鉄レーサー32穴プロジェクト、思いついてから作業完了まで半月、部品が揃って作業開始してからは…パスハンターのホイールをバラし始めるところから入れても12時間かかるかかからなかったかも。
自分でも驚いたのは、フロントホイールの作業時間。ハブにスポークを通し始めて振れ取り終わるまで1時間、これには理由があって、ニップルを回すときに「同じ回数だけ」最初に締めておきました。これで大まかな振れ取りとセンター出しの手間が省けました。リヤでも使いましたが、さすがにおちょこ組みするには難しい。でも今まで2組組んだ中では効率的に組めたと思います。組みあがったと思ったら後輪がJIS組になっててやり直ししたとか、バルブ穴上交差(実際には正しい位置の隣)とか、バルブ穴からハブのマークが見えなかったりとか、初心者にありがちなミスが組み込まれているのがご愛敬。
きれいな見かけのわりに回転が渋いな、と思ったら、キャラメルみたいなグリスがこびりついていたのでパーツクリーナーで洗浄してハチミツ色のグリスてんこ盛りしたり、スラッジまみれのボスフリーも洗ってオイル射して、駆動系のリフレッシュも済ませました。同時にキャップボルトでごまかしていたエンドアジャストボルトも新品に交換し、年相応のディテールも取り戻しつつあります。
先日、JR横須賀駅前で写真撮っていたら、強風にあおられてバイクが転倒し、その際にどうやらディレイラハンガーを歪めてしまったようで、ローに落とすたびにケージがスポークに当たってました。ディレイラの調整ねじでしばらくごまかしていたものの、やはり根本的な解決にはならなかったので、力業で解決しました。この性格はやはり鉄レーサー向きかしら。
家の前を30mほど行き来した感じでは、やはり「軽くなった」が第一印象でした。今までが8本組ばかりだったのと、ハブのグリスを交換したことも理由かもしれない。スポークのテンションについては、とりあえず気にせずに組んだので、今後の乗り方によっていろいろいじくることになると思います。
とりあえず「走れるようになった」というところまでで今日のところはヨシとしよう。
ちなみに作業中は例の現場監督の監視下に置かれていました。
by XZ-1 ; i.ZUIKO DIGITAL 6-24mm/F1.8-2.5
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