプレッシャーにも感じてしまうこともあるということですね、本人にとっては」
事件がおきてしまったのが6月1日。
くらたまさん「他人から見たら分からないけど家の中でこうした問題を抱えている家庭はものすごくいっぱいあって。実は家族だけで解決できないんですよね」
間に介入してくれる外部の機関などもあるとくらたまさん。
くらたまさん「実は他にも選択肢があるんですよ、ってことを私たち報道機関が伝えていかないと」
堀尾さん「同僚の話を聞くと熊沢容疑者は息子の存在を言えない、隠していたんですよね。それだけ自分のプライドも傷つくかもしれないしといろんな閉鎖的な方向にいってしまって。」
誰かに話せていたら、と堀尾さん。
ひきこもり問題について。
最初に『ひきこもりだったからこの事件につながったわけではない』と強調する赤荻アナ。
中高年のひきこもりが増えている、すなわちそれだけひきこもっている期間が長くなっているということですね。林さんによると、今までのひきこもり支援は就労支援ぐらいしかない不完全なものであり、うまく機能していなかった、10代20代でひきこもっている人の本当の助けにはあまりなっていなかったからその世代の人たちがそのまま年齢を重ねて中高年になった、ということなのかな。
10代の頃の1年の間、ひきこもり状態だったジュニアさん。ご自身の経験からコメント。
ジュニアさん「神経がむき出しで。本当にびりびり。ひきこもっていること自体に自分で違和感を感じながら、でもその場所にしかいられないという、」
まわりの同級生たちとは違うと常に感じてしんどい思いで部屋にいた、とジュニアさん。
ひきこもった理由というのはジュニアさんの場合は一つではなくいろいろあると。そしてあくまでも自分の経験でしかなく他の人にもあてはまるものではないと。
100人いたら100人とも理由も違うからひきこもっている人へ『こうだからこうしましょう』という風にはいかないとジュニアさん。
ネットについては悪影響及ぼしがちだと自分も思ってしまうところがあるけど林さんによるとそうではないと。ネットもゲームもむしろ外に繋がるためのものとして専門家の方がすすめている場合もあるのですね。
またひきこもりが暴力などにつながる例も特殊な例だと林さん。
ひきこもりが問題なのではなく孤立が問題なのだと。
林さん「孤立することによって人は追い詰められて時に極端な行動に至ることはあると思うんです。それはひきこもりの人であってもなくても起こりうると思うんですね。」
孤立か。
よく分かる気がするな。
世の中で自分はみんなから疎外されている、ひとりぼっちなんだと思ってしまったらどうにも抜け出せなくなってしまうことがある。自分も思春期はいろいろあって、疎外感、劣等感や逆に妙な優越感、そして身近な人への憎しみ、さらには社会に対する漠然とした憎しみやらさまざまな感情が渦巻いていた。
助けになってくれる存在があったからなんとかそんな感情から抜け出せたけど。
ひきこもっている人との向き合い方。
干渉しすぎない、頼ってみる、家庭内だけで解決しようとしない。
これもジュニアさんがおっしゃったように一人一人違うのだろうな。
太一くん「当事者や家族と向き合っている林さんだからこそ今一番危惧していることはどんなことですか?」
川崎の事件のあと報道のあり方を見て今回のような事件は起こりうると予想したと林さん。
林さん「たくさんの報道がひきこもりとくっつけて報道されたことでたいへん多くの当事者やご家族の方がパニックといいますか、」
太一くん「不安に思っている」
林さん「とても不安で混乱しているんですね。」
相談の電話などもたくさんかかってきていると。
林さん「私は必ず『あなたは一人じゃない、同じような気持ちをしている人がいてつながることができるので大丈夫だから』ということをお伝えしたいなと思っています」
林さんらの団体のような相談できる窓口がもっと増えればいいなと思います。
かなり時間を割いて力が入った特集でした。
特にひきこもり問題については声明文を出した団体の方に解説をお願いしたのは本当によかったと思います。
ひきこもり問題については、報道したらいけないではなく報道の仕方なんだなあと。
メディアの自己満足で終わらない、何かしら当事者やご家族の助け、あるいは助けにつながるヒントになるものでなくては意味がない。
さて、ここからまた戯れ言です。
ひきこもりについてもそうですがどんなものにでも偏見を持つ人は少なからずいる。
自分もですが。
今日のビビットのこの特集についてのTwitterの呟きを検索してて見かけました。
自分は実は昔、アニメファンでした。
でした、って過去形にしたけど今もアニメは好きです。特撮なんかも好きです。もっとも今はジブリかディズニーくらいしか観ないですけど。
その当時、アニメファンは今よりもっともっと偏見の対象だったと思う。アニメは小さい子どもが見るもの、高校生くらいになって見てるのは恥ずかしい、そんなことを言われたりもした。
そして今の自分はいわゆる『ジャニヲタ』である。
どうせアニメヲタは、というのとどうせジャニヲタは、というのは似てる。
ご自身が ヲタク(この言葉好きじゃないけど)で偏見の対象になっていると嘆きながら一方でジャニヲタは~と別の趣味に対して揶揄する人もいるかもしれない。もちろん逆のケースも。
そしてどうせマスゴミは、というのも似てる。
とにかく『マスコミの報道は悪いに決まってる、マスゴミだから』そんな風な考えに凝り固まってる人もいそうだ。
ある部分だけを切り取って『酷い酷い』。またそれを実際に番組をご覧になってない方が『そんな事言ってたの?酷い』と拡散。
お気づきにならないのかな?
それも偏見だし一方的では?(自分も含めてね)
(※ ブログにも書いてるように一部番組で気になるところがあったのも事実です。)
って思ってたらTwitterのTLに別の方の呟きが流れてきました。
やはりきちんと冷静に捉えている方も大勢いらっしゃるのですね。