レ・マイヨS 起こし中。
先代に使っていた BRS200 の前側が行方知れずになってしまったらしく見つからず、でもSHIMANO の 105(ダブル・ピボットのやつ)は恥ずかしくて付けたくないので、結局探してきた。
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AGCエアロ。
空気抵抗を少なく、というコンセプトで開発された商品のひとつ。SHIMANO aX に対するJEX連合の回答。
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キャリパーのアームが上に伸びてます。正面投影面積を減らすため。
(尤もここまで頑張ったにしては、空気抵抗の削減は微々々々たるもの)
正面投影面積を減らすための努力は、こんなところにも。
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シューを取り付ける台座は、偏心しているナットを介してシューの高さを調整。
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もっと低い位置に取り付けるには、シュー取付ボルトを写真の右側から下側までずらして固定する。通常、シューは縦長に開けられた穴を上下して位置決めするため、高い位置に取り付けると下側が余ってしまい、正面投影面積が増えちゃう、という。
ケーブルの取り付け方法もちょっと変わってきて
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ハンドルから直接キャリパーにケーブルを引くと、ハンドル出口のところが急角度に曲がってしまうので、とりあえずステムの後ろを通して緩やかになるようラインを調整した。
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バーテープの終わりあたりから引き出せば、極端な折れ曲がりは防げそう。
もちろん
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後ろもこんな感じに。
もうちょっとラインどりを考えよう。
空気抵抗低減策はこんなところにも
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翼断面型のシュー!いや、この場合向かって右側が前なのか、左側が前なのか、検証が必要。ちょっとのけ反るね。
こういう細かい所で努力しても、軽減に貢献したとは言えない(それが証拠にこの後、「エアロデザイン」を意識したコンポは出てない)けど、設計陣の(自己)満足感は十分満たされたんじゃないのかな。結果的に無駄足になったけど、そういう寄り道は好き(SHIMANO aX も失敗作だったし)。マイクロライトコンセプトの頃のコンポーネンツは一番美しいと感じるので、これはこれで満足です。
まぁ、一番面白かったのは、aX もそうだったんだけど「ブレーキが全然効かない」。そんなところまで意識しなくても良いのになぁ。そういえばBRS200もその軽さから「車検用ブレーキ(つまり効かない)」とバカにされてたし。
※手元に来てからいろいろと分かったんだけど、コレは前期モデル。袋ナットの代わりにありきたりのナット2枚で止めて、それにエアロ形状を意識した樹脂カバーナットが付いてたらしい(但し外れやすい)。ブレーキシューもつるつるだったので、後でサンドペーパーで面出ししてやろう。
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